Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
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ジュリエッタのエアコン強化作戦

2012-08-09 09:32:18 | 修理日記

禁断のフロン12+NEWコンプレッサー

遠路お預かりしているType116ジュリエッタ2.0のメンテメニューでエアコンは出来るだけ
効くようにして
というご要望がありました。

Drは安請け合いしたものの、よ~く考えたら、この最終モデルでさえ新車時からそれほど
強力といえないポテンシャルのACでした


純正ヨーク型コンプレッサー               漏れありw


万年微風モードの風量w               

とりナマズ、現行の状態ではお話になりませんので、一つずつ改善することにしました。

エバポレーター風量不測は例の電圧不足が原因でしたから、バイパス手術のみで復活しました。


ロータリー型新品にに交換            アライメントは完璧      

マウントを改造すれば、交換できます。

製作はアルファのクーラー付けのオーソリティPF氏にお願いしました。

言っておきますが、

耳(みみ)を付けただけやん

と、言う無かれザンス。

これは禁句ダス(笑)。


期待を込めてガスチャージの図

今後のことを考えて、使用する冷媒はR134aに変更も検討しましたが、冷え重視で禁断の
R12旧冷媒にしました。

こちらのほうが5度くらいは冷えますから、リスクよりも効き優先ダス!。

しかし、効きはあんまし良くはありましぇん

少々(かなり)落胆のDrです

このままではオーナー様に顔向けは出来ましぇん。

気を取り直して、PF先生のアドバイスに従い対策することにしました。


アディショナルファンを追加

特にアイドリング時の冷えが足りなくて、走り出すと冷え出します。

やはりコンデンサーの風量が足りずに、低圧も下がりません。

PF氏よりGETしたアディショナルファンは懐かしいアルフェッタに装着されていたもの
ですね。

更に通常のラジエターファンも片側は、コンプレッサーと同期して回るようにしました。


ミニマム温度

例のAC添加剤を扱ってから、温度計とお友達のDrです(笑)。

この温度を維持してくれたら言うことはないのですが、この後は温度が上昇します。


MAX温度?

以前はもっと上がりましたから、随分と改善されたと思います。

この後は温度は下がりますので、ミニマム~MAX間がアイドリング時の平均温度です。


低圧も下がった

3Kg/cm2以上であった低圧も下がりましたので、風量アップは効果適面です。

たぶんこれが、新車時のジュリエッタの本来の効きくらいに戻ったのではと思います。

今日は、実際に走ってみて効き具合を検証してみます。

ちょっと楽しみなDrであります 






コメント
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