愛知、岐阜にチェーン展開する「まんが喫茶山ん馬」をご存知でしょうか?
どうやら本社はmy自宅から歩いていける距離にあるようなのですが、まんが喫茶を卒業して20年になる私には、特に関心のある話ではありませんから知りませんでした。
が、強制的に知らしめられたのが一週間くらい前でしたか。
顔面積とパーツの位置関係により、マレーバクには似ていませんが、ぐっと渥美さんに近づいて、私を小顔にして肥らせた感じのブラザーは、立場ではなく血縁としての弟、Mike。
マイクではなくミケと読みます。
剛毛、縮毛、無駄毛の三毛。
首から下が薄毛の私とは、似ていても体質は違うMike。
その弟に「兄さん、俺もそろそろビッグになるから」と無理やり持たされたのはCDでした。
あ、兄さんと呼ばれています私。
アクセントも抑揚もつけずにフラットに読む兄さん。
ゾウさんとかプーさんのような発音ではなく、降参とか呆然とか倒産と同じように発します。
「それ以上ビッグになってどうする」
小顔故、そこまで肥っては見えないことを良いことに、ずいぶんため込んだ腹をみてそう思いましたが、口には出さず黙って聞いていれば、曲を作って録音したから聞けと言う。
もう少し聞いてみれば、山ん馬のテーマソングを作詞作曲したと言い、メインボーカルとギターは自分で、コブクロの時代は終わったとも宣う始末。
以上は、印刷会社の自称敏腕営業マンであるMikeに、仕事の依頼をするため家を訪ねた夜の話なんですが「立ち話もなんだから上がれよ」と通されたリビングには、義妹と甥と姪が鎮座。
「聴くか?」
なんて言いながら、有無を言う隙を与えずリモコン再生ボタンを押すMike。
仕事の話はそっちのけ。
明らかに呆れと疲れが見て取れるMikeファミリーをよそに、ヒートアップMike。
若干の沈黙の後に流れてきたのは、タイトル「山ん馬へ行こう」(ここ、笑うところです)
アコギとハープの前奏から…
「ちょっとひと息~♪」
寒い。寒すぎる。
ツンドラかっ!
今思えばこの時風邪をひいたに違いない。
堪え難きを堪え、忍び難きを忍んだ5分と少し。
笑いと寒さを堪えました。
「どう?」
どや顔のMike。
シーンと鎮座のファミリー。
何回も聴かされたんだろうなぁ…ご愁傷様。
知ってはいましたが、Mikeは典型的な昭和のお父さんだった…と再確認の出来事でした。
「い、いいんじゃないか?」
それ以上何を言えば良いかわからない。
「そうか?ならこれ持ってけよ」
「いや、遠慮…」
「いいからいいから。車でゆっくり聴けって」
相変わらずの渥美系どや顔に見送られ、丁寧にみかんを入れたもちろんCD入りの紙袋を抱えて、Mike家を後にしました。
先より冷静さを取り戻した私。
迷いましたがCDをplay。
「ちょっとひと息~♪」
町に48組は必ずいるオヤジバンド。
その一つ。
Mikeのバンドの名前は「アゲクノハテ」と言うらしく、メンバーも旧知のオヤジたち。
ザ・リーマンショックはどうだ?と、以前冗談で提案したバンド名は、狙ったのか狙わないのか、何とも中途半端に落ち着いていました。
そのアゲクノハテが山ん馬のテーマソングを作り歌うことになったのは、メンバーのシロウ(銀行マン)が社長と知り合いだったからとか。
3回聞きました。
やっぱり寒い。
でも、よくできました。
と言ってよいのかもしれません。
途中間奏で、社長の「山ん馬へようこそ」から始まる、ツラツラたどたどしい語りが入ります。
この曲は近々山ん馬全店でパワープレイされるとか。
ネットでも聴けるようになるのだとか。
なんか良いのかもしれない。
腐れ縁の幼なじみがオヤジになって、社会にもまれて頑張っている。
そんな奴らが終末スタジオでワイワイやる。
それこそちょっとひと息で、明日の活力の源になっている。
なんか良いのかもしれません。
意外やベビーボイスMikeの、ハイトーンコーラスは、やっぱり寒すぎるのですが、このブログをご覧になられた愛知岐阜辺りの皆様。
山ん馬にお立ち寄りの際に「山ん馬へ行こう」を耳にされるかもしれませんが、文句とか苦情とかは、どうか勘弁してやってください。
あ…
肝心の曲ですが、それなりに構成されたバラード調のゆったりしたフォークソング。
3回聴いたら頭に残る曲でしょうか。
「兄さん、ロゴ考えてくれん?ついでにジャケットも描いてよ」
嫌なこった。
そうだ。
ならばここで告知。
どなたかロゴとジャケット描いてみませんか?
