退屈な余白を自分で満たすか、
自分以外の何かに奪われるかで、
幸福度は左右される。
そんな単純なことに今まで気付いてなかった。
その余白は大切な誰かに埋めて貰ったり、
大切な誰かの為に費やすことでも幸福に変わる。
俺は俺の余白を言葉や歌で埋めてるけど…
どうなんだろう?
実は最近小説を書こうとしている、
だけど書けない。というか書かない。
そもそも小説を書くだけの執筆力や我慢強さみたいなものがない。
何よりモチベーションがない。
なのに小説を書こうとしている…どういうことだ。
小説というか、物語のあらすじを雑に考えている。
構想?
いや、ただの妄想。

男は誰にも何も告げず心の中で「人間辞めた宣言」をした。
それ以来、男は真夜中のコンビニで悪魔と会うようになる。
悪魔の姿は男以外の誰にも見えない。
毎晩のようにコンビニの前の公園で、
明け方近くまで悪魔と男は語り合う。
ある日悪魔が男に問いかけた。
「ところでお前の魂は何しに人間世界に生まれたんだ?」
気がつくと男は地下鉄の駅のホームに立っていた。
薄暗いホームの端っこ。
電車が走ってくる。
線路に吸い込まれそうになった、その時、
誰かが男の腕を掴み、男を救った。
男を救ったのは死神だった。
「迎えに来たんだけど、どこに行く?」
電車の中から悪魔が降りて来た。
こうして悪魔と死神と男の旅が始まる。
旅の目的は、
天使を探すこと。
なんて、そんな物語。
現実は読み飽きた小説より味気ない。
【弾き語り】2019.10 ペーパームーン 田中悟
自分以外の何かに奪われるかで、
幸福度は左右される。
そんな単純なことに今まで気付いてなかった。
その余白は大切な誰かに埋めて貰ったり、
大切な誰かの為に費やすことでも幸福に変わる。
俺は俺の余白を言葉や歌で埋めてるけど…
どうなんだろう?
実は最近小説を書こうとしている、
だけど書けない。というか書かない。
そもそも小説を書くだけの執筆力や我慢強さみたいなものがない。
何よりモチベーションがない。
なのに小説を書こうとしている…どういうことだ。
小説というか、物語のあらすじを雑に考えている。
構想?
いや、ただの妄想。

男は誰にも何も告げず心の中で「人間辞めた宣言」をした。
それ以来、男は真夜中のコンビニで悪魔と会うようになる。
悪魔の姿は男以外の誰にも見えない。
毎晩のようにコンビニの前の公園で、
明け方近くまで悪魔と男は語り合う。
ある日悪魔が男に問いかけた。
「ところでお前の魂は何しに人間世界に生まれたんだ?」
気がつくと男は地下鉄の駅のホームに立っていた。
薄暗いホームの端っこ。
電車が走ってくる。
線路に吸い込まれそうになった、その時、
誰かが男の腕を掴み、男を救った。
男を救ったのは死神だった。
「迎えに来たんだけど、どこに行く?」
電車の中から悪魔が降りて来た。
こうして悪魔と死神と男の旅が始まる。
旅の目的は、
天使を探すこと。
なんて、そんな物語。
現実は読み飽きた小説より味気ない。
【弾き語り】2019.10 ペーパームーン 田中悟