ほじゃさぽ通信

北海道ジャパンサポートのかわら版

ほじゃさぽ通信 秋号 2017

2017年09月09日 19時47分15秒 | ごあいさつ


じょっぺんかった??


老齢年金の受給資格期間は10年に短縮!
受給資格期間が10年に満たない方は?


老齢年金の受給資格期間は平成29年8月1日より従来の25年から10年に短縮されることになり、新たに受給資格を持った方には順次年金事務所から案内が送付されています。

これにより、65歳以上の無年金者(約42万人)の約4割の方が年金を受け取ることができるようになるといわわれていますが、対象になるのは老齢年金(老齢基礎年金、老齢厚生年金など)で、障害年金や遺族年金については今回の制度変更の対象となっていません。

今回の制度改正でも受給資格期間が10年に満たない場合は、年金を受給することが出来ず年金事務所から制度変更の案内はありません。

そこで、現時点では10年に満たない受給資格期間を補填する制度がありますので紹介します。

① 任意加入制度

受給資格期間が足りない方や、年金額を増やしたい方のために設けられた制度で、最長65歳まで任意で加入できます。


② 特例任意加入制度

65歳以上の方で受給資格期間を満たしていない方が対象で、最長70歳まで任意で加入できます。


③ 後納制度

過去5年以内に国民年金の保険料を支払っていない方が、申出により過去5年分までの国民年金保険料を遡って納めることができる制度です。


例えば、受給資格期間が8年しかなかった方でも、上記①~③の制度を利用すれば、残りの2年(24ヶ月)分の保険料を納めて受給資格期間を10年にして年金を受給できる様になります。

とはいえ、受け取れる年金額は保険料納付済み期間等に応じたものになりますので、受け取れる年金額は期待外れの場合もあるかも知れません。

現在60歳以上70歳未満の方で10年の受給資格期間を満たしていない方は、ご自身で年金事務所に問い合わせをするか「ねんきんダイヤル」「ねんきんネット」を利用して
受給資格期間の確認をしてみてはいかがでしょうか。




【社会保険労務士・CFP 金子隆俊】



ほじゃさぽ通信 秋号 2017

2017年09月09日 19時42分17秒 | いなかFPのつぶやき
いなかFPのつぶやき

「終活を考える」
人はかならず最期を迎えるその前に


財産の整理や墓の準備など終末や死後について自ら考えて備える「終活」。

「終活」と言って真っ先に思い浮かぶのが「エンディングノートの執筆」「財産目録・連絡先と預貯金の一覧表の作成」ですが、「自分の為のお墓や埋葬の準備」も関心が高いところです。そこで、今回は「永代供養墓」と「墓じまい」について調べてみました。

 ○ 永代供養墓とは

永代供養墓とは管理と祭祀が約束されているシステムであります。法律上の定義はありませんが、条件としては次の3つがあげられます。

 ① 承継者の有無に関係なく申し込める。

 ② 生前に申し込みができる。

 ③ 永続的に管理と祭祀(供養)が受けられる。

永代供養墓の需要は、年々増えています。
単身の方や子供のいないご夫婦はもちろん、子供や家族がいる場合でも「子供が遠方にいるので、面倒をかけたくない」という方は少なくありません。

永代供養墓といってもその期間は未来永劫ではありません。
多くの永代供養墓は13回忌、33回忌までとなっているところがほとんどです。

 ○ 墓じまい

最近では、少子化により墓守をする継承者が途絶えてしまう、高齢で遠方までお墓参りにいくのが大変などさまざまな理由により、「墓じまい」をする方が増えてきました。

お墓は最後の祭祀継承者がきちんと墓じまいしないと、いずれは無縁墓として最終的に撤去処分され、中の遺骨は他人とごちゃ混ぜの合祀墓行きになります。

墓石業者や自治体のポイント調査では、すでに約40%のお墓が無縁墓化しているそうで、10年後には約60%以上のお墓は継承者不足で無縁墓になるという調査結果もあります。



そのほか「終活」で関心のある内容については「空き家になってしまう実家の処分」、そしてパソコンなどに保存する写真やメール、アクセス時に必要なパスワードといった「デジタル遺品」だそうで、時代を反映してきていますね。

