goo blog サービス終了のお知らせ 

あろまだよぅ! (^_^)v

どうってことない毎日をダァラダラと !
Doblogと共に沈んぢゃった、あろまおいる
ドリフターとなって漂流中よ!

やっと買ったわ

2010-12-04 08:37:34 | Music
 買おうか止めようか、何年もの間ずっと迷って延び延びになってたナナ2

昨日やっと買いましたぁ。 なぜ迷ってたかと言うと、それは小松奈々役が宮崎あおいチャンから
市川由衣チャンに代わったからなの。
モチロン市川由衣チャンが嫌だという訳ではなく、短絡的な私は、キャストが変更されることにより
私なりに掴んだ小松奈々のイメージが崩れてしまうことを恐れてたの。


 それに加えて更に大きな理由もあるんです。 ナナの出来栄えの良さに感激した私は、
止せばいいのについつい気が大きくなって更に5枚追加購入して、見てないというお友達に
片っ端から配っちゃったの。 そんな訳で2を買う予算が組めなくなってたんだぁ。 (^^ゞ






ねぇ、ナナ
夢が叶う事と、幸せになる事は
どうして別ものなんだろう
お願い ナナ もう一度歌って
 
って覚えてたんだけど違ってたわ。 記憶なんてけっこう曖昧なものねぇ。 (^_^;)v






 12月は株の配当も来ることだから頑張って2はスペシャルエディションにしたのよ。 
今日の午後、真澄チャンが来るので一緒に見ることになってます。 早く見たいなぁ。 (^_^)v

全く興味がないなんて言ってた真澄チャンだけど1枚進呈したのが良かったのか、今ではすっかり
歌手としてのみならず、女優としての美嘉チャンのファンとも化しています。 (^_^)v






 1作目から通しで見ることになってるんだけど全部で約6時間。 真澄チャン飽きないかしら?
まぁその時は。。。ご隠居たちが持ち込んだ発泡酒がまだまだあるから、2~3本勝手に貰って
飽きそうになったらチョットづつ飲ませば。。。お酒好きな彼女はきっと帰らないと思う。 (^_^)v


押し掛ける女

2010-05-14 08:54:47 | Music
今回の上京では予定に入ってなかったバンドの練習。
そう言えばレコーディングメンバーから外されちゃって以来、練習の連絡が来なくなっちゃったの。
 だけど。。。某情報筋から練習日を聞きつけたので押し掛けることにしましたぁ!

早く家を出たので練習時間までの間が持てそうもなかったから、遠回りして都電に乗ってみた。
そしたら運良くこんなレトロ感あふれる電車に乗れましたぁ。





 だけどその後が良くなかったなぁ。
途中で道を間違えちゃったみたいで、なかなかスタジオにたどり着けな~ぃ!
練習開始時間までずいぶん余裕があったはずなんだけど。。。時間が迫ってきてチト焦り出す私。






スタジオが見えてきたときにはホッとして、喉元過ぎれば何とやら。。。
迷子記念に一枚写真を「パチッ」、ってゆとりも出てきちゃったんだなぁ。 (^_^)v




 スタジオ入りすると既にメンバー達は来てました。
皆さん口々に「あれ、よく練習日がわかったなぁ」とか「お前、来たのかぁ!」とか。。。

 まぁ私が多少みんなの足手まといになってるのは自分でも自覚してるからいいんだけど
お前なんて言っちゃダメよねぇ。 あ~っ、私のことお前って言うなよな!
いつも言ってるでしょ、まったくぅ! ホント、いくら言ってもワカラン連中だわ。 ( ^_^)/~~


 それでも快くベースを私に渡してくれたので、すぐに機嫌が良くなる私だった。
タップリ3時間、久し振りにみんなとの演奏は楽しかったなぁ。

それにも増して楽しかったのは練習後の飲み会。
今回はクラスメイトたちを見学に呼んでなかったから女は私だけだし、彼らに会うのも久し振り。
会話の中心にしっかり座り。。。モテモテというわけではなかったけど、まぁ良い気分だった。



 こんな時にクラスメイトたちが居ると、話題の中心はいつも彼女たちになっちゃうの。
うん、これからは練習には必ず私ひとりで行くぞぅ!

