Vers la lumière 光ある方へ・・・

AtelierGrace発、ステンドグラスと教会のブログ。

ケンタウル祭2023お知らせ

2023-07-13 16:43:05 | お知らせ
今年も白鳥の停車さんにて行われる、ケンタウル祭に参加いたします。今年は「銀河鉄道の夜」をテーマにした作品を出しました。

 

会期中、童話村ライトアップも開催されています。夏休みはどうぞ花巻へ!

ケンタウル祭2023
8月1日(火)~9月30日(土)
於)白鳥の停車場
  花巻市高松26-3 宮沢賢治童話村駐車場内
  11:00~16:30 ☎0198-31-2040 

童話村の森ライトアップ2023

7月22日(土)~10月29日(日)までの土・日・祝日。
※8月11日(金・祝日)から8月16日(水)は毎日開催。

於)宮沢賢治童話村 

開催時間)7月22日(土)から8月27日(日):午後6時から午後9時
     9月2日(土)から9月30日(土):午後5時から午後9時
     10月1日(日)から10月29日(日):午後4時から午後8時
     注)最終入場は終了時刻30分前。


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希夙さんとのコラボミニフレーム

2023-07-10 19:01:17 | コパー作品
今年もケンタウル祭用に、希夙さんのイラスト入りミニフレームを作りました。イラストはアクリル板にアクリル絵の具で描いています。1枚だけ白鳥を直接ガラスに描いたものがあります。8月1日から販売開始です。

 

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蠍の火

2023-07-10 18:52:03 | パネル
「あら、蝎の火のことならあたし知ってるわ。」
「蝎の火ってなんだい。」ジョバンニがききました。
「蝎がやけて死んだのよ。その火がいまでも燃えてるってあたし何べんもお父さんから聴いたわ。」
「蝎って、虫だろう。」
「ええ、蝎は虫よ。だけどいい虫だわ。」  (宮沢賢治「銀河鉄道の夜」)



「蠍の火」完成。思い切って赤と紫のガラスを使いました。特に赤は、紫と赤が混じったガラスで昔頂いたものなのですが「こんなのいつ使うんだろう…」と思っていたけどやっと日の目を見ました。しかし、サインを入れて焼いたら、黒っぽく焦げて?しまい、もう一度切り直し。幸い紫は焼いても色が変わらなかったので、そちらにサインを入れました。強い光が当たると意外と明るく見えます。焼いて黒ずんでしまった赤いガラスももしかしたら次回作に使えるかも…。

帽子の飾りはペンルーターで蠍座を彫って、周囲にラインストーンを貼り付けました。このラインストーンも十数年ぶりに日の目を見た…。

庭の紫陽花も丁度良く作品の一部になっていますね。
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大船渡・ステンドグラス体験講座

2023-07-10 18:39:37 | 体験教室
7/1(土)、大船渡市の三陸公民館にて、小中学生と保護者対象のステンドグラス体験。各自好きなガラスを5枚選んでテープ巻き、ハンダ付けをしてもらいました。



初めてのはんだごて、最初は扱いが大変だったと思いますが、皆さん良く頑張って素敵な星とりんごができました!

 

担当して下さった職員の方は、6月にご自分でも実際に同じ内容の体験をして下さったので、当日はスムーズに作業を進行することができました。遠方への出張及び一度にこれだけの人数(しかも小中学生)を指導するのは初めてでしたが、皆さん無事に作品を完成させることができてほっとしました。今後のためにも良い経験になったと思います。

午前中5組、午後5組の参加でしたが定員を超える応募があったそうで、ステンドグラスに興味を持っておられる方が多いのに驚き、また恐縮しております。今回抽選に漏れてしまった方も、またどこかでご縁がありますように…!
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銀河鉄道の夜 ミニパネル

2023-07-10 18:19:10 | パネル
「カムパネルラ、また僕たち二人きりになったねえ、どこまでもどこまでも一緒に行こう。僕はもうあのさそりのようにほんとうにみんなの幸いのためならば僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない。」
「うん。僕だってそうだ。」カムパネルラの眼にはきれいな涙がうかんでいました。
(中略)
「僕もうあんな大きな暗やみの中だってこわくない。きっとみんなのほんとうのさいわいをさがしに行く。どこまでもどこまでも僕たち一緒に進んで行こう。」
(宮沢賢治「銀河鉄道の夜」)

 

今年も8月1日より、白鳥の停車場さんにてケンタウル祭が開催されます。毎年素晴らしい作家の方々とご一緒させて頂けることに、ただただ感謝です。

今年は5月に映画「銀河鉄道の父」が公開され、花巻市内のあちこちにポスターが貼ってあります。原作は確か去年?読みましたが、なかなか映画を観に行けず(花巻市民対象の特別試写会は抽選外れちゃいました~)、6月下旬になってやっと!鑑賞。菅田将暉好きだし、良い映画でした。まるで賢治さんが乗り移ったみたいだった…。

そんなわけで今年のケンタウル祭は、「銀河鉄道の夜」を作る事にしました。久々にジョバンニとカムパネルラが再登場!ちなみにカムパネルラのモデルは、賢治さんの親友・保坂嘉内とも言われています。盛岡高等農林時代や、その時に友人たちと発行していた文芸同人誌「アザリア」のことは「銀河鉄道の父」では一切出てこなかったのですが(まぁ、この時期だけで別な映画が1本できてしまうでしょうから…)、個人的には宮沢賢治大河ドラマ化&アザリア映画化希望。菅田将暉には嘉内さんを晩年まで演じて欲しいなぁ…
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