採用された方には、山ん馬のコーヒーチケット3枚と、CD1枚贈呈します。
(私の自腹)
※写真は山ん馬春日井点。
さぁ皆さん。山ん馬へ行こう♪
どうやら本社はmy自宅から歩いていける距離にあるようなのですが、まんが喫茶を卒業して20年になる私には、特に関心のある話ではありませんから知りませんでした。
が、強制的に知らしめられたのが一週間くらい前でしたか。
顔面積とパーツの位置関係により、マレーバクには似ていませんが、ぐっと渥美さんに近づいて、私を小顔にして肥らせた感じのブラザーは、立場ではなく血縁としての弟、Mike。
マイクではなくミケと読みます。
剛毛、縮毛、無駄毛の三毛。
首から下が薄毛の私とは、似ていても体質は違うMike。
その弟に「兄さん、俺もそろそろビッグになるから」と無理やり持たされたのはCDでした。
あ、兄さんと呼ばれています私。
アクセントも抑揚もつけずにフラットに読む兄さん。
ゾウさんとかプーさんのような発音ではなく、降参とか呆然とか倒産と同じように発します。
「それ以上ビッグになってどうする」
小顔故、そこまで肥っては見えないことを良いことに、ずいぶんため込んだ腹をみてそう思いましたが、口には出さず黙って聞いていれば、曲を作って録音したから聞けと言う。
もう少し聞いてみれば、山ん馬のテーマソングを作詞作曲したと言い、メインボーカルとギターは自分で、コブクロの時代は終わったとも宣う始末。
以上は、印刷会社の自称敏腕営業マンであるMikeに、仕事の依頼をするため家を訪ねた夜の話なんですが「立ち話もなんだから上がれよ」と通されたリビングには、義妹と甥と姪が鎮座。
「聴くか?」
なんて言いながら、有無を言う隙を与えずリモコン再生ボタンを押すMike。
仕事の話はそっちのけ。
明らかに呆れと疲れが見て取れるMikeファミリーをよそに、ヒートアップMike。
若干の沈黙の後に流れてきたのは、タイトル「山ん馬へ行こう」(ここ、笑うところです)
アコギとハープの前奏から…
「ちょっとひと息~♪」
寒い。寒すぎる。
ツンドラかっ!
今思えばこの時風邪をひいたに違いない。
堪え難きを堪え、忍び難きを忍んだ5分と少し。
笑いと寒さを堪えました。
「どう?」
どや顔のMike。
シーンと鎮座のファミリー。
何回も聴かされたんだろうなぁ…ご愁傷様。
知ってはいましたが、Mikeは典型的な昭和のお父さんだった…と再確認の出来事でした。
「い、いいんじゃないか?」
それ以上何を言えば良いかわからない。
「そうか?ならこれ持ってけよ」
「いや、遠慮…」
「いいからいいから。車でゆっくり聴けって」
相変わらずの渥美系どや顔に見送られ、丁寧にみかんを入れたもちろんCD入りの紙袋を抱えて、Mike家を後にしました。
先より冷静さを取り戻した私。
迷いましたがCDをplay。
「ちょっとひと息~♪」
町に48組は必ずいるオヤジバンド。
その一つ。
Mikeのバンドの名前は「アゲクノハテ」と言うらしく、メンバーも旧知のオヤジたち。
ザ・リーマンショックはどうだ?と、以前冗談で提案したバンド名は、狙ったのか狙わないのか、何とも中途半端に落ち着いていました。
そのアゲクノハテが山ん馬のテーマソングを作り歌うことになったのは、メンバーのシロウ(銀行マン)が社長と知り合いだったからとか。
3回聞きました。
やっぱり寒い。
でも、よくできました。
と言ってよいのかもしれません。
途中間奏で、社長の「山ん馬へようこそ」から始まる、ツラツラたどたどしい語りが入ります。
この曲は近々山ん馬全店でパワープレイされるとか。
ネットでも聴けるようになるのだとか。
なんか良いのかもしれない。
腐れ縁の幼なじみがオヤジになって、社会にもまれて頑張っている。
そんな奴らが終末スタジオでワイワイやる。
それこそちょっとひと息で、明日の活力の源になっている。
なんか良いのかもしれません。
意外やベビーボイスMikeの、ハイトーンコーラスは、やっぱり寒すぎるのですが、このブログをご覧になられた愛知岐阜辺りの皆様。
山ん馬にお立ち寄りの際に「山ん馬へ行こう」を耳にされるかもしれませんが、文句とか苦情とかは、どうか勘弁してやってください。
あ…
肝心の曲ですが、それなりに構成されたバラード調のゆったりしたフォークソング。
3回聴いたら頭に残る曲でしょうか。
「兄さん、ロゴ考えてくれん?ついでにジャケットも描いてよ」
嫌なこった。
そうだ。
ならばここで告知。
どなたかロゴとジャケット描いてみませんか?
採用された方には、山ん馬のコーヒーチケット3枚と、CD1枚贈呈します。
(私の自腹)
※写真は山ん馬春日井点。
さぁ皆さん。山ん馬へ行こう♪