田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

作曲をする時

2015年05月30日 | 日記


前回、作曲の話になりましたが、
今回はもう少し踏み込んで作曲の仕方について。

僕は何度も失敗を繰り返し、苦悩を重ね、
ある日ある時、突然作曲が出来るようになったんですけど、
作曲のメカニズムはいまだに自分でも理解不能です(^^;

ギターを持ってジャラ~ン♪とコードを鳴らすと、
そのまま勝手に口からメロディーと言葉が出てくる。
コードも勝手に展開していく。
(コード進行はある程度セオリーを意識してますけどね)

何も意図しない。
メロディと単語が同時に出てきて歌詞になる。
(ライブをするようになってからメロディがやや先行するようになりました)
どんな曲なのか、どんな歌詞なのか、その先の展開も分らない。
1コーラスぐらい作ったら、
なんとなく
歌の内容が分かってくる。

「ふ~ん、こんな内容の歌なのか、じゃあ2コーラス目の歌詞は?」

という感じでまた何も意図せずに、
勝手に出てくるままにメロディと歌詞を口ずさむ。

「こんな歌、あんな曲を作ろう!」
と思っても何も出てこない。

不思議。

なので僕は「僕じゃなくて僕の中の誰かが歌ってくれている」と思ってるんです。
本物のゴーストライターがいるんですよ、きっと。

即興で作って後で整える…
理屈で説明すればそういうことになるのかも知れませんけどね。


台本もそんな感じで書きます。
短歌も。

オートマティズム(「自動記述」「自動現象」)に近い感覚なのかな?
仕上がりが予想出来ないのが難点ですけど、
どこかで予定調和な気もしています。
真相は自分でもよく分かりません。

ただ、それが面白くて創作に夢中なのです。

今年中に何曲の新曲が歌えるだろうか?

来月の『第三木曜部』もどうぞお楽しみに(^-^)



ことぶきつかさ・田中悟の『第三木曜部』
 
【日時】6月18日(木)19時オープン19時半スタート
【料金】1500円(1ドリンク付き)
【会場】かつおの遊び場 
【出演】ことぶきつかさ 田中悟 ゲスト:大澤真也
コメント
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