ほじゃさぽ通信

北海道ジャパンサポートのかわら版

ほじゃさぽ通信 秋号 2019

2019年09月06日 07時55分23秒 | ごあいさつ


じょっぺんかった??


知らないと損! 10月から新制度
雇用保険の資格取得給付制度



多様な働き方を可能にする社会を目指す「働き方改革」の一環として、国は雇用保険の加入者に資格取得費用を支援する制度を次々と拡充させています。

従来からある制度の一つが「一般教育訓練給付」、資格学校などでの簿記・ファイナンシャルプランナーなどを受講した場合には費用の2割(上限年10万円)が給付されます。


この10月からは早期のキャリア形成に役立ち、資格の合格率が全国平均以上などの基準を満たす講座について、受講費用の4割(同20万円)まで給付する「特定一般教育訓練」という枠組みができます。

指定講座として、税理士、社会保険労務士などの国家資格取得を目指す講座や、介護職員初任者研修など計150講座です。(2019年8月30日現在)


また、2016年10月より看護師・介護福祉士・美容師など専門的知識の習得を支援する「専門実践教育訓練給付」が始まっています。

給付は受講費用の5割(上限年40万円)で、3年コースなら計120万円。

しかも講座修了後1年以内に資格取得して就職すれば、さらに2割(同16万円)が追加支給されます。

これまで1~3年の講座が対象でしたが、この4月からは新たに4年コースも追加されました。

この専門実践教育訓練は期間が長いだけに仕事をやめて勉強する人も多いと思われますが、講座開始時に45歳未満の離職者などの条件を満たせば、生活費として基本手当(雇用保険)の8割が講座修了まで受給できる「教育訓練支援給付金」というありがたい制度もあります。


これらの制度を利用するには雇用保険に3年以上加入する事が条件となりますが、初回利用時には加入期間は一般教育訓練、特定一般教育訓練は1年以上、専門実践教育訓練は2年以上で良いという緩和措置があります。

せっかく毎月給料から納めている雇用保険料です。

スキルアップや転職を考える際には、活用を考えてみてくださいね。


【社会保険労務士・CFP 金子隆俊】



ほじゃさぽ通信 秋号 2019

2019年09月06日 07時49分38秒 | いなかFPのつぶやき
いなかFPのつぶやき

退職後の健康保険

学生時代の友人が長年勤めた会社を退職し、夢だったお蕎麦屋さんを始めることになりました。

その友人が言うには「個人事業主は何から何まで自分でやらなきゃいけないから大変なんだね。

今までは社会保険なんて会社任せで考えもしなかったし健康保険とかどうすればいいんだろう」と。


退職するとそれまで勤務先で加入していた健康保険の被保険者資格はなくなります。

友人のように個人事業主になる場合や退職から再就職まで1日でもブランクがある場合は次の3つの選択肢から選んで手続きする必要があります。


「家族の扶養に入る」
「国民健康保険に加入する」
「従前の健康保険に任意継続する」


友人は今後一定以上の所得が見込まれることから家族の扶養に入るは選択できません。

国民健康保険は基本的に前年の収入で保険料が計算されますので、勤務中の給与水準の高かった友人の保険料は高額になります。

また、国民健康保険には扶養の概念がありませんので、扶養する家族が多ければ保険料の負担が増えます。


任意継続制度は退職した後でも在職時の健康保険に2年間に限りそのまま加入できるという制度です。

会社に在職中の保険料は労使折半で任意継続になると会社の負担がなくなりその分本人負担は増えるのですが、任意継続には保険料に最高限度額があるため、会社勤務中の前年収入が高額な人でも保険料は一定範囲収まります。

さらに任意継続には要件を満たせば一定所得の家族を扶養に入れることができ、そのことによっての負担増は無いのです。


どちらかが適切か検討した結果、任意継続の方が国民保険より手厚い給付が受けられ、国民健康保険の保険料より安かったとの事で任意継続に決めたとのことです。

若いころからの夢を追い、新しい世界に飛び込んだ友人。

応援するからね。 

【釧路 AFP 髙橋】


ほじゃさぽ通信 秋号 2019

2019年09月06日 07時44分01秒 | 保険のつぼ
保険のつぼ

2019年秋に火災保険の保険料が値上げ!