 うふっ、あとCDのジャケット見本は思いのほか好評で嬉しかったなぁ。
尤もケチなんかつけたら。。。
「わかったわ、それじゃお前たちで作れよな!」ってお尻をまくっちゃうもの。

みんなもそれを分かってるから取りあえず褒めたんだと思うの。
バンドのみんなに会うと、つい我儘が出てしまうあろまでありました。 ゴメンにょ~! (^_^)v


SPバンド-3

2010-04-02 08:03:35 | Music
 昨日からの雨も間もなく上がり、今日は暖かく晴れ渡る予報のあろま藩です。
明日の土曜日も晴れの予報で、更に日曜は気温も16~7℃まであがる見込みですから、
この分なら寒がり揃いの領民たちと、日曜日に予定しているお花見もどうやら楽しくなりそうです。

 さぁてそろそろお花見弁当を考えなくちゃ。。。私は何を作ろうかなぁ。
そうだわ、あと歌の練習もしなくちゃ! 何を歌おうかしら、矢張りコーヒールンバかなぁ?
ウ・ウン ウンウン   むかしアラブの えらいおぼうさんがぁ~  

あらっ、歌ってる場合ぢゃなかったわ。 
それでは昨日の続きを。 (^_^;)v




そして優雅に空を泳ぐ鯉のぼりもとっくに降ろされ、そろそろ額が汗ばんでくるころになると、いよいよ
方向性を見失った私たちは遂に完全に行き詰ってしまった。 私は、それは何も音楽に限ったことでは
ないと思っている。 あらゆる全てのことは漸次その奥深さを知り、やがて壁に突き当たる。
毎日あんなに楽しかったはずの練習も辛さが前面に立ち、メンバーの顔から笑顔が消えていった。



この頃、音楽理論では我が校きってのKを、顧問として迎える相談が私の知らない所で進んでいた。
(紛らわしいので以下、日本橋のKちゃんは単にKちゃん、こちらをK-2号と記すことにする)

Kちゃん2号は論理的で、言う事の全てが理にかなっているのだが、穏やかな口調で発せられる正論と
妙に落ち着きはらった眼鏡の向こうからの眼差しを私は生理的に好きになれなかった。
しかし校内にあって彼女は、何事においても与えられた役割を全て完璧に果たしていた実力の持ち主で
あることも紛れもない事実なのだ。

いつからか分らぬが、私とメンバー達との間に少しずつ考え方のずれが生じ始めていることを感じた。
私に言えば反対するのは目に見えていることだから私を除外して相談した結果、Kちゃん2号を迎える
ことにしたのだろうが皆は私の気持ちをまるで理解していない。


私は彼女に限らず誰であれ、顧問やマネージャーなどを加入させることには反対だった。
私たちのバンドはプロのバンドではない。 趣味で楽しむバンドにいちいち他人の力など借りたくない。
各人の努力と、それを結集した皆のパワーで壁を打ち砕いていかなければならないと確信していた。
申し訳なかったが、今思えばそんな私の考えをKちゃん2号ににぶつけていたような気もする。


私たちは練習を終えても日本橋界隈をブラつくことがなくなり、練習の終了と共に各自解散した。
私の心は何だか空しく、また何とも形容しがたい物足りなさに満ち溢れていた。
この時私の頭の中に 「こんな気持ちでバンドを続けるなんて無意味だし、そろそろ潮時かしら。
もう止めようかなぁ?」 という思いが生まれ始めていた。

私は最悪の場合を想定してSちゃんにベースを秘密で特訓した。 バンドを壊したくなかったからだ。
ベース無しでバンドは成立しない。 かといって私たちの回りにバンドにも所属せずひとりでベースを
黙々と練習して楽しんでいる子なんて誰一人としていないことも事実なのだ。



