【台北3日共同】2008年総統選の「前哨戦」とされる台湾の統一地方選の投開票が3日行われ、中天テレビによると、最大野党、国民党は同日夜、23の県・市長ポストのうち少なくとも過半数の12ポストを獲得したと発表した。最終的に与党の民主進歩党(民進党)に勝てば政権奪還へ向け勢いづくのは確実。陳水扁総統は苦境に追い込まれ、中台関係にも影響が出そうだ。
選挙戦では、元総統府高官汚職事件などでクリーンなイメージを失った民進党が苦戦。清廉な印象の馬英九主席の人気も手伝って、国民党が大きくリードしてきた。
(共同通信) - 12月3日21時12分更新
選挙戦では、元総統府高官汚職事件などでクリーンなイメージを失った民進党が苦戦。清廉な印象の馬英九主席の人気も手伝って、国民党が大きくリードしてきた。
(共同通信) - 12月3日21時12分更新