Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
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電圧降下にご用心

2012-08-02 09:32:48 | 修理日記

1985yジュリエッタ(type116)

夏になると増えるのが、エアコンを始めとする電機周りの修理です。

アルファでは75辺りからは特に問題ないのですが、過渡期とも言えるそれ以前のモデル
です。

即ち、変に電機仕掛けが装備されたモデルということです。

特にメーカー装着のエアコンが秩序を乱していることになりますw。


風量が弱すぎ

冷え以前に扇風機なら微弱くらいの風量ではお話になりましぇん。

検証すると、ブロワーモーター以前に電圧ドロップしていることが判明しました。

原因は配電ボックスや配線の老化で電機がまともに流れてないのです。

ジュリエッタの場合はバッテリーから直接電機を引きなおすことで解決しました。


亀のように遅いパワーウインドウ         GTV6の例

ジュリエッタと同年代のGTV6にも病状が認められるようです。

無負荷であっても亀速度のパワーウインドウに加えて、エアコンをONすれば、ウインカー
も出なくなりました

更にワイパーも同様な症状を呈しているようです。


リレーを追加              賑やかでスイマセンw

ジュリエッタと同じ理由で電圧降下が元凶です。

老化した電機経路を修復するのは事実上不可能です。

こういう場合は、人間と同じように、

バイパス手術ダス!   

老化した電機経路をカットして、新たに配線を引きなおすということです。

これは特に珍しくはなくて、昔からある手法です。

GTV6のパワーウインドウは5倍は速度が上がりました


PWがSTDのGTV6

この年代のアルファにお乗りの方は要注意ということになります。




コメント (4)
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