やがて夏休みに入り。。。

みんなが待ちに待っていた、例の資材置き場の練習場での夏季10日間合宿が目前に迫っていた。
無機質な資材置き場にポツンと立てられたプレハブ小屋は、応援して下さるKちゃんの実家の従業員の
皆さんの手により増設され、且つ堅固に様変わりして今では立派な合宿所の感を呈していた。

合宿は私たちメンバー以外にも 『ストラップ・ピン・バンド女子親衛隊員』 の数名が加わり総勢十数名に
膨れ上がって、まがりなりにも楽しい日々を過ごしていた。
夕方になると、かなり大きな中華料理店の娘である某親衛隊員の実家から毎日お料理が届けられて、
私たちは自炊すら必要なかった。

「う~ん、そろそろ中華料理も飽きちゃったわねぇ」
「今度はお寿司屋さんの子を親衛隊員に加えましょうよ。 誰かお寿司屋さんの子知らない?」
「うふっ、たまにはイタリアンなんかも食べたいわよねぇ!」

それぞれ個性が異なる寄り合い所帯なので意見の相違から反目しあうことも時折りあったが、
それでも食べる時は誰もが笑顔と笑い声に溢れた楽しいひと時だった。



そんな合宿中のある日のこと、事の発端は忘れたがほんの些細な事から私とKちゃん2号が口論となり、
後に引かないKちゃん2号に対して私の怒りは頂点に達し、啖呵を切ると同時に彼女に挑みかかった。

気まずい空気が辺りに流れ誰一人として仲裁にすら入れない緊張感がその場を覆い尽くした。
かろうじて日本橋のKちゃんが振り上げた私の拳を抑えてくれたので、何とか殴らずに済みホッとした
ことを今でもハッキリ覚えているが、その後の成り行きの詳細は割愛することにする。


私は最後にひとこと 「バンド止めるね」 とだけみんなに伝え、「ベースはSちゃんに教え込んであるから
私が抜けてもみんなは絶対にこのバンドを続けて欲しい」 との趣旨の言葉を続け、練習場を後にした。
あれ程みんなで大切に育んできたものが、私のお馬鹿な行動により一瞬にして崩れた瞬間だった。

新学期が始まっても私は全く練習場に顔を出さなくなり、抜け殻のような日々を過ごしていた。
それでも私とKちゃんとの友情は変わることなく、ふたりの間ではいつも青春を謳歌していた。
彼女は折に触れては私にバンド復帰を促してくれたが私の気持ちは変わることなく、ことこれに関して
私はついぞ彼女の好意を素直に聞き入れる耳を持たなかった。



秋も深まってきた或る日、私のもとに一本の電話が架かり、これより以後の私の活動が一変する。
電話の主は、女ばかりの三姉妹の私にとって、恰も兄同然である幼馴染みの5級先輩からだった。
「やぁ、あろま元気か? お母さんから聞いたけどお前バンド辞めたんだってな。 チョット出て来いや」 






もうこれ以上はお読み下さる皆さま方も飽きて、辟易としてしてくる頃と思いますので一気に書きます。

私は彼が所属するラテンバンド、『ザ・フェニックス』 のベース担当として招かれ、再びバンド活動を
開始することになりました。
彼はそのバンドでベースを担当していましたがそのパートを私に譲り、自らはキーボードを担当する
ことになったのです。

フェニックスでも問題児だった私は色々な問題を引き起こしましたが、その辺りのことはまた改めて。


SPバンド-2

2010-04-01 07:25:58 | Music
 寒さが続くあろま藩です。 寒さに強い私は別にどうってことないのですが。。。
心配なのが領民たちとの週末のお花見です。 今日は雨だし明日も高確率で雨となりそうです。
土・日曜は暖かくなりそうだけど、皆さんは「地面があまり濡れてたら中止ね」などと言ってます。

「私は平気よ!決行しましょ」なんて言ったところで、みんなが来なくて私ひとりでゴザを敷いて
歌ってるわけにもいかないし。。。テルテル坊主でも作りましょうっと!


