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豪暮らしの覚え書き

日々の暮らしの覚え書き。

自己免疫疾患 その6 - 診察日、仮診断結果

2022-09-11 | 病気・歯医者・健康

自己免疫疾患 その1 - 白血球減少から指の痛み

自己免疫疾患 その2- 検査結果

自己免疫疾患 その3 - 予約日が遠い

自己免疫疾患 その4 - 炎症止めの薬を飲み始める

自己免疫疾患 その5 - パブリック病院から連絡が来る

からのつづき

*GPの説明が面倒なので オーストラリア GPとは とかで検索してみてください。

 

予約日当日までドキドキしながら待つが何事もなく(予約キャンセルとか)当日を迎える。

GPや小規模のクリニックには何度も行ったことあるが大きい病院は初めて。

予約時間の30分前に到着。

受付で予約がある事を伝えると病歴とかアレルギーなど色々聞かれた。

今までの経験から初診だと問診表なものに自分で記入するし、

英語の問診表だから記入するのに時間がかかるから早めに到着したんだけど、

問診表を自分で読んで記入するより数倍も早く終わった。

 

その質問の中で「What is your religion?」と聞かれ、質問の意味が分からず聞き返し、

「Religion」ってなんだっけ???状態。

『Religion』って何ですか?と聞き返したら、受付の人が「クリスチャンとか・・・」と言ったので、

あー!宗教ね!!普段使わない単語って忘れる。

*これでも在豪歴もうすぐ20年です 笑

「Non religious(ノン リリジャス/無宗教)」と答えた後に登録終了し、

「リウマチ科へ行って待ってください。」と行き方を説明される。

病院で宗教を聞かれるなんて今までになかったことで大きな病院は違うなと思った。

 

言われた場所に行くとすでに5人待っていた。

予約時間になっても過ぎても先に居た人たちも呼ばれずに待っている。

その内の一人が「まだかしら?」と独り言を言いながらリウマチ科の人に「どのくらい待つの?」と聞いてた。

そしたら「今日は忙しくてすごく遅れているんです。」と。

テレビのニュースでも病院が逼迫していて大変と言ってたっけ。

そういう事態なのは皆知っているからだろう、その後は誰一人愚痴も言わずひたすら自分の名前が呼ばれるのを待っていた。

待っている間にワゴンで無料のコーヒーサービス(ビスケット付き)が来た。

私、コーヒーは好きではないので頼まなかったら「ビスケットは食べる?」と聞かれるも多分血液検査すると思うから遠慮した。もしかしたら紅茶もあったかも。

聞けばよかったと行ってしまった後に思った。

このサービスも大きい病院だからかなと。うれしいです。

 

やっと自分の名前を呼ばれたのが予約時間の2時間後!

大分待ちました!!でも3か月以上待ったんです。2時間なんてあっという間ですよ 笑

年配の医者で「大変遅れて申し訳ない」と。いえいえ、とんでもないです。

GPからもらった3月の血液検査結果を先生に渡し問診からスタート。

いつどんな状況から痛みが始まったか炎症止めを飲む前の状態、飲んでいる今の状態。

など色々な問診後に今度は視診、触診と関節の曲げ伸ばしなどのストレッチをして痛みの有無をその都度聞かれる。

そして・・・、

 

「Rheumatoid arthritis(リウマチ)ではないですね。軽度のLupus(ループス/全身性エリテマトーデスSLE)です。」

え?リウマチじゃないの?てっきりリウマチだと思っていたよ!!

「関節がリウマチの症状ではないですね。この後に血液検査、尿検査、レントゲンを撮るけれど、

血液検査などの検査結果後、もしリウマチでも処方する薬は一緒です。軽度なので薬を飲んでいればほぼ大丈夫。」と。

GPの医者も「リウマチもループスも薬は同じ」言っていたのを思い出した。

各種検査フォームと処方箋を出してもらって再診は3ヶ月後ですと。

え?3か月も後なの?と聞いたら、

「薬が効き始めるのが8-12週間後なのでその後に検査結果とまたその時に血液検査してさらに3ヶ月後に再診です」と。

はぁ、まあ薬を処方してもらえたので一安心。

薬はPlaquenil 100 tablets $19.99 / Hydroxychloroquine 200mg これを食事と一緒に一日1錠飲む。

最後、医者に「紫外線はなるべく避けるようにして。外出するときはサンスクリーンクリーム(日焼け止め)を塗るように。紫外線対策しないと悪化の原因になるからね」と言われた。

*こちらでは全身性エリテマトーデス(SLE)を簡単に「Lupus ループス」と呼ぶ

 

3ヶ月後の予約はどこでするのかリウマチ科の人に聞いたら

「こちらで予約日が決まったらケータイに連絡がいきますのでそれを待ってください」との事。

公共病院は自分で予約日を決められないんですかね?

