日曜日に観てきました
ゲキ×シネ「蛮幽鬼」
前売りを買うのを忘れ、当日1時間前に着いたのに、もうすでにほぼ満席状態・・・
午前はダメだったので、午後を観ることにした。
予想外の時間が余ってしまい、本屋とかブラブラして時間を潰したよ。
30分前には劇場に戻り、トイレと飲み物購入を済ませ準備万端!
やっと入場でき席へ着くと・・・
お~!ほぼ中央だ!思ったより良い席かも。
通常の映画と違って始めとかの予告などは一切ないし、
中間に芝居と同じく15分の休憩もあった。
今まで舞台のDVDとか見ても記録用的な感じで、平面的というか、
「やっぱり生がいいな~」と思ってしまう。
このゲキ×シネは初めから映像化を踏まえて舞台の演出や編集をしている。
生の舞台でも面白いと思うけど、映像化しても生の舞台では出来ないスローモーションとか、
顔のアップなど細かい部分まで見られるところが良かった。
クスッと笑ってしまうシーンもあったし、何より殺陣のアクションがすごい!
あれは生で観たらもっとすごい迫力だっただろうな。
一番驚いたのは、生では見られない細かい刀傷!
すごい特殊メイクで、ちゃんと服が切れたところから、肌も斬られて血も滲んでいるようになっている。
あと、皆長髪でサラサラヘアだったので、それぞれ髪留めが綺麗だった。
「あれいいな、欲しいな」とか思いながら観てた私って変かな(笑)
~キャスト感想~
伊達土門(上川隆也)・・・
とにかく復讐に燃える男!目力と汗がすごかった。
途中歌った時は「えっ!?いきなりミュージカル?」っと笑ってしまった。
サジ(堺雅人)・・・
ずっと笑顔だった(笑)
そしてその笑顔のまま次々と人殺しをしていく姿が怖い(≧m≦)
ものすごく身軽に刀をかわしていくところが凄かったし、
腰を落とし、スススっと走る姿が山南走りを思い出させた(笑)
早乙女くんとの殺陣もお互いしなやかな動きで、くるくる回ると衣装も長い髪も
なびいて観ていてうっとりしてしまうほど・・・。
美古都(稲盛いずみ)・・・
初めは声も高めでかわいらしい雰囲気で、とっても綺麗だった。
そして、飛頭蛮と名前を変えた土門と出会ってからは、悲しみや憎しみなど
涙がきれいだった。最後は声も低く太くなり、迫力ありました。
刀衣(早乙女太一)・・・
始めは女に変装して登場。さすが女形だけあって、舞が綺麗だった!
あとは、美古都を守る姿がけなげで可愛かった。
やっぱり流し眼がいい。堺さんとの殺陣が本当に綺麗だった!
ペナン(高田聖子)・・・
ハマン王朝の姫で、カタコトで話すところとか面白かった。
その他のキャストも個性的かつ演技力があり、3時間があっという間だった!
ずっと引き込まれて本当に飽きさせない作品だった。
予想以上に面白かったゲキ×シネ!
値段は映画より高いけど、でもまた機会があったら観てみたい!
舞台だと名古屋は飛ばされるからな・・・σ(^-^;)
せめてゲキ×シネで楽しみたいな(^-^)
~あらすじ~
遠い昔、ようやくひとつの政権で統治され始めた島国・鳳来(ほうらい)の国にまつわる物語。
無実の罪で監獄島に幽閉された伊達土門(上川隆也)。
10年の歳月が流れてもなお、濡れ衣を着せた者たちへの復讐を生きる糧にしている。
監獄島の奥深くに捕らえられていたサジと名乗る男(堺雅人)の力を得て脱獄、復讐への道を
着実に歩む土門の前に立ちはだかったのは、かつて将来を誓った女、美古都(稲盛いずみ)だった・・・。