昨日はお休みしてしまったので、間があいてしまいましたが続きを書きました。 さて。。。




 私たちは練習日を毎週日曜日と定めて、土曜のうちに各自所用を済ませることにした。
特に新しく加わった目白のお嬢様のNちゃんと、霞ヶ関の高級官僚の娘Sちゃんは、毎週のように
美容院やショッピングに行ったりと結構忙しいのだ。

しかし私と日本橋のKちゃんは特にする事など何もないので、私は毎週土曜の午後からKちゃんの
家に泊りがけで出掛けていた。
浜町から日本橋を、そして妊娠している訳でもないのに何故か安産祈願の水天宮様にもお参りして、
また日本橋の目抜き通りをそぞろ歩くのが常だった。


そのうちに必ず声がかかるようになった。 「よぅ、バンドのお姉ちゃんたち! 葛餅でも食べに行くかい」
若い頃はきっとモテただろうと今でも一目で分る気品をそなえた老舗の大女将さんだ。
暇を持て余しているからよく声をかけてくれる。

向こうの方からも声がかかる 「オイ!バンドのネーチャンこっちはあんみつだぞ、ついてきな」
きっと若い頃は散々親を泣かしたんだろうな?。。。でも威勢のよい中にも育ちの良さが見え隠れする。
むこう気ばかりが強そうで、本当はお人よしの塊みたいなお爺ちゃんがニコニコして手招きする。

誰が聞いたってすぐウソと分る、しかも毎回同じ自慢話を私たちはいつも初めて聞く話しのような顔を
して、ご馳走になったあんみつなどを食べつつ 「フンフン、それでぇ?」 と相槌を打ちながら聞き入る。

すっかり筋書きも覚えてしまって聞き飽きているはずの話なのに、何故か面白くて毎回笑った。
祖父などは「あろまは楽団に入ってるのかい」 などと時代がかった事言ってるのに片や実にモダンだ。
こうしてそれぞれが平安に過ごす週末も日曜になると一変する。



「ちょっとぅ! あんた遅れてるわよ。 ちゃんと練習してこなかったんでしょ?」 
「何よ!ベースがしっかりリズムをきざまないから遅れちゃうのに。。。。もぅ、人のせいにして!」
「Nちゃん、あんた歌上手いんだから歌に専念してタンバリン止めなさいよ。 それみっともなくってよ」

リズム感が悪いくせに聞えよがしに大きく打ち鳴らす彼女のタンバリンにはメンバー一同閉口していた。

初めて見学に来た子たちはその勢いにただただ驚くばかりだったが、回を重ねる毎に徐々に慣れて
やがて練習をテープに録音してくれたりしたが、聞くに堪えなかったのか何故かこの辺りの罵りあいは
録音されていない。

今にして思えばこっちのほうが余程面白いのに残念でならない。
きっとこんなところを録音したら、後で私とKちゃんに何を言われるか分らないから消したのだろう。




こんな日々を送りながら季節は冬へと。 そしてまた春が巡って、やがて二年生となりクラス替え。






私とKちゃんだけはまた同じクラスで一緒。 大親友同士同じクラスであることを互いに喜びあった。
Kちゃんはソフトボール部、私は陸上部に所属していたが二年生になったのを期に部活動を止めた。
毎日授業が終わるとみんなで一目散にKちゃんの家に集まり、お喋りや練習に明け暮れていた。



やがてちらほらと私の大好きな鯉のぼりが目に付き始めた頃、私たちは幾分かバンドの方向性を見失い
夢中だったバンドの活動が少し重荷に感じるようになってはきていたが、メンバーの誰しもがまだまだ
それなりに楽しさを見出して練習に励んでいた。


私がこのバンドを止める羽目になるまであと3ヶ月ほど。
無情にも時間は留まることを知らず、それはいよいよ秒読み段階に入っていった。


SPバンド-1

2010-03-30 07:03:21 | Music

何事に関しても飽きやすい性格の私に長続きしたものは少ない。
そんな中で比較的長続きしているものが一つある。 それは高校一年生の時に始めたバンドだ。
小学生の高学年で初めてギターを手にしたが、中学では陸上部で長距離選手として明け暮れていて
バンドを結成するなどという考えは毛頭なかった。




