田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

スタンバイ

2019年11月15日 | 日記
先日、練習中に1曲新しい歌が出て来ました。
極力何も考えず、
自然に任せて言葉とメロディーをとつとつと。
「♪スタンバっていても…」というスレーズから始まって、
?ってなったんですが、
そのまま歌い続けて一気に最後まで。



「スタンバイ」と名づけたこの曲は、
僕っぽくないと言えば僕っぽくないし、
僕っぽいと言えば僕っぽい。

応援歌みたいで、
なんとなく個人的にちょっと避けたくなるというのが本音でもあるのですが、
今回は…まあ、いいかなと。
こういう歌を年齢と重ねるごとに大真面目に歌えるようになったら、
それはそれで素敵な人生だなって思います。


まだ仮です。
新曲候補としてストックしておきたいと思います。

こういう歌を歌って、
自分より若い人達、あるいは同年代、さらには目上の皆様から、
何かしらの共感を頂けるようになったら、
幸せだと思います。

歌詞だけとなりますが、
お読み頂けたら幸いです。




スタンバイ

スタンばっていても
名を呼ばれることもない
あの日の君が見つめてた
夕陽をずっと忘れない

歯を食いしばっても
乗り越えられない壁が
あることを知ったあの夏
涙はただ邪魔だった

忘れられない静寂が消える頃
少し尖った君の影がまた歩き出す

スタンバイもう一度
あのラインを越えてゆけ
スタンバイそしてまた
あの空を見上げてよ
あの風をつかまえてよ

スタンバイ

真っ白な君の
背中には何もなくて
何もないようなんだけど
翼の跡滲んでた

どうすることも出来なくて衝動が
走り出さずにいられない誰もいない夜

スタンバイもう一度
あのラインの前に立て
スタンバイそしてまた
あの壁の向こう
あの壁の向こうへ

スタンバイもう一度
あのラインを越えてゆけ
スタンバイそしてまた
あの空を見上げてよ
あの風をつかまえてよ

スタンバイ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする