ほじゃさぽ通信

北海道ジャパンサポートのかわら版

ほじゃさぽ通信 冬号 2016

2016年12月01日 11時08分03秒 | ごあいさつ


じょっぺんかった??


65歳以上の雇用保険
新規加入が出来るようになります


65歳以降も元気な方が多く、現役として働いているケースが多くなってきました。
これまでは65歳より前から雇用保険に加入している場合は、65歳になっても引き続き加入し続けることはできたものの、一度資格を喪失してしまうと65歳以降は雇用保険には加入出来ませんでした。
これが平成29年1月1日よりこうした年齢制限は撤廃され満65歳以上でも新規で雇用保険に加入することができるようになりました。(短期雇用特例被保険者、日雇労働被保険者に該当する人は除く)

現行法では一定の要件を満たした方が失業すると、雇用保険から65歳未満だと基本手当が、65歳以上だと高年齢求職者給付金が給付対象になっていますが、これについては変更がありません。
高年齢求職者給付金は離職日以前1年間のうち、被保険者期間が6ヶ月以上あれば受給資格が発生し、基本手当の額は離職理由に関係なく被保険者期間が1年未満は30日、1年以上は50日となっています。

また、現行法では雇用保険の保険料は毎年4月1日時点で満64歳以上の方については免除されていました。
こちらも法改正で変更が加えられ、今後はこうした保険料の免除制度が廃止となります。
ただし、一定の期間は経過措置が設けられ保険料免除廃止の予定日は平成32年4月1日となっています。

従って改正後であっても保険料負担のある基本手当と保険料負担のない高年齢求職者給付金ではもらえる給付金の内容が大きく異なることになります。
平成32年4月1日以降は満64歳以上の労働者からも保険料を徴収されることになる訳ですが、保険料率ならびに保険給付がどうなるのかは現時点では示されていません。おそらくは、保険料を徴収する以上は現在の高年齢休職者給付金よりも手厚く、基本手当との整合性はとられるのだと思います。

「生涯現役社会の実現」「一億総活躍の時代」へ向けての高年齢者の雇用推進策ではあるのですが、高齢者に労働を強いているようでちょっぴり空しく感じるのは私だけでしょうか。



【 社会保険労務士・CFP金子隆俊 】


ほじゃさぽ通信 冬号 2016

2016年12月01日 10時55分51秒 | いなかFPのつぶやき
いなかFPのつぶやき

【 先進医療の現状 】


医療技術の進歩に伴い先進医療は日々進化をしており、これを受ける人も増えております。
民間の保険会社が提供している医療保険やがん保険などに付加する特約として今や定番となりつつある「先進医療保障特約」の内容や注意点についておさえておきましょう。


○ 先進医療とは
先進医療とは、大学病院等の医療機関で研究・開発された高度な医療技術のうち、公的医療保険の対象にするかどうか評価する段階にある治療・手術等のことで、厚生労働大臣が定める評価療養(保険導入のための評価を行う医療技術)の1つで保険診療との併用が認められております。
したがって、評価の結果、保険診療へ導入され先進医療でなくなるものや、保険診療への導入が認められず先進医療から削除されるもの、新たに先進医療に認定されるものなどがあり、その時々によって先進医療の種類は変わっていきます。

○ 先進医療の費用負担は
先進医療を受けるときは診察、検査、投薬、入院料等は一般の保険診療と同じ扱いで、高額療養費制度の適用も受けられます。
しかし先進医療に係る費用(技術料)については全額自己負担となります。
先進医療の費用負担の一例としては、重粒子線治療約300万円、陽子線治療約260万円、水晶体再建術約50万円となります。
先進医療が受けられる医療機関は全国でも重粒子線で4施設、陽子線で10施設のみです。(平成28年1月現在)

○医療保険・がん保険の医療保障特約

民間の保険会社が提供している医療保険やがん保険に付加することができる先進医療保障特約は、全額自己負担となる「先進医療に係る費用(技術料)」の部分を保障します。
医療保険に付加する先進医療保障特約は、治療全般に係る先進医療を対象とします。
一般に通算2,000万円までの保障に対する特約保険料が月額100円~200円程度で済みますので自己資金の負担が難しいと想定されるのであれば保険を活用してみてはいかがでしょうか。【釧路 AFP 佐藤】