(中学1年生の頃の写真だったと思います。 当時私は陸上部員だったので、練習後
シャワーを浴びてもすぐに髪が乾きやすいように、今では信じられないほど短かったのよ) (^^ゞ



やがて高校に進学。 私の高校ではライブハウス等で聞く子はたくさんいたが自分でロックバンドを
結成してまでやってみようとする子は少なかった。
そんな中で、日本橋の大親友Kちゃん(あろまと同じで男気性)と二人してバンドを結成する事にした。

先ずはメンバー集め。。。これが大仕事だった。 そもそも聴くだけでやりたがらない子の多い我が校で
しかも粗暴だった私たちふたりと一緒にバンドを結成しようなんて子は皆無に近かった。

それでも何とか私たちの子分のYちゃんとMちゃんを脅して無理やり引き入れることに成功した。
花形のギターは彼女達ふたりに譲って地味なベースを私が、練習がし難いドラム (とにかくドラムは
音が大きい)をKちゃんが担当する事で難航すると思われた各パートはあっさりと決まった。


Kちゃんの実家は土木業を生業としていたので、都内から離れた人気が無い場所に資材置き場があり
心優しい従業員の兄さんのひとりが毎日そこまで私たちを車で送迎してくれた。
他の従業員の皆さんも何かと協力して下さり現場から引き上げて不要になったプレハブを組み立てて
くれたり、古いエンジン発電機を私たちに下さった。
資材置き場には電気が来ていなかったので心配していたが、これでアンプに関してもクリアーできた。

これだけのご協力をいただいたのだからもう絶対に後には引く訳にはいかない。
私は先ず 『バンド不脱退宣言書』 を作成して皆に署名させた。 (後日私が最初に抜けることとなる)
楽器は異なっても私以外は、皆それぞれに子供の頃からバイオリン、ピアノなどを本格的に習って
いたので上達するスピードは私の予想をはるかに超えてた。


コピーから始めたが段々物足りなくなり、自分たちのオリジナル曲を作りたいとメンバーの誰もが考え
実行に移したがこればかりは私の独壇場だった。 決して他のメンバーが劣っていたのではない。
授業中は楽器を使えないから頭の中で譜を考える訳だが、もともと授業中は常にボーっとしていた
私だけは遠い視線で頬杖をついて、メロディーを考えていても先生に注意を受けなかったからなのだ。

そんな恩典をしっかり享受し、やがてレパートリーにオリジナル曲も2曲3曲と加わることとなった。

徐々にではあるが、腕をあげていった私たちのバンド 『ヴィーナス』 は 『ストラップ・ピン・バンド』 と
その名を変えて、小さなイベントやライブハウスもどきのところに時折出演するようになった。

本当に楽しい日々だった。 みんなギャラなど度外視。 時には食事がギャラ代わりのことすらあった。
息の合った四人で演奏出来る、ただそれだけでメンバーの誰も場大満足。

本当はエンディングに入る場合でも観客が楽しそうに踊っていれば、ドラムのKちゃんに目で合図。
彼女はニッコリ頷いて叩き方を変えるから、ギターの二人は事前に打ち合わせてある盛りあがった
場合のリピートをすぐ理解してもうワンコーラスと巧く繋ぐ。



しかしこんな四人の楽しいバンドの平穏も、私にとっては長く続かなかった。
私たち四人はあまり歌が上手くなかったので、相談のうえ専属のボーカルを加えることになった。
反対者は私ひとり。 メンバーの増員はそれ自体は別段目くじらを立てることではないのだが、
新しく加わる二人、SちゃんとNちゃん。
私はこのふたりと何故か気が合わない。 常に何かに付けては対立するのだが、その遠因は二人が
揃いも揃って「とっても美人だったからなのかしら?」 と、今でも思い出して笑ってしまうことがある。