初めてなので分からないけれど、無料なのでそういう事なのかも。

 

リウマチ科は別の棟にあったので道路を渡ってメイン病棟にあるRadiology(医療画像診断センター)でレントゲン(x-Ray)を撮りに行った。

受付をして15分くらいで呼ばれた。

手と膝のレントゲンを形と角度を変えながら何度か撮った。

その時にレントゲンの機械に目をやると「Made in JAPAN」の文字が。

日本語で「島津製作所」とシールがあった。

全く知らない会社だけれど日本製だと知って嬉しくなった。

 

その後にPathology(病理学)へ行き血液と尿検査。

レントゲンと同じフロアーにあったので移動が楽だった。

でも、結構待ちますとの事。

別の日に来ても、別のクリニックへ行かれても良いですよと、言われたが一度に終わらせたいので待つことに。

一時間後に呼ばれる。

無事に血液採取して帰ろうとお礼を言って数歩進んだらナースさんが「あ!尿検査!!」と。

お互い忘れていました。 お互い疲れているねって 笑

お医者さんやナースさん、本当にお疲れ様です。

 

病院を出たのが到着してから4時間後になってしまった。

ただ待っていただけなのにすごく疲れた。

そしてリウマチではなくLupus(全身性エリテマトーデスSLE)と診断(正確な診断は3ヶ月後)された。

ずっとリウマチだと思って過ごしてきたので安堵と新たな不安が・・・。

 

その7 - 薬物治療開始

 へつづく

*体の調子が良い時に更新するので続きまでの間が長くなると思います。ご了承ください。


自己免疫疾患 その5 - パブリック病院から連絡が来る

2022-09-05 | 病気・歯医者・健康

自己免疫疾患 その1 - 白血球減少から指の痛み

自己免疫疾患 その2- 検査結果

自己免疫疾患 その3 - 予約日が遠い

自己免疫疾患 その4 - 炎症止めの薬を飲み始める

からのつづき。

*オーストラリアの医療について説明が面倒なので オーストラリア 医療 とかで検索してみてください。

 

パブリック病院からウェイティングリストに入ったと手紙が来てから1か月後にケータイにメッセージが届いた。

「あなたは現在リウマチ科のウエイティングリストに載っていますが継続するために『Yes』か『No』を送ってください」

もちろん「Yes」ですよ。

 

更に3週間後に同じ内容のメッセージが届いたので「Yes」と送る。

そしたらその日に予約日が送られてきて承諾するなら「Yes」を送ってくださいと。

Yesと送ったら予約確定とクリニックの場所がメッセージで送られてきた。

予約日は6月末頃でプライベートクリニックより約2週間前。

パブリックの方が早い予約日で嬉しかった!何せ無料ですから!!

一応プライベートクリニックの予約もキープしておく。

 

そして、6月初め頃にプライベートクリニックから連絡が来て予約日変更のお願いが来た・・・。

変更の日が9月半ばになるとの事。ええ??

でも、パブリック病院の予約が取れたのでプライベートの方はキャンセルにした。

この事を後で物凄く後悔することになる・・・。

 

パブリック病院の診察予約日(6月末)10日前にメッセージが届いた。

「あなたの診察予約日がキャンセルになりました。新たな予約日が決まったら連絡します」と・・・。

ええーー!そんな事ってあるの??予約日10日前にだよ!!!

あぁ、プライベートクリニックの予約をキャンセルしちゃったのに・・・。

 

もうどうしようと焦った。

また3か月待たされるの?

新たにプライベートクリニックへ予約するしかない。

そしたら翌日にパブリック病院からまたメッセージか届き「予約日が決まりました。承諾するなら・・・」

はいキターーー!!まさかこんなに早く来るとは思わなかったのですごく嬉しかった!!!

プライベートクリニックに連絡する前で本当に良かった!

