足助千年ゼミ

エコでおしゃれな21世紀の里山の暮らしを考えます

2010年10月1日「自由に生きること」

2010-10-04 23:27:55 | ゼミの議事録
「自由に生きること」


参加者:山本さん(進行)、小泉さん、浦野さん、荒井さん、早川さん、梶さん、吉田さん、小森(記録)


▼まずは「自由とは何か」について話し合いました。

山本さん:「自分勝手に生きることではない。神様がいるのであれば、
神様からのシナリオがあり、それが自分の中でやりたいことになる。
心からやりたいことをして生きること」

小泉さん:「社会全般、そして自分自身でもできないのではないかという
思い込みをもってそれに捕らわれている。
その捕らわれたものを打ち破れば自由に生きられるのでは」

浦野さん:「今まで思い通り、やりたいことをしてきたが逆に自由すぎて、
どうしていいか分からなくなることがあった。
ある程度制限があった方がよいと思う」

荒井さん:「誰かの役に立っていることで幸せを感じられる。
今まで自然と向き合うことをしてこなかったので、
それができれば自分らしさを実感でき、自由を感じられるような気がする」

早川さん:「どうしてもお金に捕らわれてしまう社会。
お金に捕らわれないで生きられるようになれば自由になれる」

小森:「自然の中にいると自由だと感じるが、手を抜けば自分に返ってくる。
責任を持つことが自由なのではと思う」

梶さん:「まずは自分が生きていく上で価値観を持つこと。
そして楽しんで生きること」


▼次に「自由に生きるため」についてのテーマになりました。

まず自然農の実践者である川口さんのエピソード

川口さんは元々農薬を使用した慣行農法をされており、
地域内でも農薬に詳しく周りの方に教えたりもしていたそうです。
しかし農薬使用により身体を壊されてから自然農法を取り入れたのですが、
急に草ぼうぼうになった田畑を見て、周囲の人たちは気がふれたのではと思ったそうです。
そしてそんな周囲の反応に川口さんのお母様は耐え切れなくなって、
自殺をしようと考え、そのことを川口さんに伝えました。
しかしそこで川口さんは
「それはお母さんの問題であって、自分の問題ではない」と答えたそうです。
どんな問題が起きてもそれは他人の問題であって自分の問題と混同しないこと。
「自分で自分を治める」ことなのです。
これは川口さんが自分の使命を持って生きてらっしゃるからできることで、
正に自由に生きることだと思いました。


▼そしてそこから話が発展して、
吉田さんの好きなこんな言葉があったそうです。

「既存の枠組みから抜け出したときに自由がある」


そして既存の枠組みから抜け出したことはあるかという話になり・・・

山本さんが田舎暮らしの移住を考えたときに田舎暮らしを実践している人から
「田舎暮らしは止めたほうがいい」といわれたそうです。
そこで本当に田舎暮らしをするか半年くらい悩んでいたのですが、
しかしそれはその人が思っていたことで、
山本さんへのアドバイスではなく、その人の問題だと気づきました。
そこで自分の問題から抜け出し、自由を感じたそうです。


▼まとめ
「自由に生きること」は
「自分の強い意思を持って、他人に振り回されることなく、
自分を制することができること」という意見になりました。

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