そして遂に私が一番恐れていた事態が二年生の夏休みに現実とななるのだが、もちろんこの時点では
そんな事態が私を待ちうけているとはまだ予想だにしていなかった。


プロローグ

2010-03-29 20:47:19 | Music
 今しがたバンド仲間のTさんから電話をいただきました。
彼は、あんなに夢中になってレコーディングまでこぎつけたマスター音源が宙に浮いてしまっている
ことを憂いていて、今後の方針などについて各メンバーの意向を聞きたいとのことでした。

私以外のメンバーは5歳ほど年長なので社会に出て早15年となります。
それぞれ会社内でも責任が重くなる年齢ですのでマスター音源のCD化などと言っても、なかなか
時間を割くことが難しいことと思います。

そもそもレコーディングは私が抜けてやり直したので、CD制作などに関して全責任を負うとみんなに
約束をしたはずなのに。。。まだジャケットの構想も練りあがっていない体たらくなのです。
自分自身では、演奏メンバーから外れて気力を失ったわけではないと思ってはいても、知らず知らず
のうちにメンバーの一員としての自覚が希薄になっていたのかもしれません。

バンドのメンバーは誰もが一様に心優しい人たちなので、私に非難がましいことなどひと言だに言う
者など勿論おりませんが、それだけに却って私の心は痛みます。

それにしても私の最たる欠点である 『飽きやすい性格』 がこんなかたちで出てしまうとは。。。
思い起こしてみると、昨年末からベースに触ることすらなかった私。



大好きな音楽と、楽しかったバンドの活動を思い出すべく 『あろまの過去ログ』 からバンドに関する
ものを拾い出して読み返してみようかと思い始めた次第です。
私は過去に二つのバンドのメンバーとして参加し、それぞれに多くの楽しい思い出があります。

過去を振り返り懐かしがることはあまり私の好むところではありませんが、再び私のモチベーションを
高める一役になればと信じて、少し恥ずかしくもありますが。。。
明日から暫く過去を振り返ってみたいと思います。


あっれぇ。。。?

2010-01-29 10:57:59 | Music
 昨年末にレコーディングした5曲に加えて、今年のはじめに私抜きで吹き込んだ追加の曲。
早速聴くとそれら3曲はメンバーが1名減ってのレコーディングにも関わらず重厚で良い出来栄えでした。
それにも増して、フルートのMが私の代わりにベースを弾いた、昨年吹き込んだ5曲もご機嫌な出来なの!

 バンドのみんなは、「既に吹き込んだ5曲はお前のベースでいいよ!」なんて言ったけど。。。
何度聴き直しても私が加わらなかった方のマスターCDが良い出来栄えなのよねぇ! (^^ゞ
「どっちみちアマチュアバンドなんだから、最初の5曲はお前のベースでいいよ」なんて言われちゃったけど
私としてはどうせなら出来栄えが良い方で作りたいなぁ。

 なんとかみんなを説得して私が加わらなかったマスターを採用することになったけど、メンバーは
口々に「お前ホントにそれでいいのか?」とか、この時とばかりお前を連発するのよ、プンプン。
「あ~っ、『私のことお前って言うなよな』っていつも言ってるでしょ!」
こんど私のことをお前って言ったら。。。これだからなぁ エ~ィ! ( ^_^)/~~~~~~~~ぴゅ~~~~~~~~~◎ゴン★

 けっきょく不参加は許されず、私は写真・デザイン・制作、そして製作までやらされる羽目になったの。
1曲だけフェイドアウトがうまく加工されていない曲が気になったので、それは吹き込み直しを頼んだけど
果たしていつ出来上がることやら? せっかちな私としてはタブンみんなとのペースが合わないような気が。


 それに、こんな面倒な一連の作業を ぜ~んぶ私が背負込むんだったら。。。
多少出来は悪くてもベースで参加した方が楽だったかなぁ?

