ほじゃさぽ通信

北海道ジャパンサポートのかわら版

ほじゃさぽ通信 春号 2018

2018年03月08日 12時57分09秒 | コーヒーブレイク
焼き肉のマチ北見







北見市民に焼き肉好きが多い理由の一説ですが、
かつて国鉄北見駅の裏側に「と畜場」があり新鮮な肉が身近にあった事が大きな要因のようです。
その「と畜場」職員が昼食時に洗い立ての内臓肉を鍋で煮込んで食べていた料理から、
その後、市役所職員らが大鍋に大量の内臓肉や野菜を煮込んだ「モツ鍋」へと進化し、
またその新鮮な精肉を焼いて仲間同士で食す文化となった事が北見市民の焼き肉好きのルーツとも言われています。
北見市がなぜ焼き肉のマチと呼ばれるようになったかというと北海道の都市(5万人以上)で焼き肉店の対人口比が一番高いからです。
人口約12万5千人の北見市は焼き肉店が約60店舗あり、1万人あたりの焼肉店数は4.6店舗となります。
ちなみに札幌は1.8店舗で釧路は2.5店舗なので北見が多い事がわかります。
ただ店舗が多いだけではなく味も確かなので北見市に来られた際は是非おいしい焼き肉をご賞味下さい。
【北見 水戸部】




タンチョウの子育て







一年を通して釧路地域に生息しているタンチョウは春から夏になると繁殖を行い、夫婦仲良く一緒に寄り添って子育てを行います。
メスは毎年二つの卵を産み、約一か月間抱卵を夫婦交代で行いほぼ同時に孵化します。
褐色の羽毛に覆われたヒナは2-3日すると巣から離れ、親の後について歩き回り始めます。
主にオスが周りの外敵を警戒して家族を守り、メスがヒナ達に餌を運びます。
それぞれの夫婦は数平方キロメートルに及ぶ縄張りを持ちその中でそれぞれの子育てを行います。
タンチョウの生態は面白い程に人間臭い一面もあるようで、子供の性格も親の先を歩くタイプ・絶対に両親の真中にいるタイプ・餌をくれるまで保護色エリアでずっと待機する慎重タイプ。また親の性格も面白く、ひたすら餌を見つけて子供に運ぶ父・ひたすら自分で食べる母・遊びにばかり行く父・夫婦で競うように餌を運びいつも一緒の仲良し親子などまるで私たち人間家族を見ているような光景と重なります。
古くから神聖な鳥とされ「サロルンカムイ(湿原の神)」と呼ばれているほど美しい体色気品あるタンチョウをご覧になって魅了されてみてはいかがでしょうか。
     【釧路 鈴木】





最新の画像もっと見る