夏浅し 2023-05-16 05:38:26 | 日記 軽暖や山菜蕎麦の太い、季語 夏浅し 夏にはいってから それほど日が経たず、木々も新緑の状態である頃をさす。「初夏」「夏めく」と似ている季語だが、こちらはそれほど明確なイメージを与えてはくれない。それゆえか、春の「春浅し」ほどには広く用いられず例句も少ない。歳時記抜粋。例句 夏あさきゆふべのそらのいろなりけり 安住 敦
羽抜鶏 2023-05-15 08:55:50 | 日記 意気だけは軒昂であり羽抜鶏季語 羽抜鶏 鳥類の羽は六月から晩夏にかけて、冬羽から夏羽へと抜け替わる。この頃の羽の整わない鳥を羽抜鳥という。雁鴨類は、飛羽である風切羽に至るまで脱落し、生え揃うまでの数週間は全く飛べなくなる。鶏などは晩夏の頃が多いようであるが、古い羽が抜けて新しい羽が生え揃うまではみすぼらしい姿になる。抜け羽の飛び散っている鶏小屋の羽抜鳥はみるからに哀れで、その言葉の響きにもどことなくペーソスが漂う。歳時記撥水。掲句 空威張りしている老人(自分)のこと例句 こちら向く律儀がおかし羽抜鳥 宇多喜代子
母の日 2023-05-14 05:46:22 | 日記 ね母の日や母子で笑ふ皺の数季語 母の日 五月の第二日曜日。母の愛に感謝を捧げる日として、1908年にアメリカで始まる。日本でも1913年導入され、戦後急速に一般化した。母存命の人は赤、亡くなった人は白のカーネーションを胸に飾ったりした。母への敬愛と感謝の念を表し、贈り物などする。歳時記抜粋。例句 母の日も子の残したたるもの食べて 福永鳴風
夏来る 2023-05-13 08:13:34 | 日記 庭端に野菜の苗を夏来る季語 夏来る 立夏の傍題 二十四節季の一つで太陽の黄経が四十五度の時である。陽暦五月六日にあたり、ゴールデンウィークの終わり頃にあたる。日本列島は南北に長いため、暦の上で夏になっても北方ではやっと桜の花が開いたばかりというように地域差が大きい。兎にも角にも夏になったと自覚することは、感覚を研ぎ澄まして季節を先取りする俳句において非常に有効と思われる。歳時記抜粋。例句 恐るべき君等の乳房夏来る 西東三鬼
たかんな 2023-05-12 07:49:59 | 日記 たかんなや母に貰ひし梅の味季語 たかんな 筍の傍題 イネ科に属するタケの芽を指す。筍飯などの料理になる。食用になるのは主に孟宗竹、真竹、淡竹の三種類がある。孟宗竹は栽培される筍で一番多い。直径10cm前後と太く、二月頃から五月頃出る。歳時記抜粋。例句 たかんなの土出でてなほ鬱蒼と 山口誓子-