月と空の浜辺

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新型スカイライン(インフィニティQ50)試乗

2014-03-09 17:55:00 | Car

前回記事
新型スカイライン(インフィニティQ50)

写真付の詳細レビューは以下の記事参照
新型スカイライン(インフィニティQ50)展示車写真

乗ってきましたよ!
新型スカイラインことQ50。
買おうとすると600万円はするお車。
乗ってみたら、やっぱり良いものです。
欲しくなっちゃいますね(^o^)

日本名ではスカイラインV37になるのでしたっけ・・・。
まあQ50って呼ぶけれども。
今回はその感想です(^-^)

既にツイートしているので、そちらを見ている方もいると思いますが・・・。
3月8日(土)のつぶやき その1
3月8日(土)のつぶやき その2
該当のつぶやきまとめ。

いよいよ消費税が5%から8%に上がると言うことで、予てからの予定通り、フェアレディZ34のタイヤを購入するために日産ディーラーに遊びに(?)行きました。
今回は、ミシュランのフラグシップモデル。パイロットスーパースポーツを買おうと思い注文。
27万円な~り。
「た、高いのです・・・(;_;)」
現状最も高級、かつ評価が高いミシュランのタイヤさすがです・・・。
車は結局「タイヤの性能をどこまで引き出せるか」を追求して作られています。
ここをケチることはあり得ません。

・・・と言う建前はともかく、内心涙目になりつつ商談完了後、営業さんが
「新型スカイライン試乗されていきますよね。今準備しているので少々お待ちください」と、何も言わずとも乗せてくれる気満々だった!(*o*)!!

パイロット・スーパー・スポーツの記事作成しました(^-^)
Z34 究極の力 ミシュラン・パイロット・スーパー・スポーツ


担当の営業さんは他のお客さんが来たようで、若い担当さんにチェンジして貰って試乗開始!(^o^)/
(特にコース説明とかされないでも、勝手にいつもの試乗コース走ってきたのは秘密:謎)
今回は上級モデルの試乗となります。

まずエンジンを起動します。
日本のスカイラインはマニュアル車はなく、オートマチック車だけなので「ブレーキを踏みつつプッシュスタート」です。
普段マニュアル乗りの私にはその時点で違和感がありますが、ボタン押して「車は起動」していますが、エンジン音がないので、やっぱり違和感。
さすがはハイブリッドカーという感じでしょうか。

今回のスカイラインは「充電が十分であり、低速域ならばEV走行が可能」なレベルにまで拡張されています。

内装は非常に高級感があり、Z34に見られるような「価格を抑えるために妥協した」と見える部分は、ぱっと見では感じません。
オーナーになれば細かい粗も見えてくるのでしょうけれど・・・ね。
一般庶民である私からすれば「さすがな高級車!」と言う印象です。

ナビ(8インチ)とタッチパネルディスプレイ(7インチ)のコンビネーション(デュアルディスプレイ)なども今時風。
インターフェイス類は、スマホ操作のようになっており、扱いやすそうです。

コクピット周りの電装品、スイッチ類もよく出来ており、運転中の操作はよく考えられている印象でした。
運転中に、操作が必要になっても、姿勢を変えずに操作可能です。
(シートに肩をつけたまま、全てにアクセスできるという意味)

今回のスカイラインには、流行の「モードチェンジ」機能があり「スノウ」「エコ」「スタンダード」「スポーツ」と「パーソナル」を瞬時に切り替えられます。
運転中にも、スイッチをチョンチョンッて切り換えればすぐにモードチェンジしますね。

面白いのは「パーソナル」モードで、それぞれの設定項目を細かく変更させることが出来「最大で96パターン」の調整が可能だとか。
これ、ゲーマーとかは細かくチューンしたくなっちゃいますよね(笑)

とりあえずは、本命の「スポーツ」モードと「スタンダード」モードを試すことに。
ディーラー前の国道17号に出て速攻、グイッと強めに踏み込み!!

「うわっ。これはヤバい!」

思わず呟いてしまったスポーツモードでの驚異的な加速。
一瞬にしてとんでもない速度(いくつまで出したかなんて口に出来ない・・・)に到達してしまいます。
高性能と言われる「日産ハイブリッド」を体感してしまいました。

正直それまでは「モーターアシストあるって言ったって、Z34のVQ37VHRとそう変わらないんじゃない?」とか高をくくってました。
其れがとんでもない。
300kgも重いはずの車体で、フェアレディZ34よりも強烈な加速感を味わいました。


ちょっとここでスペックの紹介など・・・。

スカイライン(インフィニティQ50)主要スペック
全長:4800mm
全幅:1820mm
全高:1440mm
ホイールベース:2850mm
重量:1760kg~1800kg
回転半径:5.6m
燃費:17.8~18.4km/L

駆動形式:FR(後輪駆動:フロントエンジン、リアドライブ)
エンジン:V6 3500cc+モーターハイブリッド
最高出力:306ps/6800rpm+68ps(モーター)
最高トルク:35.7kgfm/5000rpm+29.6kgfmm(モーター)

