:Aqua mode planning:

nonfiction in fiction

ハラスメント防止への誓約、及び協力のお願い

2023-09-01 23:59:58 | 注目!
松本が演出をする現場(:Aqua mode planning:以外も含む)では、以下の文書を印刷したものに記名・捺印の上でキャスト・スタッフに配布しています。

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ハラスメント防止への誓約、及び協力のお願い

演劇は、創作過程である稽古期間中も、上演を行う為の本番期間中も、劇中に限らず絶えず座組内で人間同士のやり取りが発生します。
年代・性別・出自・価値観などに違いがあれどキャスト・スタッフは各々が一個人として尊重される存在であり、統一の目標である本番での上演に向けて多人数で行動する中で不快感を得たり自尊心を損なう状況が発生した場合、我慢をすべき仕方のない事と傷付きながら許容して飲み込む必要はありません。
私個人の考えとしては、演出家の存在は座組内において上位ではなく、出演者がいなければ上演を行う事さえ出来ず、その逆に演出家が不在であろうと出演者は台本さえあれば演技を行う事が出来ます。にもかかわらず演出家の意図を汲みながら演技を行い、より良い作品の完成に向けて共に創作の道を歩める機会を幸いに思っています。

●立場・役職の関係により、逆らいにくい状況である
●業務上に必要な言動・行動の範疇を越えている
●相手の意志・人格への尊重が欠けている

これらが揃うとハラスメントとなる可能性が高くなりますし、揃わずとも相手にとって心的・肉体的ダメージを与える行為は行われるべきではありません。
見聞きする機会の多いパワハラ・セクハラ以外にも、ハラスメントに該当し得る事象は発生する可能性がありますので、演出家として発言頻度が高まる私のみならず、意識を持つ事で健康的で有意義な座組として千秋楽までの時間を過ごせる様に全関係者が努めて行ける事を望みます。

劇中での演技に関わる演出指示についても、出演者は過剰・不要と感じる表現・接触を無理に行う必要はありません。「作品の為に仕方がない」「普通の人なら大丈夫なはず」と受け入れず、違和感を持った時点でお伝えください。貴方が嫌と感じるそれ自体が演出指示を別のものに変える正当な理由となります。

相談・報告は:Aquq mode planning:代表である松本隆志、副代表である長友美聡・西恭一・田辺ゆかり、以上4名の内、貴方が話を伝えやすいと思える相手が窓口となります。
別途、厚生労働省ハラスメント相談窓口も以下に記載します。

厚生労働省ハラスメント相談窓口 0120-714-864
月曜~金曜17:00~22:00/土曜・日曜10:00~17:00
祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く
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