神出鬼没。
ある日気が向いた時に開館されるPOPLIFE美術館へようこそ。
館長のナカムラミオです。
本日はクリスマス・イヴ。
ちょっと趣向を変えて…
「ナカムラミオが一度は生で観てみたい絵画:イエス降誕展」
を開催致します。
クリスマスが、イエス・キリストの本当の誕生日であろうがなかろうが、そんなことは聖書研究者に任せておけばいいんです。
クリスマスはクリスマス。
今日はイヴで、明日はクリスマス。
世界中で祝福し、祈り願う日。
街は大騒ぎでしょうか?
騒ぎに疲れた皆様が、そっと立ち寄ってくださったら嬉しいです。
POPLIFE美術館は、今日は静かに佇みます。
本日はイエス降誕にまつわる名画をお楽しみください。
★ジョット
「ベツレヘムの星」
この後、どれほど写実が優れようと、ジョットがいなければ、絵画の形は変わっていました。スクロヴェニ礼拝堂はすべてジョットのフレスコで出来ているのですが、死ぬまでに行ってみたい場所です。
★ルーベンス
「東方三博士の礼拝」
このタイトルの絵画は沢山存在しますが、最も美しく描かれたものが、これではないでしょうか。
東方とは現在のイラクあたりを指します。
★レンブラント
「羊飼いの礼拝」
嬰児を礼拝するのが、羊飼いであるか東方三博士であるかは、どの福音書を模写したかで違います。東方三博士はマタイ、羊飼いはルカの福音書に因ります。
★フラ・アンジェリコ
「キリストの降誕」
ルネサンス史に燦然と輝く巨匠です。
有無を言わさぬ優雅さは、一度前に佇んでみたい代表です。
★ベラスケス
「東方三博士の礼拝」
ベラスケスは、お茶目な画家でした。ここに描かれた博士の一人は自画像です。
因みに今回同タイトルで、ルーベンスの作品も展示しましたが、これだけ違うのです。絵は面白いですね。
さて。
本日はこの5点を。
皆様。お気に入りの作品はあったでしょうか。
よい一日を。
merry・Christmas