田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

作曲

2015年05月28日 | 日記
田中悟

前回はカバー曲のお話でしたが、
今日はオリジナル曲について。

中学生の時に従兄弟の影響で音楽に興味を持ち始めたのですが…
いや、正確に言うと僕が興味を持ったのは、
音楽ではなく歌詞でした。

ARBのボーカル石橋凌さんの歌詞に惹かれたのが全てのはじまり。
たまたまミュージシャンだったんですね、憧れの人が。
僕はそもそも詩人になりたかったんですけど、
詩を書くだけでなく自分の詩に曲をつけて歌いたくなったんです。

歌う詩人、つまり、
吟遊詩人ってことだろうか?

でも、音楽にまったく興味がなかった訳じゃないんですよ。
ARB歴代ギタリスト、
田中一郎さんと斉藤光浩さんどちらの音も大好きでした。

で、姉が持っていたギターを手に取り、
自分の詩に曲をつけようと思ったのですが…

「ギターのコードってなんですのん?」

作曲なんてまったく出来ませんでした。


まったく出来なかった、ほんとにまったく。
既成曲のコピーさえも出来ない。
歌本の歌詞の上にあるコードを押さえても、まったくピンと来ない。
楽器を使わずに自分の詩に節をつけたりもしましたが、
変なお経みたいになるばかり…。


それから苦悩すること、なんと約10年。


10年以上苦しみ続けた26歳のある日、
突然、僕は作詞作曲が出来るようになったんです。
と言っても今やってる程度の初歩的な作曲ですけどね。

客観的に見れば約10年の蓄積があったから成長したんでしょうけど、
自分にとっては『ある日突然出来るようになった!!』と感じる訳です。
それはもう奇跡体験でした。


でも、

そこから曲を作り続けてライブハウスで活動するまでに、
更に15年以上の歳月を僕は費やしたんですけどね(^^;

どれだけ遠回りすれば気が済むのだろう?

遠回りしたくてしてる訳でもないし、
僕はずっと焦りながらここまで来たんですけどね。


てなわけで、

来月も歌います。

聞いて頂ければ幸いです(^-^)





ことぶきつかさ・田中悟の『第三木曜部』
 
【日時】6月18日(木)19時オープン19時半スタート
【料金】1500円(1ドリンク付き)
【会場】かつおの遊び場 
【出演】ことぶきつかさ 田中悟 ゲスト:大澤真也
コメント
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