Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
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低走行距離にご用心

2012-08-19 09:20:04 | 修理日記

ザガード同士のお付き合い(意味不明)

今回のテーマは画像右のSZ(ES30)の車検入庫ダス。

この固体は1996年に販売したのですが、お客様は殆ど乗られてません。


実走行1.4万km

履歴を調べてみました。

1996年納車      12,000km
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  ・
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2004年車検      13,700km
2006年車検      13,800km
2008年車検      13,900km
2010年車検      13,900km?


納車時より16年間で2,000kmですから、年間平均は125km!です。

月平均では約10kmしか乗られてないことになります。

現実的に殆ど載られませんから、故障も無いと言えばないのですが、
今回は少々異変が起きました。

お客様の修理要請は基本的には何もありませんでした。

しかし、

陸運支局車検ラインでいきなりオーバーヒート


電動冷却ファン回らず

ショップに比較的近い隣県から高速をスッ飛ばしてきたら、ファンは不要かもしれません
から、もしかして入庫時以前から壊れてたかもしれません。

電気系のトラブルいは違いありません。


ヒューズボックスが崩御w

基本的に修理不可能ですから、手持ちの75用と交換しました。

更にヘッドランプにも異常を来たしてHiビームが消えないと言う症状も呈しました

何とか配線を改善して直したのですが、今度はそれまで好調であったエンジンがいきなり
不調になりました。

明らかに一気筒が不発状態になりました


インジェクターノズルがスティック?

外して実験したら、霧状の噴霧でなくて、ボタ落ち状態でした。

こちらも手持ちの中古品と交換して復活しました。


以上、SZでも余り例を見ないトラブルです。

たぶん、もっと乗っておられたら起き得なかったと思われます。

他にも数年間放置の155V6不動車をお預かりしてますが、こちらは燃料ポンプ内が
完全に崩御してました。

乗らないクルマは少なくとも見える箇所は痛まないし、低走行の上物なんですが、
度を越すと見えない箇所が壊れるということです。

やはりクルマは動かさないとダメというのが結論ダス。


















 

コメント
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