勢いでこんなことになってしまったことをチト後悔の今日のあろまであります。
なんだかメンバーたちにうまく嵌められちゃったのかしら? (^_^;)v

やれやれ Pt.2

2009-09-22 10:19:38 | Music
 それぢゃさっそく始めましょうよ! いくわよぅ! (^_^)v

 ところが。。。ここでメンバーのひとりがとんでもないことを言い出したの。 (^^ゞ
「今日は音響がいないからアロマがその穴を埋めろよ」ですってぇ。
 そんなのヤダよぅ、せっかく練習を積んだんだから私は絶対にベースをやる!
第一私はPAなどやったことがないから機器の操作だって全く分からないし。。。

 だけど私は歌わないのだからと押し切られ、レコーディング前の練習時に演奏のバランスと
ボーカルの音量の調整をして、本番では微調整なしで私はベースで参加となりました。 (^_^)v
ホッ、みんな何を言い出すか分からないからホントに気が抜けないのよねぇ。

今回はオリジナル曲の中からみんなで選んだ5曲をそれぞれ3回づつ吹き込むことにして、
それでも私なりに一曲終わる毎に、都度エコーを変えたりして自分なりに最善を尽くした。
ひとつ誤算だったのが、計15回の吹き込み直後のCDをファイナライズする前に、スタジオの
ダビングマシンを通して聴いた音量と、昼食後に全員が立ち寄ってくれたオイル城のミニコンポで
聴いた音量との違いなの。

ミニコンポを通して聴くと音量がスタジオで聴いた時よりはるかに小さくて驚いた。
ヴォリュームをMaxにしてやっと聞こえる程度。 でも一体何が悪かったのか私には分からない。
 それに関しては流石にメンバーたちも私を責め立てることなどせず、今回は練習と割り切り
日を改めて再挑戦することに決まりました。

演奏とボーカルのバランスだって悪くないし、演奏中にはちょっと過剰かと思われたエコーの
かかり具合だって思いのほか悪くはなかった。
次回は音響担当に腕を奮ってもらうことにして取りあえず10枚ダビングしてみんなに渡した。

そんな訳で暫くお江戸に足止めとなってしまったけれど。。。
こんな仕上がり具合ぢゃ私だって満足できないから再レコーディングは望むところ。

 取りあえず反省会は後日行うことにして、今日はこれにて終了することに。
演奏中は何かと私に対して指摘が多いけど、それは私のスキルが劣ってるからで仕方ない。
それにバンドが終われば朗らかで面白い連中だから矢張りみんなと一緒にいると楽しいの。
見学に来てくれた4人も一緒に夕方から、未完ではあるけど打ち上げ会との名目の飲み会を。

 楽器さえ手にしなければ断然私の天下なの。メンバーたちだってタジタジよ! (^_^)v
コラァお前らぁ、これは打ち上げだぞ! 合コンぢゃないんだからデレデレするなよなぁ。
そんな私の言葉には全く耳を傾けずデレデレしっぱなしの私より5歳も年上のメンバーたち。

いつだって練習後のこんな楽しいひとときがあるから、何を言われても我慢できるのかなぁ?
それに、こうして折角来てくれた私のお友達を歓待してくれるのは私にとっても嬉しいことだし、
けっこうメンバー達はそれなりに私の立場などを考えてくれてるんだと思う。
だけどそんなことを感謝の言葉にしたら。。。みんなは益々調子に乗るからそれは言わない。



打ち上げも終わりバンドのメンバーたちと別れたあと5人でお茶を飲みに行ったんだけど。。。
クラスメイト達の間では天下無敵の私でも、このように頭を抑えつけられちゃう仲間がいることを
初めて知ったみんなはけっこう驚いてたなぁ。

うふふっ、みんなもけっこう楽しかったみたいだし。。。暇だったら次回も見に来てねぇ。 (^_^;)v

やれやれ Pt.1

2009-09-21 09:04:37 | Music
 9月13日、それは待ちに待ってた私たちフェニックスのレコーディング日。
朝の9時から12時までの3時間が私たちのバンドに割り当てられた時間なの。
それにしても随分早いわねぇ。。。
どうせ私は歌わせてもらえないから構わないけど、バンドのみんなはこんな早くから果たして
声が出るのかしら?

