こんばんは！
今日で11月も最後ですね。
いよいよ今年も残す所後1ヶ月となってきました。
年の瀬もせまり、当社もだいぶ慌しくなってきましたが、
今日は日曜日という事もあり、沢山のお客様で賑わっていたアウトピッコロです。
さて、今日の作業場からは・・・
マセラティ・クーペのミッションエラーランプ点灯・修理のお話です。
マセラティ・クーペは、皆さんご存知のように、クラッチ操作をコンピューターで行う、
マニュアル・モード付きオートマチック車なのですが、
マニュアル・モードで走行中、ミッションの警告灯が点灯して、勝手にオートマモードに切り替わり、
ギアの変速が出来なくなるばかりか、バックギアも入らなくなるという症状が出る、
という事で、入庫してきました。
ミッションの警告灯が点いているので、まずは、テスターに掛けてみましょう。
テスターの結果は・・・
リバースＳ／Ｗの不具合とパドルシフトダウン側の不具合と出ました。
クーペ系の場合、リバースＳ／Ｗにオートモード、マニュアル・モードの切り替えや、スノーモードなどの、
制御ユニットもあるので、一番怪しいです。
ですので、とりあえず当社にある部品と変えてみましょう。
ん～！まだ点きますね
それでは、もうひとつの可能性、パドルシフトを点検します。
アップ側の電圧、ダウン側の電圧共に異常なし。
パドルシフトに使われているＳ／Ｗは、小さいＳ／Ｗなので、その接触不良も考えられます。
そこで、接点復活剤を塗布して、再度点検。
一旦症状が消えましたが、しばらくすると、再度点灯しました。
パドルシフトの不良で間違いないようです。
原因はマイクロＳ／Ｗの接点不良だと思うのですが、マイクロＳ／Ｗでの部品供給はないので、
パドルシフトはアッシー交換しかありません。
そこで、お客様にご連絡。
『交換して下さい』という事で、パドルシフト交換になりました。
パドルシフトを外す為には、まず、ハンドルを外さなければ、いけません。
という事で、エアバックを外します。
もちろんバッテリーのターミナルは外しておきました。
コラムカバーを外して
ハンドルを外すとこんな感じになります。
これで、パドルシフトが外せます。
後は、部品を取り換えて組み戻すだけです。
と、書くと簡単に見えますが、結構大変なんですよ
で、交換が終わった所です。
また、今回はリバースＳ／Ｗも心配だという事で、リバースＳ／Ｗも交換しました。
交換後、再度点検、試運転もしましたが、警告灯が点く事もなく、
異常は見られませんでした。
初めてのマセラティで色々気になっているようですが、
当社にメンテナンスはお任せ頂ければ、安心して長い間お乗り頂けると思いますので。
Ｙ様、これからもお気軽に遊びに来て下さいませ。
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今日は朝から雲が低くたれこめ、時折、陽が射す程度のお天気だった
突然メーター内のエンジンチェックランプが点灯したので
さらにウオーターホースを外すので
これじゃセンサーが信号を読み取れずにエラーがでるわけですね
外していた部品を元に組み戻し、クーラントを補充しエア抜きをして、チェックエンジンランプが
昨日の雨模様から打って変わり、今日は暖かくて過ごしやすい日となりました
今回ご紹介したノックセンサーは前方側・後方側でも交換作業時、外していく部品が
