こんばんは。今日は現場からのリポートです。
今回はクーペ・カンビオコルサのミッショントラブルをご紹介します。
クラッチは他社様でOHしたが、その後、数百キロ走行後、1・2速しかギアがリリースされないとの事で、
当社に原因究明・修理でご入庫した車両でございます。(バックギアも入らない!)
まず、テスターでもエラーが出ず、ミッション警告灯も点灯せずという状態。まずはカンビオポンプの
オイル量の点検とエア抜きを実施。
しかし何も改善されず。。。。 テスターにも出ないのはやっかいです。(非常に場所が狭く手が入りにくいです)
そして原因究明作業を繰り返し、行き着いたミッショントラブルの原因個所は・・・・・
答えはギアアクチュエーターパワーユニット!でした!この部品を交換するにはトランスアクスル(デフとミッションの一体化)ごと
降ろさないと作業が大変なので、トランスアクスルを降ろすことにしました!
まずは、ドライブシャフト・マフラー・油圧ホース・デフオイルクーラー配管・サイドブレーキワイヤー
などなど、トランスアクスルを外すのに邪魔になるものをすべて外します。
トルクチューブ(プロペラシャフト)とトランスアクスルを切り離します。(固定ボルトは15ミリと珍しいサイズです。)
真後ろからトランスアクスルを見た所。後は降ろしてギアアクチュエーターパワーユニットを取り外す作業です。
続きはまた次回!