その予約日(7月半ば)は最初の予約日の2週間後でプライベートクリニック予約日(キャンセル済だけど)の次の日だった。

はぁ、安心。いやいや、この国だものまだ何があるか分からん。

予約日承諾の「Yes」を送ったのに確定メッセージが翌日になっても届かない。

どうして?と不安だったので電話で聞いてみたらちゃんと予約取れていた。

良かった。

いやいや予約日当日まではまだ安心できないな。

 

その6 - 診察日、仮診断結果

へつづく

*体の調子が良い時に更新するので続きまでの間が長くなると思います。ご了承ください。


自己免疫疾患 その4 - 炎症止めの薬を飲み始める

2022-08-30 | 病気・歯医者・健康

自己免疫疾患 その1 - 白血球減少から指の痛み

自己免疫疾患 その2- 検査結果

自己免疫疾患 その3 - 予約日が遠い

からのつづき。

*GPの説明が面倒なので オーストラリア GPとは とかで検索してみてください。

 

スペシャリストの予約日まで3か月あるが指がどうしても痛い。

朝が一番酷いけれど昼間も痛みは続いている。

タオルがしっかり絞れない、瓶のふたを開ける時に指が痛い。

GPに予約を入れ炎症止めを処方してもらうことにした。

パブリック病院から先生にも手紙が来ていて、私に届いた手紙と同じの内容との事。

プライベートクリニックの予約日の事を言うと「そっか、プライベートでもそんなに待つんだね。

パブリックの方が早ければ良いね」と。

まあね、パブリックが早ければ無料だからね。

プライベートクリニックの方は診察料が450ドル近くかかるがメディケア(国民健康保険)を使うので

実際に支払うのは240ドル位になる。

高いなー!

 

その他にレントゲンを撮るなら(確実に撮る)その費用もかかるし、

レントゲンの機械がそのクリニックになければレントゲンの予約も取らないといけない。

予約日まで時間があるからレントゲンを先に撮っておくのはどう?とGPの先生に聞いたら、

「3か月も先だし、まずはスペシャリストに診てもらってからの方が良いよ。」と。

 

とにかく指の痛みが酷いので炎症止めを処方してもらい薬局に行って買ってきた。

「CELEBREX」と言う薬で30カプセル入り14ドル。

一日1カプセル飲む。

薬剤師さんが「この薬は『Panadol(パラセタモール/アセトアミノフェン)』以外は一緒に服用できないので注意してください」と言われた。

頭痛持ちで頻繁には薬を飲まないがイブ(イブプロフェン)を飲んでいるけれど、パナドールはあまり効かないんだよね・・・。

 

3回リピート付きの処方箋なので合計4か月分の薬が買える。

 

飲み忘れが無いように日付を書いた。

飲み始めて翌日はいつもと同じ痛みで薬が効いてない感じ。

5日後、朝の痛みは変わらずだが1時間後くらいには痛みが和らいでいる感じ。

1週間後、薬が効いているのか朝の指の痛みも薬を飲む前よりも良くなっている感じ。

痛いのは相変わらずだけれど昼間は大分痛みが和らいでいる。

10日後、タオルもしっかり絞れる。

痛みがなくなったわけではないが薬を飲んでよかった!と思えるほど痛みが和らいでいる。

 

指の運動もしている。

グーパーグーパーをしたり友達からもらった柔らかいボール(テニスボール程の大きさ)をにぎにぎ。

指を広げると小指がカクっとなる。調べたら「バネ指」らしい。

これは腱鞘炎とのこと。

今のところ仕事にはそれほど支障はないが指の痛みもさることながら、

とても疲れやすいしだるいので休み休み仕事をしている。

自宅で仕事をしていて本当に良かった。

 

その5 - パブリック病院から連絡が来る

へつづく

*体の調子が良い時に更新するので続きまでの間が長くなると思います。ご了承ください。


自己免疫疾患 その3 - 予約日が遠い

2022-08-21 | 病気・歯医者・健康

自己免疫疾患 その1 - 白血球減少から指の痛み

自己免疫疾患 その2- 検査結果

からのつづき

*GPの説明が面倒なので オーストラリア GPとは とかで検索してみてください。

 

GPの医者に紹介状を2か所(パブリックとプライベート)に送ってもらって1週間経った頃に

パブリック病院から手紙が来た。

予約日の手紙かな?と思ってみたら「ウェイティングリストに入りました。カテゴリーは2です(カテゴリー2の意味は長くて90日待ち)予約日が決まり次第クリニックから連絡がいきます」と言う内容だった。

予約日の手紙じゃないんかーい!とツッコミを入れたくなった。 笑

そして、3か月待ち。分かっていたのでやっぱりなと言う感じ。

病状が悪化したり急を要する場合はGPか救急に行ってくださいとも書いてあった。

 

2週間経ってもプライベートクリニックから何のアクションもないので電話してみると、

「紹介状はいつ送られました?」と。え?GPが送ってくれたはず・・・

送られたであろう日にちを言うとメールでちゃんと届いていた。見忘れたらしい・・・。

この国、こういう事良くあるんです!

