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田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

現実は読み飽きた小説より味気ない

2019年10月15日 | 日記
退屈な余白を自分で満たすか、
自分以外の何かに奪われるかで、
幸福度は左右される。
そんな単純なことに今まで気付いてなかった。
その余白は大切な誰かに埋めて貰ったり、
大切な誰かの為に費やすことでも幸福に変わる。
俺は俺の余白を言葉や歌で埋めてるけど…
どうなんだろう?

実は最近小説を書こうとしている、
だけど書けない。というか書かない。
そもそも小説を書くだけの執筆力や我慢強さみたいなものがない。
何よりモチベーションがない。
なのに小説を書こうとしている…どういうことだ。
小説というか、物語のあらすじを雑に考えている。
構想?
いや、ただの妄想。




男は誰にも何も告げず心の中で「人間辞めた宣言」をした。
それ以来、男は真夜中のコンビニで悪魔と会うようになる。
悪魔の姿は男以外の誰にも見えない。
毎晩のようにコンビニの前の公園で、
明け方近くまで悪魔と男は語り合う。
ある日悪魔が男に問いかけた。
「ところでお前の魂は何しに人間世界に生まれたんだ?」
気がつくと男は地下鉄の駅のホームに立っていた。
薄暗いホームの端っこ。
電車が走ってくる。
線路に吸い込まれそうになった、その時、
誰かが男の腕を掴み、男を救った。
男を救ったのは死神だった。
「迎えに来たんだけど、どこに行く?」
電車の中から悪魔が降りて来た。
こうして悪魔と死神と男の旅が始まる。
旅の目的は、
天使を探すこと。


なんて、そんな物語。



現実は読み飽きた小説より味気ない。


【弾き語り】2019.10 ペーパームーン 田中悟




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