足助千年ゼミ

エコでおしゃれな21世紀の里山の暮らしを考えます

12月3日 TPPと里山のカンケイ。

2011-01-03 16:12:17 | ゼミの議事録
2010.12.3 里山とTPP/拠点施設の名前「里山暮らし体験館」

☆話題提起☆
TPP・・・テレビで話題。里山との関係は?
      15年前の自由化の流れで農業が衰退。今回は?
      里山を守るのか?×にしてしまうのか?

TPPとは・・・
条約を結んだ国同士で、関税の完全撤廃。農業価格がさらに下がる。農業崩壊?
輸出する方は賛成、輸入する方は反対。

日本の農業の生きる道・・・少量多品目。
意外と生鮮食品は地元のものが喜ばれるから関係ない。
自動車で生きているんだから、里山は捨てたほうが楽。
“それでも”里山に住みたいなら、考えなくてはいけない。

cop10=里山イニシアチブの合意。
      そこにある自然を食いつぶさない、持続可能な暮らしづくり。

持続可能な農林水産業と、TPPは逆行。
輸出する国(低賃金労働・環境破壊)・輸入する国(農業崩壊・食の不安全)が両方とも不幸になっている。

家族で食べるものは国産志向。食品業界は外国産化。⇔自然食レストラン
米の生産だが、タイは1俵600円。何千倍で守っている。
どうして足助の田畑を守らなくてはいけないのか?
農業か工業か、対立で語られる。

国によって、労働力の価格に差がある→おかしい。
調整するために関税がある。

・段階的に直していくのは分かるが、突然実施は壊れるものが両国にある。
・日本は大規模農業が合わない。家族農業を再生。
・里山は大規模農業に馴染まない。=影響が少ない。
・ため池:水質の浄化作用がある。大きな農家では違う。

→TPPがあろうとなかろうと、里山で続けられることを考える。

農産物輸入:外来種が来るリスクが大

→日本いう国がどうありたいのかを考える。資源の収奪←ずっと続くわけじゃない。
・輸入できなくなる可能性。日本円が暴落。=国内農業が立ち行かない。海外農業が輸入できない。

■新自由主義
=自国の農産物よりも外貨獲得を優先する人が必ずいる。
=輸入先を多角化しておくことが大切と言われているが、本当か?
・資源の枯渇=資源を持たない国の通貨は暴落。
 自給的農業の方が、ローリスク。
・山の暮しに工業や化学はあるのか。
・tppそこしか作れない物を作るのも生き残り策。


拠点施設
・里山ファンクラブの拠点
・里山の衣・食・住を賄う拠点
・持続可能な暮らしの提案
・ITの活用
・定住促進につながる

施設の名前案

エコでおしゃれな里山暮らし・すげの里、菅田庵、菅の里、“まわる”“めぐる”、のぞみをつなぐ、千年屋、千年草、カタクリ、柳、ゆずりは、譲葉、ピーターパン、里山秘密基地、ありがた屋、おいでん館、仙人草


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個人的な感想

TPPと里山の関係について。

世界情勢に左右されない里山での農を構築していこう、という結論はふに落ちたけれど、
里山の農が崩壊する方が速そうな勢いです。(すでに崩壊している?)

2-3年放置しただけで、その土地はススキで荒れ放題。
3-4年放置したら竹が生えてきてしまいます。

今、小原のおじーちゃんたちと
里山の再生プロジェクトを始めようと意気込んでるのですが、かかる費用が膨大で困っております。

税金に限りがある中で、
どうやって都市と農山村が繋がる仕組みを作っていきましょうか…。

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