標準の17インチホイールモデルのタイヤはBSの「POTENZA S001 RFT」
上級モデルは19インチでダンロップの「MAXX TT(GTかも)」の模様。
どちらもランフラットタイヤですね。

スペック上、エンジンとモーターが同時に起動すれば、確かにZ34を上回る性能にもなるのかな?
単純に合計出来るとも思えないけれど、体感では本当にそれくらいありそう・・・。


長くなってしまうので、残りは箇条書き(笑)

・大きさを感じさせないハンドリング
大分大きなボディですが、それを感じさせない運動性能です。
余りやりたくはないですが、狭いところに入ることも出来そうです。
ある程度の速度帯でも、運動性能に不満は感じませんでした。

・驚異的な安定性
「適当に流そうかな」というリラックス走行では80km/h程度の速度。
Z34だと70km/h程度なので、安全性が大分上がっている印象です。
Z34と比較してロングホイールベースな分もあると思いますが・・・。
どちらにしろ法定速度はオーバーしているので、リラックス運転でも意図的にセーブする必要はありそうです(笑)

・スポーツモードの挙動
加速は想像以上に鋭く、またブレーキの効きが強烈。
(上位モデルはフロント4ポット!!)
ただブレーキの挙動が、いかにも日産で「はじめ鈍いのに急にがっつり効く」感じで苦手。
乗り慣れれば良いのかも。

足回りも明らかに堅くなり、17号程度の路面状況では左右に小刻みに揺れます。
「マークXのスポーツモードと似たような動作」
たぶん、轍の影響なのかな?
ガッチガチのマジ走行モードですね。

・スタンダードモードの挙動
こちらは一転して「ちょっと物足りない加速感」
やはりZ34と比較して、と言う話になりますが、少し物足りない感じです。
もちろん一般車両と比べたら、十分すぎる動力性能なのですが・・・。

ブレーキの制動もマイルドになり、直線での細かな横揺れはなくなりました。
やっぱり足回りとしては、これくらいが乗りやすくて良いですね。

モード切替はうまく出来ていると思いますので、パーソナルモードで細かく調整できれば良さそうですね(^o^)


・フライバイステア(電子制御ステアリング)
噂の新ステアリングシステムですが、ちょっと乗った感じでは「違和感はない」です。
逆に、路面からのキックバックも少ないか?と聞かれたら「確かに少ないかな?」と言うレベル。
ただまっすぐ走る分には問題なく、手放し運転も出来そう。
ステアリングを左右に小刻みに切っても、ちゃんと反応しているので、問題はなさそうです。
発展していけば、面白いことになりそうですね。

・シートメモリは2個まで記憶可能
シートとハンドルは、日産お得意の「搭乗時はシートが下がり、ハンドルは跳ね上がる」形式。
エンジン起動とともに、シートとハンドルが所定の位置に移動するタイプです。
メモリは2種類あり、オーナー本人とその家族の二つ分までは記録できますね(^-^)


・コクピットの足元が狭い
悪い点の紹介になります。
基本的に広々とした車内なのですが、足元が狭いです。
FR車として特別狭いという訳ではないですが、左足(右ハンドル車)が中央からの膨らみに圧迫される印象があります。
マニュアル車ではないのでクラッチを踏み分ける必要はないので問題にはならないと思いますが・・・。
Z34の広々とした足元空間に慣れていると窮屈に感じますね。

まあコクピットを車体中央におけるクーペと、セダンとではそもそも条件も違いますし、また日産ハイブリッドシステムの関係で、ギアボックス、クラッチ関係が大型化しているのが原因ではないかと思います。
人によっては、大した問題ではないかも知れませんが、個人的には気になった部分でした。


写真付き記事にてレビューしました。
詳しくは以下の記事参照ください。
新型スカイライン(インフィニティQ50)展示車写真



タイヤ買ったのでお土産に京都のパン屋さんのパン貰いました(^o^)
グランマーブルですね。

こんな感じで。
買えるなら買っちゃっても良いかも!と思わせてくれる車でした。
「乗っただけで興奮できる」車なんて、そうはないです。
日産の上級グレードは凄い。そう思い直させてくれる良い経験でした(^o^)

実際のところ、割と真剣に「フェアレディZ34から乗り換えても良いかも」とか思っちゃいました。
凄いですよね。
スポーツカー(運動性能重視:重量1500kg)の車からセダン(快適性重視:重量1800kg)の車に乗り換えても良いかも、って思うなんて。
私は原則として「性能重視型」なのですが、今回のスカイラインは、その要求を満たすに十分なものでした。
ただやっぱりお値段が高いので、ちょっと手が出ないですね・・・。

今後追加される2リッターターボモデルが、どれくらい安くなるのか。
期待は高まるばかりですね。

と言うわけで・・・。
皆様も是非日産ディーラーで試乗してみてくださいねo(^-^)o




新型スカイラインのすべて (モーターファン別冊 ニューモデル速報)
クリエーター情報なし

三栄書房

 


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