早いもので今年もあと1ヶ月ほどで終わろうとしています。カトリック教会では11月1日が諸聖人の祭日で(フランスではお墓参りのシーズンだったように思います)、その翌日を「死者の日」として全ての死者を記念する習慣があるそうです。日本基督教団の教会でも11月の第一日曜日を「聖徒の日」(永眠者記念日)としており、11月は特に、天に召された愛する方々を思い出す機会が増えます。私の属する教会でもこの1年は、昨年の11月に立て続けに2件、今年の5月、7月、そしてつい先日…と本当に葬儀の多い1年でした。ご遺族、ご友人の皆様の上に慰めをお祈りしています。
色々と慌ただしい日々でしたが、クリスマス前のひと仕事。今年も晴れ間を狙ってローズヒップ刈り取り、隙間時間でリースにしました。
去年は実が少なくて松ぼっくりを足したほどだったけど今年は豊作で余るほど
ちなみに11月21日(日)は教会では収穫感謝日でした。
収獲感謝が終わるといよいよクリスマスがやってきます。今年の待降節(アドヴェント)は11月28日から。イエス・キリストのご降誕を待ち望む4週間が始まります。
今年も教会員有志でツリーの飾り付けやリース作りを行いました。今年は例年より多くの方が集まって下さいました。
↑リースの材料になるグリーンは教会墓地に植えられている木から切ってきます。今年のリースは野バラの実(市民芸術祭で使ったもの
)が入って華やかです。
↑庭で撮れたヒイラギとウメモドキ(?)を、教会員さんが素敵なお迎え花にして下さいました。ヒイラギ今年は実をつけず。成長はゆっくりみたいですが、着実にうちの庭に根付いたと思います。
↑お雛様のように毎年出している「神殿での奉献」。実はご降誕よりちょっと先の場面ですが、華やかな赤や緑がクリスマスの雰囲気に合うので早めに出しています。
↑以前教会員さんから頂いた蜜蝋キャンドル。リースを作ったグリーンの残りとポインセチアの造花で素敵なアレンジにして頂きました。
庭のつるバラが数輪、岩手の寒さにも負けずアドヴェント時期まで持ちこたえました!辛うじて手の届くところに割いていた一輪をお部屋へ。その健気な姿を見ていると、ブラームスのオルガン曲「一輪のバラが咲きて」を思い出します
先日お知らせした花巻教会のイブ礼拝(キャンドルサービス)は、12月24日の18時からになりました。新型コロナの感染状況が収まってきてはいますが、今年も用心しつつひっそりと開催します。どうか感染対策を十分なさってお越し頂ければ幸いです