ペーター・ゼーヴァルト編、ガブリエル・ヘルペル著、島田道子訳『修道院の食卓 心と体においしい秘伝レシピ52』(創元社)を読みました
修道院、というと、俗世を離れてひたすら祈りと労働に明け暮れるストイックな生活を要求される場所・・・というイメージが強いと思いますが、修道士たちはいつの時代も料理に対し非常な熱意を注ぎ、工夫をこらして新しい料理を創造してきました。例えば、ビールもワインもシャンパンも、元はといえばみんな修道院から生まれたものです。
また、修道士たちは美食だけではなく、その料理によって健康を維持するということを非常に重視してきました。まややが一番「へぇ~!!」と思ったのは、旧約聖書における食の規定が、現代の栄養学的な観点から見ても間違いではないという事実。
例えば、レビ記に「自然に死んだ動物の脂肪や、野獣に殺された動物の脂肪は、いかなる用途に使ってもよいが、食べてはならない。(略)血を食べる者はすべて、自分が属する民から絶たれる」(7:24,27)という記述がありますが、確かに脂肪ばっかり食べてたらメタボになっちゃうもんなぁ・・・・・・
そして、修道院では定期的な断食が奨められています。本格的な節食は身体の中を空にし、それまで取りすぎていた食べ物の量を正常にする効果があるそうです。また、神をより一層近く感じ、集中して黙想できるという宗教的効果もあるため、心身両面の健康に良いと言えそうです。普段たとえ1食でも断食には耐えられそうもないまややは大いに反省
さて、日本ではあまり馴染みのない食材も多いですが、修道院のレシピの中から真似して1品、チーズスープなるものを作ってみました。サワークリームは入れませんでしたが、クリームチーズだけでも十分酸味がついたと思います。かつての修道院の大食堂は、冬には凍えるほどの寒さだったため、こってりしていて体が温まり栄養もあるチーズスープは修道士に人気のあるメニューだったそうです。フランスパンなどによく合うと思いますが、それにしても確かにカロリー高そう・・・・・・
ついでにワインも頂いたので一緒に開けました勝沼の白ワインです
修道院、というと、俗世を離れてひたすら祈りと労働に明け暮れるストイックな生活を要求される場所・・・というイメージが強いと思いますが、修道士たちはいつの時代も料理に対し非常な熱意を注ぎ、工夫をこらして新しい料理を創造してきました。例えば、ビールもワインもシャンパンも、元はといえばみんな修道院から生まれたものです。
また、修道士たちは美食だけではなく、その料理によって健康を維持するということを非常に重視してきました。まややが一番「へぇ~!!」と思ったのは、旧約聖書における食の規定が、現代の栄養学的な観点から見ても間違いではないという事実。
例えば、レビ記に「自然に死んだ動物の脂肪や、野獣に殺された動物の脂肪は、いかなる用途に使ってもよいが、食べてはならない。(略)血を食べる者はすべて、自分が属する民から絶たれる」(7:24,27)という記述がありますが、確かに脂肪ばっかり食べてたらメタボになっちゃうもんなぁ・・・・・・
そして、修道院では定期的な断食が奨められています。本格的な節食は身体の中を空にし、それまで取りすぎていた食べ物の量を正常にする効果があるそうです。また、神をより一層近く感じ、集中して黙想できるという宗教的効果もあるため、心身両面の健康に良いと言えそうです。普段たとえ1食でも断食には耐えられそうもないまややは大いに反省
さて、日本ではあまり馴染みのない食材も多いですが、修道院のレシピの中から真似して1品、チーズスープなるものを作ってみました。サワークリームは入れませんでしたが、クリームチーズだけでも十分酸味がついたと思います。かつての修道院の大食堂は、冬には凍えるほどの寒さだったため、こってりしていて体が温まり栄養もあるチーズスープは修道士に人気のあるメニューだったそうです。フランスパンなどによく合うと思いますが、それにしても確かにカロリー高そう・・・・・・
ついでにワインも頂いたので一緒に開けました勝沼の白ワインです