私たちの住まいや家財を火災や水災のリスクから守ってくれる火災保険。

2019年10月から大手損害保険会社の火災保険料が引き上げられることになりました。

引上げ幅は地域によって異なりますが、全国平均で参考純率の改定を受けて+5.5%程度になると考えられ、多くのケースで保険料の値上がりになります。


今回の値上げには近年次いだ自然災害の増加が関係しています。

2018年は7月に西日本で大規模な豪雨災害が起こり、同年9月の台風21号・24号も各地に大きな被害をもたらしました。

このような大きな風水害が続いて起こると火災保険の保険金支払いが急増し、保険会社の収支を圧迫し保険料の値上げにつながります。


それでは、このような保険料の値上げに対しては、どのような対応策を取ればいいのでしょうか。

これまで火災保険の相談を受けた中で保険料軽減につながった例をいくつか紹介します。

①補償額(保険金額)が再調達価額(新価)以上に設定されていたケースがあります。

 これは超過保険といって再調達価格を超えた金額は保険金の支払を受けられませんので、適正な保険金額に設定(減額)し直します。

②建物の地盤が安定した高台にあったり、高層マンションで水災リスクがほとんど考えられないのに水災の補償がつけられているケースも見受けられます。

 水災危険を取り外せることが出来る保険であれば取り外す事を検討します。

③万が一の事故があった場合の保険金に免責(自己負担額)を設定したり、臨時費用金等の付帯費用を外したり・減らしたりします。


火災保険は住宅や家財が火事や災害に見舞われて損壊してしまったときに、生活基盤の再建に向けて再取得するための費用を補償するものです。

保険料の値上げはリスクに見合った費用の負担面からは致し方ない面もあり、保険料が値上げされるからといって災害リスクが高まるなかで火災保険に加入しないのは危険な選択肢です。

これを機会に火災保険の契約内容が適切であるかどうか確認してみてはいかがでしょうか。


【札幌 東海林】



ほじゃさぽ通信 秋号 2019

2019年09月06日 07時33分45秒 | コーヒーブレイク
きたみ菊まつり






会場を約1万5千鉢の色とりどりの菊花で彩られる「きたみ菊まつり」今年は10月18日(金)~10月27日(日)、会場は北見芸術文化ホール前広場で行われます。

毎年、多くの来場者が楽しみにしているのがNHK大河ドラマをテーマにした菊人形で、北見菊人形着付会の皆さんが着付をしています。

また、菊の美しさを競う「菊花コンクール展」、北見の名産品や特産品を販売する「きたみ物産まつり」も同時開催され入場料は無料です。

期間中の土日には縁日やステージイベントも開催されます。

秋の美味しい物も見逃せないこの季節、北見に足を運んでみてはいかがでしょうか。


【北見 水戸部】




日本初のLED光源 釧路埼灯台





2019年4月、釧路埼灯台で灯器の光源が全国に先駆けてこれまでのハロゲン電球から、直径僅か2cmの範囲にLEDチップが169個も入っている「パワーLED」に変りました。

従来の電球に比べて同じ明るさを保つのに1/10の消費電力しかからず、寿命は50倍もある優れものです。

光源をハロゲン電球から「パワーLED」に交換するだけで、今まで使用してきたレンズや灯器(明治~昭和初期に製造されたものが多い)がそのまま使い続けていけるので、ハードの面でも経済性が高いと言えそうです。

釧路埼灯台の灯器のあるところの高さは水面から約51メートルあり、光力は380,000cdで約36キロ先まで光が届くそうです。

日本初のLED光源の灯台なのに、あまり知られていないのは残念です。

【釧路 金子】