ななころびやおき

おっちょこちょいで好奇心旺盛なアラフォー主婦の七転び八起きな日々

一年経って

2012年08月07日 | 家族の事
書きかけの旅行記もあるのですが、ちょっとご無沙汰してしまいました。
続けて毎日書くと書けない日が残念なのですが、かといって無理してまでと思うので、マイペースを貫いています

ご無沙汰の理由は、土曜日に父の1周忌法要が有った為でして、一年前の8月1日に父が急死しました。
予想外の急死だったので、衝撃は大きかったですし、その後の処理もとても大変でした
だから、去年の夏は暑さもさることながら、大変さの方が印象に残っているくらいです。

周りの方にも余り知らせずにいたので、後から喪中ハガキを送ったら、色んな方から驚かれ心遣い頂きました
確かに63歳という年齢は明らかに若く、普通に考えれば落胆が大きいと思われる事でしょう。
けれど、私達家族にとっては長年の苦労が終わった日であり、
誤解を恐れずに書くなら、ある意味父から解放された喜びの方が大きかったかもしれません。

それにしても、親が亡くなるというのは本当に大変です
祖母や祖父の死とは天と地の差があるくらいやる事が目白押しでしたし、故人を偲ぶ為とはいえ、慣れぬしきたりでてんてこ舞いでした。
幸い仏事に詳しい叔母がいるので、色々教えてもらいながら母と妹と共に必死で段取りしたのが去年の夏でした。
その後は、遺産相続の手続きや、遺品の整理など秋くらいまではずっと忙しく、家と実家を常に行き来していました。
そしてようやく落ち着いたのは冬を向かえた頃でした。

今年は一周忌は何とか終わりましたが、後は初盆があります。
滞りなくつとめる事が供養だと言われますが、一丁一石ではないなと毎回思う私です。
今回も終わるとどっと疲れが出て、昨日も一日寝て過ごしてしまいました。

「父よ亡くなるにしてももう少し涼しい時にお願いしたかった。葬儀も法要も暑すぎて疲れが倍増するわ。」
と、言いたい

けれど、最後まで私達を煩わせるところが父らしいのかなと、一年経って思っています。