男子5000m決勝が、雨の中、始まっています。400mトラック、12周半。
陸上競技場は、声援の坩堝(るつぼ)と化しています。女子生徒達の甲高い声。男子生徒達の野太い声。男女、声を合わせての学校毎のメガフォンでのエール。時折、男の先生の鋭い声。
聞こえるのは、女子生徒達の「ファイト、ファイト・・・」。一方、男子生徒達の声は、雨音にまぎれて、何を言っているのか、よく聞き取れません。それでも、選手が選手を応援する雰囲気と熱気には、圧倒されるものがあります。種目は違っても、同じ陸上競技、同じ仲間への声援です。
最後一周の鈴(リン)が、せわしくトラックに鳴りわたりました。次々に、選手たちはフィニッシュを決めます。最後の選手へは、学校の枠を超え、スタンドから温かい声援が送られています。 しばらくして、数校の間でスタンド越しにエール交換がなされ、その後、競技場は一瞬の静けさです。
大型映像の記録表示は、「15:14..30」で止まっています。
そして、トラック砂場では、男子三段跳決勝、ハンマーサークルでは、女子円盤投決勝が続いています。
5月のこの時期には珍しい、大型台風2号が、日本に接近中です。
男子5000m決勝
応援
大型映像
女子円盤投決勝