宙組 カサブランカ 稽古場
明日はいよいよ伊藤園貸切公演の日ですね~♪
今から観劇&オフ会楽しみにしています~(^^)
「カサブランカ」は一応映画で観たことがあるのですが、宝塚版はより華やかで素敵なんだろうな~♪と期待しています。
大人のラブストーリーなので、うちの娘に理解できるかどうかちょっと不安ですが~(汗)
ヒロインは、汎ヨーロッパ主義の指導者で反ナチスのラズロの妻となるのですが、このラズロのモデルになった実在の人物はかの有名なレディーミツコ(駐日大使だったハインリヒ・クーデンホーフ・カレルギー伯に嫁いだ日本人女性。大和和紀さんの漫画「レディーミツコ」のヒロインです。)の次男リヒャルト・栄次郎・クーデンホーフ・カレルギーだと言われています。彼の思想を元に後にEU(欧州連合)が組織されることになったのでEUの父とも呼ばれている人物です。
このミツコという日本人女性は、フランツ・ヨーゼフ1世に会ったことのある唯一人の日本人です。
考えると異郷の地で伯爵夫人として生きた日本人女性が、宮廷でフランツ・ヨーゼフに会って話をしていたなんて不思議な気がしますね~(汗)
異国のしかも日本人女性が、外国の上流社会で伯爵夫人として生きるのは並大抵の苦労ではなかったでしょうね。
彼女は子どもたちを殊の外厳しく育て、女優と結婚するというリヒャルトを勘当しました。
そんな彼女から子どもたちは離れ、傍に残ったのは次女のオルガだけだったと言われています。
鳩山一郎さん(鳩山首相の祖父)はこのリヒャルトの友愛思想に感銘を受け、自由民主党を結党したわけですから日本の歴史にも大きくかかわった人物だといえますね~。
考えると凄い人だよね~。
このカサブランカでは主人公の恋敵になるラズロですが、そんな彼は実は凄く大物だったのよ~というお話でした(笑)