言葉もお化粧もやめた
すっぴんの君はきれい
すっぴんの君を好きになった僕も
すっかり言葉と煙草をやめてみたんだ
「どう?
すっぴんの僕はかっこいいかい?」
と僕
「あなたの言葉は
自意識のかたまり
南極の氷のように
まるで溶けそうにないわ」
と君
なるほど南極の氷かと
おそれいった僕は
ドライヤーで髪を乾かしながら
南極の氷について考える
「僕の頭の中の氷よ溶けろ」
なんてことを口にしては
遠くからすっぴんの君の横顔を眺める
そんな君と僕との距離は
まるで南国と南極だね
うまいこと言ったな
と思った僕は
まだまだ南極の氷
すっぴんの君はきれい
すっぴんの君を好きになった僕も
すっかり言葉と煙草をやめてみたんだ
「どう?
すっぴんの僕はかっこいいかい?」
と僕
「あなたの言葉は
自意識のかたまり
南極の氷のように
まるで溶けそうにないわ」
と君
なるほど南極の氷かと
おそれいった僕は
ドライヤーで髪を乾かしながら
南極の氷について考える
「僕の頭の中の氷よ溶けろ」
なんてことを口にしては
遠くからすっぴんの君の横顔を眺める
そんな君と僕との距離は
まるで南国と南極だね
うまいこと言ったな
と思った僕は
まだまだ南極の氷