【釧路 AFP 佐藤】

ほじゃさぽ通信 秋号 2017

2017年09月09日 19時37分38秒 | 保険のつぼ
保険のつぼ

【 自動車事故!!保険を使用しますか? 】

自動車を運転していて事故を起こさないのが一番ですが、どうしても避ける事ができない場合ってありますよね。

車を運転していて他人に大ケガを負わせたり、建物を大破したり、このような高額賠償ともなれば、自動車保険に頼らざるを得ませんね。

しかし少額損害の場合はどうでしょうか?

自動車保険の多くは、1等級から20等級の間で等級が割り当てられています。
通常、新規加入時は6(S)等級からのスタートとなり、1年間無事故で保険を使わなければ1等級アップします。

なお事故を起こして保険を使えば、それが対人・対物賠償・車両保険使用などの場合は3等級ダウンしますが、この等級は同じ数字でも「無事故係数」と「無事故係数に比べて割増の掛かった事故有係数」に分類されています。
(事故の形態によっては1等級だけ下がる事故もあります)

例えば20等級(無事故係数)の方が保険を使用する事故がなければ翌年は同じ20等級(無事故係数)ですが、3等級ダウン事故を起こし保険を使用した場合に翌年は17等級(事故有係数)、その翌年は18等級(事故有係数)、その翌年は19等級(事故有係数)と3年間は割り増しの掛かった事故有係数が適用され、その翌年でやっと元の20等級の(無事故係数)となります。



高額な損害事故はさておき、保険を使うか使わないかは以下の手順で判断する事をおすすめします。

1. まずは保険を使用する前提で代理店・保険会社に事故処理を進めてもらう。

2. 代理店・保険会社の担当者に保険を使った場合と、保険を使わなかった場合の翌年以降3~5年間の保険料試算をしてもらう。

3 保険を使用しなかった場合の自己負担の合計と保険を使用した場合の累計保険料を比較し、どちらが自分にとって得策なのかを判断する。

高額な損害の事故は保険を使用し、少額の損害は保険に頼らず自己負担すると割り切るのが、自動車保の賢い付き合い方なのだと思います。

【北見 水戸部】





ほじゃさぽ通信 秋号 2017

2017年09月09日 19時29分36秒 | コーヒーブレイク
【芦別ガタタンラーメン】






このラーメンは、戦後旧満州から芦別に引き揚げてきた村井後之介さんが中華料理店『幸楽』と言う店で出したのが最初と言われ、
ガタタンの名前は中華料理「ガーダ」がルーツという説があります。

芦別が炭鉱で盛んな頃、温かくとろみがあり、あっさり塩味のスープに野菜、肉、魚介類など具沢山で坑内で厳しい仕事を終えた人々の体を温め、
お腹を満たし地域の産業を支えたラーメンです。

現在も芦別の定番料理として芦別市民や観光客のみなさんに親しまれています。是非、一度ご賞味下さい。

       【札幌 東海林】


【釧路の柳葉魚(ししゃも)】





「ししゃも」は世界の中でも日本の北海道太平洋沿岸にのみ生息する日本固有の魚です。

漁期は10月から12月ころで、河川へ遡上するため沿岸に集まってきたところを漁獲します。

「ししゃも」は漁獲量が少ないため全国に出回る量は少なく、本州の居酒屋などで「ししゃも」あるいは「子持ちししゃも」と売られているものの大半は「カラフトししゃも(カペリン)」と呼ばれる輸入魚です。

道東太平洋岸の釧路は「ししゃも」水揚げ量が多く、毎年11月に「釧路ししゃもフェア」が開催されます。

期間中には旬の「釧路ししゃも」を素材に、干した「ししゃも」を焼く定番の「焼きししゃも」は勿論、和食や洋食、さらには産地だからこそ味わえる生の“お寿司”や“しゃぶしゃぶ”など様々な「ししゃも料理」が多くのお店で味わえます。

釧路へお越しの際は、ぜひ釧路の秋の味覚をご堪能ください。

   【釧路 八城】