ARTRICKS(アートリックス)

だまし絵、パズル、広告、本格ミステリ…三輪みわのブログです。

漢字イラスト・クイズ

2011年03月31日 02時03分20秒 | 漢字イラスト・クイズ

漢字で、なにかを表しています。さて何でしょう?(これも以前に提出した作品)

Comments (2)
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トリックアート・クイズ

2011年03月29日 03時01分48秒 | トリックアート・クイズ

壁紙のようなパターンの中に、何が隠れているでしょう? わりと簡単ですね。

これは以前に制作し、あるところに提出したけど不採用になったトリックアートクイズです。もうそれから1年以上は経つので、「お蔵だし」で掲載させてもらいますね。

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漢字を詰めるクロスワードを、どうぞ

2011年03月27日 13時29分40秒 | 自作パズル

今回は趣向を変えて、産経新聞ではなく、他の媒体で掲載しているパズルを紹介してみます。

リストの漢字をすべて空欄にあてはめ、漢字クロスワードを完成させてください。

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視点を変え、別のものに見立てる、広告ビジュアル

2011年03月25日 17時44分24秒 | だまし絵・広告

こんな視点があるんだなと思わされた、広告を2つ。2つには共通点があります。

"COFFEE TO GO" 訳しにくいのですが「コーヒーで旅をしよう」ぐらいでしょうか。アラビア製のコーヒーなんですね。野暮を承知で言えば、カップを旅行バッグに見立てています。

"See your little ones grow" 「子供の成長を、見ましょう」と訳したらいいかな。これは子供用の健康栄養ドリンクの広告。野暮を承知で言えば、カップを虫眼鏡に見立てています。

どちらもマグカップの見る方向を変え、別のものに見せ、目を引くビジュアルにしているわけです。でも、共通点はそれだけではないと思うんですよ。もう一つの共通点は……どちらも、英語のキャッチフレーズが「ヘタ」なんじゃないかなあ(^^;; もう少し、ビジュアルをうまく活かせる言葉があるように思うのですが……いかがでしょう。

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E・A・ポー「盗まれた手紙」と、だまし絵

2011年03月24日 02時28分37秒 | ミステリ・だまし絵

今回は、ちょっとした感想を書くのですが、有名なミステリの短編「盗まれた手紙」(E・A・ポー作)の真相を連想させてしまうので、ご注意ください。E・A・ポー「盗まれた手紙」を未読の方、また、その真相を知りたくないという方は、以下の文章は読まないでください。

さて。私が、この「盗まれた手紙」という有名な短編を最初に読んだのは、中学生の頃だったと覚えています。「隠し方トリック」の古典として、おもしろく読みました。そして、月日は流れ、大人になって、ある「だまし絵」と出会うわけです。以下の画像がそうです。

ウァイラント「状差し」
ホーホストラーテン「混成曲」
本物そっくりに描いた「だまし絵」なのですが、この絵を見て、最初に思ったのは「そうか!『盗まれた手紙』に出てくる状差しとはこんな形だったのか!」ということでした。それまで私は、柱にかかっているような、細長くてポケットの付いたタイプの状差しを、頭に思い描いていたのでした。中学生の頃には、こんな形の状差しがあるとは知らなかったですし…。自分のイメージの貧困さ、無知さにがっかりしたりもしました。
ところが、話はここで終わりません。ネットの発達のおかげで、「盗まれた手紙」の原文が容易に読めるようになったので、ちょっと調べてみたのです。以下が状差しの登場する原文とその訳です。

"At length my eyes, in going the circuit of the room, fell upon a trumpery fillagree card-rack of pasteboard, that hung dangling by a dirty blue ribbon, from a little brass knob just beneath the middle of the mantel-piece. In this rack, which had three or four compartments, were five or six visiting cards and a solitary letter."
部屋をぐるぐる見まわしているうちに、とうとう僕の眼は、暖炉前飾(マントルピース)の真ん中辺のすぐ下のところにある真鍮(しんちゅう)の小さなツマミから、よごれた青いリボンでぶら下げてある、安ものの、見かけばかりのボール紙製の名刺差しにとまった。この名刺差しには三つ四つの仕切りがあって、五、六枚の名刺と、一通だけの手紙とが入っていた。(訳は、青空文庫)

さて、どうでしょう。ボール紙製のラックで、マントルピースの辺りにぶらさげてある……やっぱり絵のようなパネルタイプのものなのか。それともウォールポケットみたいなタイプ? 果たして、E・A・ポーが描写したラックはどんなものだったのか……私には、分からなくなってしまいました。欧米の人たちは容易に思い浮かべられるのかもしれませんが、ほんと、どんなものだったのだろうと思う、今日この頃です。
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