17音の記録 やぶにらみ

気が向いた時の記録

 俳句・無季の句 川柳と 関連記事

春の雨

2016-04-09 09:28:38 | 日記
春の雨
春雨のあがるともなき明るさに  星野立子
ほころべはすぐに悔しき春の雨    拙

春に三日の天気なし と言われている春の天候。座敷で開く折箱もよし。

入学

2016-04-08 09:08:57 | 日記
入学式
  学帽を耳に支えて入学す   上野 泰
  入学や夢一杯のランドセル     拙

今日は当地の小学校の入学式。入学児一生の思い出の日。
もののない頃の入学式を思い出した。ダブダブの学生服や靴 おおきな重い風呂敷包を母に持たせ、貧しくても夢がいっぱいの楽しい一日だった。

啄木忌

2016-04-07 13:19:12 | 日記
啄木忌
啄木忌いくたび職を替へてもや 安住 敦
ペンダコをまさぐってみる啄木忌   拙

ペンをキーボードに代えて何年になるだろう。悪筆のためワープロのソフトをパソコンに入れて文書を書いたのは昭和五十年代。いつしかペンダコの影も薄れた。



春うらら

2016-04-05 13:52:55 | 日記
春うらら
春うらら歩きつかれて万歩計 三浅馨三
靴箱にりぼんひらひら春うらら  拙

新年度になり靴箱にも変更があった。ことさら、学校では新入生の靴箱は上級生によって綺麗に飾付けが行われ入学を心待ちにしている。入学の第一歩へのこころ温まる光景である。