ほじゃさぽ通信 冬号 2016

2016年12月01日 10時49分39秒 | 保険のつぼ
保険のつぼ

【 1月1日から地震保険が改定されます 】

2016年4月14日熊本県を中心として、大規模な地震(熊本地震)が起こりました。土砂崩れや家屋の倒壊など被害状況が報道されるにつれ、改めて地震の怖さを感じた方も多いのではないでしょうか。

地震が発生した場合の対応策の一つに住宅向けの建物・家財を対象とした地震保険がありますが、地震保険は建物を建て替える目的ではなく災害後の生活の安定に寄与することを目的としています。
地震保険は、火災保険とセットで加入しなければならず、地震保険単独では加入できません。火災保険金額の30%~50%で保険金額を設定し、地震保険加入限度額は建物が5000万円、家財が1000万円までとなっています。
この地震保険は平成29年1月に制度が一部改定になりますが、そのポイント下記の3つです。

①損害区分

地震保険で支払われる保険金は被害の程度によって分けられます。
平成29年1月改定前は3つの損害区分でしたが、改定後は全損(保険金額の100%)、大半損(保険金額の60%)、小半損(保険金額の30%)一部損(保険金額の5%)の4区分となります。


②地震保険料率

都道府県および建物の構造により改定率は異なりますが、多くの場合保険料が引き上げとなりますが、北海道の場合は引き下げになります。
例えば木造住宅の場合は改定前の保険料率に比べて東京都は+11.3%、福島県は+14.6%、北海道は-7.5%となります。


③割引確認資料の拡大

割引の適用条件を満たすことが出来れば地震保険料の割引が適用できるのですが、改定後は条件を満たす確認資料の範囲が簡略化されます。
例えば建築年割引の記載がある保険証券等を確認資料とする場合、今まではその保険証券等に新築年月の記載が無ければ適用できませんでしたが、記載が無くても適用できるようになりました。



昨今、地震の可能性が低いと言われていた地域でも大きな地震が発生しており、いつ何処で地震がおきるのかその予測は大変難しいものです。
万が一の備えとして地震保険が果たす役割を確認してみてはいかがでしょうか。           【北見 水戸部】



ほじゃさぽ通信 冬号 2016

2016年12月01日 10時38分42秒 | コーヒーブレイク
【はっかの日】




北見市といえばハッカで有名です。

明治35年頃から生産が始まった北見ハッカは昭和14年に全盛期を迎え、当時世界シェアの約7割を占めていました。

平成19年には経済産業省より日本近代化産業遺産として認定され、同敷地内の薄荷(ハッカ)蒸留館ではハッカの蒸留実演を見ることができます。

冬期間(12月上旬から3月下旬まで)の実演は10時~12時と13時~15時の2回。
蒸留館内には北見市内で栽培された和種のハッカを乾燥させたものが壁一面に積み上げられ、ふんわりとしたハッカの香りに包まれながらスタッフさんのお話を聞くことができます。

記念館で展示されている機械類の数々が日本国内で造られたものであることも興味深い見どころのひとつです。
また、この記念館では毎月第3日曜日を「はっかの日」としてミントティーやミントウォーターなどの配布サービスが行われております。

白い雪に包まれる冬、ミントティーでほっこり温まってみませんか?         【北見・水谷】



【世界3大夕日】





インドネシア・バリ、フィリピン・マニラ、そして日本の北海道・釧路。
この3都市が夕日の美しい世界3都市といわれています。

かつて世界の港を転々とする船乗りさんの口コミが発祥のようです。

太陽の色は、空気中のチリや水蒸気などの反射で変わります。
海に沈む夕日が赤く見えるのは大気に含まれる水蒸気の影響ですが、釧路の場合は海だけでなく湿原の水蒸気もプラスされ、また緯度が比較的高いため夕日の入射角度が深くなり、きれいなオレンジ色の夕日が見られます。

日照率が高く、空気が澄む秋や冬は特に美しくお勧めです。【釧路 高橋】



【住宅修理に関するトラブルに注意を!!】


「保険金が使える」という住宅修理サービスでのトラブルが増えています。

怪しいと感じたら、早い段階で最寄りの消費生活センターや火災保険の引受保険会社・代理店に相談しましょう。