【シンガポール2日共同】シンガポール政府は2日、麻薬密輸の罪で死刑判決を受けたベトナム系オーストラリア人の男の刑を執行した。死刑制度のないオーストラリアは執行中止を要請していたが、麻薬に厳格な姿勢を取るシンガポール政府は拒否した。
ロイター通信によると、オーストラリアのハワード首相は、シンガポールが執行を公表する直前に「死刑が行われれば両国関係に影響する」と述べており、今月中旬にマレーシアで、両国も参加して開かれる初の東アジアサミットにも微妙な影響を与えそうだ。
男はグエン・トゥオン・バン死刑囚(25)。カンボジアからヘロイン約400グラムを密輸しようとして、2002年末にシンガポール国際空港で逮捕され、04年3月に死刑判決を受けていた。
(共同通信) - 12月2日11時5分更新
ロイター通信によると、オーストラリアのハワード首相は、シンガポールが執行を公表する直前に「死刑が行われれば両国関係に影響する」と述べており、今月中旬にマレーシアで、両国も参加して開かれる初の東アジアサミットにも微妙な影響を与えそうだ。
男はグエン・トゥオン・バン死刑囚(25)。カンボジアからヘロイン約400グラムを密輸しようとして、2002年末にシンガポール国際空港で逮捕され、04年3月に死刑判決を受けていた。
(共同通信) - 12月2日11時5分更新