「2,3日後に予約日をお知らせします」と言われた。

そして4日経っても連絡がこずまた自分から連絡したら連絡し忘れたと・・・。

怒ってもストレスなだけなので予約日を聞くと「7月半ばになります」との事。

やはり3ヶ月後。その予約日を取ってもらう。

 

予約日までまだまだ先。

焦ってもしかたない。

 

その4 - 炎症止めの薬を飲み始める

 へつづく

*体の調子が良い時に更新するので続きまでの間が長くなると思います。ご了承ください。

 


自己免疫疾患 その2- 検査結果

2022-08-09 | 病気・歯医者・健康

自己免疫疾患 その1 - 白血球減少から指の痛み

 からのつづき

 

不安で緊張しながら待った5月(2021年)の検査結果・・・白血球が上昇!!

まだ少し低いけれど大丈夫な範囲と。他も概ね正常。

ただリウマチの数値が少し高いのが気になるけれど今のところ問題なしで、

4か月に一度GPで血液検査をしてと言われた。

大きな問題がなくすごく安心した。

 

GPで10月に血液検査(血液専門医での血液検査以降初めて)やはりリウマチの数値15 IU/mL(正常値 14 IU/mL 以下)が気になるけれど様子見。

*GPの説明が面倒なので オーストラリア GPとは とかで検索してみてください。

 

そして今年2月(2022年)、今回の手の痛み。GPに予約して症状を伝え血液検査をしてみると、

リウマチ(Rheumatoid Foctor )の数値が21 IU/mL (14 IU/ml以下が標準)。標準値以上だけれどポジティブではない。

ANTI-NUCLEAR ANTIBODY(抗核抗体)がポジティブ。

Extractable Nuclear Antigen (抗ENA抗体 )がポジティブ(陽性)

Possible clinical association (考えられる病気関連)

Sjogren(シェーグレン症候群), SLE(全身性エリテマトーデス), scleroderma(全身強皮症), others(その他)

GPの医師が「Autoimmune disease(自己免疫疾患)ですね。リウマチはネガティブだったけれどネガティブでもリウマチになる人もいるから。血液検査を見るとLupus(ループス / 全身性エリテマトーデス)が可能性高いけれど、

あなたには特徴的な頬の赤み(蝶のような紅斑)がないのよね。どっちにしろ、リウマチとループスの薬は同じものだから。リウマチの専門医に診てもらうように。」と。

 

医師が「パブリック病院なら今紹介状送ることができるけどどうする?パブリックだから3か月は待つかもだけど。」

と聞くので送ってもらった。

こっちの医療システムは救急以外は予約が必要で日本みたいに病院に行って受付して診てもらうわけではないので時間がかかる。

空きがあればすぐに予約が取れたりするが大抵はすぐには診てもらえない。

今回もプライベートで探してみたがパブリックと同じ位待たされる。

プライベートクリニックの方が予約がすぐとれる事が多いがこのご時世ではね。

 

そして、「今日炎症止めの処方箋出せるけど、それとも専門医に診てもらってから処方箋出してもらう??」と聞かれたので、

専門医に診てもらってからにします。と答えた。

 

GPから帰宅した後に一応プライベートでも予約を取っておきたく、

探したリウマチ専門医に紹介状を送ってもらえるかGPに連絡して聞いてみると専門医に送っておくとの事。

 

紹介状を送ってもらったクリニックからの予約の電話待ち。

プライベートクリニックから何の連絡もなく1週間。

どうしたのかと電話で予約状況を確認するも「こちらからの連絡をお待ちください。

今のところ予約できる日は早くて3か月後です。」と言われた。

 

もしリウマチだった場合、治療が早ければ早いほど良いとネット情報。

あぁ、こっちの医療システムって時間がかかって本当にまどろっこしい!!

 

 

自己免疫疾患 その3 - 予約日が遠い

 へつづく

*体の調子が良い時に更新するので続きまでの間が長くなると思います。ご了承ください。