チョット気の毒だったのが見学の4人。 最寄りの駅で8時に待ち合わせてたんだけど
折角の日曜日なのに朝っぱらからゴメンにょ~!
みんなから 「あろまチャン、顔が少し赤いけど大丈夫?」って言われたけど確かに赤かった。
自分では別段緊張してるとは思ってなかったけど、適当な私も流石にレコーディングとなると
少しは真剣になるのかと嬉しいような、恥ずかしいような複雑な気持ちだった。


 このスタジオを使用するのは初めてだけど広さは12畳くらいで、別途音響室があるの。
音響担当が出張中なので、今回は主を失った見晴らしの良いこの部屋を見学室に充てた。
そして向こう正面の壁一面に鏡が張られていて自分たちの動きも確認出来るの。
ダンスのレッスンなんかしたくなっちゃうくらいウキウキしてる自分がそこに写しだされていた。

9時近くなると続々とメンバーたちがやって来た。 全員集まったところでお友達を紹介。
「レコーディングが終わったらみんな揃って食事をしましょう」 と言うことで早速開始。
さてはお昼の時間に合わせてスタジオを借りたな? などと穿った見方をしてしまう私でした。

だってね、メンバーたちは私にはとっても厳しいくせして、片や可愛い子や綺麗な子を見ると
いつだってとっても優しいんだもん!
しかも私になんて見せたこともない極上の笑顔ですっごく優しく接するの。ホント信じられない。
プンプン。。。お前たちなんて嫌いだぁ! (^_^;)v


 今回もチョット長くなっちゃったから2回に分けることにしました。
もう書きあがってるけど 『明日に続く』 ってことで、前篇としてここで切っちゃおうっと。
えへへへっ、大したことないことを長々と引っ張っちゃって。。。私ってズルイなぁ。 (^_^)v

準備OK

2009-09-20 10:22:03 | Music
 すっかり涼しくなって、夏の蒸し暑さに泣かされっぱなしだった私も元気いっぱい!
秋になり、いつまでもフラッペのテンプレートってわけにもいかないから今日から変更しましたぁ。
うふふっ以前のテンプレに似てるけど、以前よりもチョッピリだけ裾を上げたの分かるかしら?
なぁんちゃってね。 (^_^;)v


それはさて置き。。。忙しさにかまけてご報告が遅くなったけど、今回の上京のもう一つの目的
私たちのバンドのレコーディングは13日に行われました。
P-なっつを始めSピン・バンド時代のメンバーがふたり、更には高校時代私に散々いぢめられて
いつも泣いてたマリエちゃんまで加わり総勢4人もの見学者が来てくれたんです。

 どれもなかなかの美人だから、私の影が薄くなるけど。。。まぁいいかぁ!
一つ気になったのがP-なっつ。
彼女はきっとクラシックでも聴きに行くかのような格好で来るって分かり切っていたから、
レコーディングの前日に彼女を呼び出してジーンズ・ショップでお買いもの。

あろま城から持ってきたスニーカーと共に、あろま通信社の東京支局員の初給与ってとこね。
そして見学に来る時は先月彼女に送っておいた帽子も必ずかぶって来るように厳命しといたの。

言われた通りにジーンズにスニーカー、そしてキャップをかぶってやって来たP-なっつは
なんだかとっても恥ずかしそうだったけど。。。すっごく良く似合ってて素敵だったわ。
素材が良い子はどんな格好をしても可愛くて見栄えがするわねぇ。
う~ん、ますます私の影が薄くなって霞んぢゃうぢゃないの、プンプン!



 うふふふっ、私の悪い癖で今回もすっかり前振りがながくなっちゃったわねぇ。
読んで下さる方だって長いのは面倒だと思うから、レコーディング風景は改めて書くことに。
ちょっと狭くて気の毒だけど取りあえず4人分の椅子もあることだし、見学のみんなには
このPAルームから見学してもらいました。 (^_^)v