表紙が「ドクロのだまし絵」になっている、この漫画シリーズもついに13巻で完結となりました。テーマをドクロに絞って、これだけの数を描くとなると大変だったでしょうから、作者の熱意と工夫に敬意を評したいと思います。
せっかくですので、中身の感想を少し。乱歩のエログロっぽい世界と、この作者の画風はよく合っていたと思います。どれも楽しめましたし、高く評価したいシリーズだと思います。ただ、乱歩の原作とは結末が違う作品がいくつかあったので、その場合はどこかに「原作を改変しています」という注釈を入れて欲しかったかな。「人間椅子」なんかは、なるほどと思う面白い結末に仕上がっていました。でも、やはり原作とは違うということは明記しておくべきではないかなと。ま、細か過ぎる指摘ですし、私の頭が固いだけなのかもしれませんが。
このブログではおなじみの、「江戸川乱歩異人館」の新刊が出ていました。
毎回、表紙をドクロのだまし絵にしていて、今回もなかなか素晴らしい出来だと思います。
たぶん作者としてはあれこれ苦労されているのだと思いますが…。私は楽しみにしていますので、ぜひ、これからも続けていただきたいと思う次第です。過去の表紙は、こちらのカテゴリーからご覧になっていただけます。
このブログで、何度も紹介している「江戸川乱歩異人館」の第９巻が出ていました。やはり表紙は、ドクロのだまし絵です。
ドクロの横顔をうまく隠そうと苦心されてますね。各巻の表紙のために描いて、これで９作目。続けるのは大変かもしれませんが、ぜひ続刊でも面白い「だまし絵」を披露していただきたいと思います。期待しています(^^)
さて、今回はこの話題だけにしておこうと思っていたら、今日たまたま見ていた関西ローカルのTV番組で「シャレコーベミュージアム」の紹介をしているのに出会ってしまいました。これは、ぜひ一度行ってみたいなあ。
なにしろ、外観が「ドクロ」のミュージアムなんです。
ミュージアムの中には、ドクロのコレクションがいっぱいだとか。調べてみるとFacebookのページがありました。
場所は尼崎ですが、日曜だけの開館だそうです。コレクションだけでなく、ドクロに関する講演会や、ｓＫｂ（シャレコーベ）ダンシングキッズなんていう活動もしていて、なんだかとても楽しそうです(^^)
髑髏のだまし絵は、面白くて大好きです。で、コミック本の「江戸川乱歩異人館」第７巻が出ていて、この表紙がいつものごとく「髑髏のだまし絵」になっていたので、ご紹介しておきましょう。今回は髑髏の横顔ですね。
ということで、今回は「髑髏の横顔」のだまし絵をいくつか掲載してみます。
上の３つは、いずれも出典不明(unknown source)。古い時代のものだとは思いますが…。
これは、自作。昨年のハロウィーン向けに作ったもので「だまし絵シアター」にも掲載されました。
