【バーミヤン(アフガニスタン中部)3日共同】国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産、アフガニスタン中部のバーミヤン遺跡で、旧タリバン政権が破壊した西大仏立像跡(高さ約55メートル)の頭上付近のがけで、7-8世紀ごろの仏塔が内部に現存する石窟(せっくつ)を、独立行政法人文化財研究所のチームが3日、発見した。
バーミヤン遺跡では、長年の戦禍や盗掘で、仏塔が内部に残る石窟は長く確認されていなかった。チーム責任者で、同研究所地域環境研究室の山内和也室長は「バーミヤン遺跡で仏塔が内部に現存する唯一の事例だろう」と話している。
石窟は切り立ったがけにあって近づけないため、今回は実際に石窟に入っての調査は見送られた。
(共同通信) - 12月3日20時21分更新
バーミヤン遺跡では、長年の戦禍や盗掘で、仏塔が内部に残る石窟は長く確認されていなかった。チーム責任者で、同研究所地域環境研究室の山内和也室長は「バーミヤン遺跡で仏塔が内部に現存する唯一の事例だろう」と話している。
石窟は切り立ったがけにあって近づけないため、今回は実際に石窟に入っての調査は見送られた。
(共同通信) - 12月3日20時21分更新