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nonfiction in fiction

「君の言葉で目が覚める」#005【2014.05.25】再演。by:松本隆志

2014-05-25 23:57:56 | 【10】君の言葉で目が覚める
松本です。

2014年01月に都内で上演した作品を、千葉県柏市の行政イベントである柏市民活動フェスタ2014にて再びの上演となりました。
個人的には2010年から継続してこのイベントに関わっていたものの、AMPとしての参加は初です。メンバーの多くがこの地区に在住している為、都内での活動だけでなくこちらでも演劇活動が出来たらという思いがあったのが発端。





我々の出番の後、自分が別に代表を務める柏市民劇場CoTiKの上演もありました。
そちらは旗揚げ7年目にして初の団員による脚本・演出。今後の方向性を再確認する上でも、キャストとしての参加にばかり意識が向いていた団員にスタッフワークを覚えさせる上でも、意義ある機会でした。


今回の参加で改めて感じたのは、千葉県柏市の演劇団体の少なさ。

別会場での上演を含めても今年は演劇が4つのみ。そしてその内3つが朗読。何より、その4つの内の2つは自分の団体な訳で。
行政から『この地区で演劇を行うのは極僅かに過ぎない』と判断されてしまっては、以降の機会を損じる可能性が上がるばかり。一般的でない事業に積極的な税金の投入は見込めない。それはつまり演劇という文化そのものが社会的に死んだと言われるも同然。一方で、誰かが守らなければ残らない文化なのであればそれは一般的なものに成り得ていないという事でもあり。

近年かしわ演劇祭の効果もあって横の繋がりが生まれ始めている感もありつつ、かつては誰かがそういった企画を行わずとも自然発生的に劇団が生まれていたはずなのに。今この千葉県柏市の演劇事情に何が起きているのか、不安が高まります。

「君の言葉で目が覚める」#004【2014.01.27】終演。by:松本隆志

2014-01-27 22:24:12 | 【10】君の言葉で目が覚める
2014年の書初めはこれでした。
1月2日(木)頃に書いた記憶があります。

舞台美術はなく動きも最低限。
別に制作が遅れてそうなったとかではありません。「豚にも程がある」を書き終える前から既に構想はあって、観客の想像力に委ねる演目にするつもりでした。

演目創作にあたってやらなければならない事は2つあると思っています。1つは、より良い要素を足していく事。もう1つは、余計な要素を取り除く事。
前者を足しすぎると後者にも影響を与えます。例えば全く演目に合わない衣装・舞台美術・音響・照明・演技などをすれば違和感が生まれる。それを防ぐ為にイメージを固定させて細かく作り込んで行く手法が通常ではありますが、これも盲目的に盛り過ぎると主張が強くなって飲み込み辛くなる。観客の想像の及ぶ範囲を狭めてしまえば、その先を知ろうとする興味を失わせてしまいます。

これは自身の観劇経験から得たものです。
劇場での上演を前に簡素なスペースで朗読での披露が行われた演目を観た際、衣装も舞台美術もないのにイメージが湧いて色彩も豊かに見えてきました。なのにその後に同じ演目を劇場で見たら、衣装も舞台美術もノイズの様に自分の想像を邪魔してきて世界観に入り込めないまま。正直、あまり面白くなかった。観たのが初回だったか2回目だったかはあまり関係がなかったと思います。

視覚情報と本人の想像力。
感情にダイレクトに結び付くのがどちらかとなれば、想像力ではないかと。

観客を選ばずに広い層に気軽に観てもらうには、考えなくても目で見てすぐ分かるほうがいいのかもしれない。想像してもらうにはまずもって理解しながら観てみようと思ってくれている前提が必要ですから、気軽さは求められなくなるかもしれない。カードゲームにしてもスポーツにしても、世の中に広まってライトユーザーを獲得出来ているのは分かりやすいルールのものです。
とはいえ、芸術まで分かりやすくなってしまってはいけない。やる側にとっては敷居が下がって気軽に参加が出来たほうがいいけれど、観る側にとって内容が易しくなってしまうのは別の話。カードゲームやスポーツの易しい試合なんて、観ていても面白くない。難しい局面やその先を想像させるドラマがあるから面白いのです。かと言って難解なものこそ質が高いという訳でもない。このバランスは作り手側がいつまでも模索し続けなければならない命題です。

君の言葉で目が覚める」。
この演目は2014年5月に千葉県柏市での再演を予定しています。お近くの方は是非。


最後に。
まめ芝。としての打ち上げはこの前日に終わっていて、この写真にある品物は全て松本が個人的に頂いた差し入れです。お陰でこの日も打ち上げが出来ました。

たくさんのお気持ちに感謝。

「君の言葉で目が覚める」#003【2014.01.20】現地リハ!by:泉いづる

2014-01-20 01:54:47 | 【10】君の言葉で目が覚める

こちらは「君の言葉で目が覚める」の舞台配置(画面奥のダンボールは違います)

私の出番です!
雰囲気作りもあって照明はこの状態よりも暗めに設定されています。居眠りしない程度に情景を思い浮かべて聴いて頂ければと思います。そして、最後に泣いてください。

それでは、当日皆様にお会いできます事を!お待ちしております!!

「君の言葉で目が覚める」#002【2014.01.13】2度目の通し稽古。by:重稲結衣

2014-01-13 22:27:56 | 【10】君の言葉で目が覚める
今回の演目には出演しませんが、稽古を見学してきました!
AMPメンバーの重稲結衣です(^-^)

この日は「君の言葉で目が覚める」の稽古でした。
わたしの他にも男性の見学者さんが2名いらっしゃる中で、通し稽古をしていました。
しばらく稽古に参加していなかったため台本も読んでおらず、完全なる初見だったのですが、途中何度も涙が出そうになりました(;_;)
この時はなぜか泣いてなるものか!と耐えて泣かなかったのですが、本当にじわじわと涙腺が刺激されました。
とても寂しく、あたたかいお話です。

出演者の松本さんいづるさん

リラックス中ですね。

もう一つの演目「豚にも程がある」も大変楽しみです!
こちらは笑って楽しめそうな予感です。

本番も迫ってきました!
出演者のみなさん、稽古がんばってくださーい(^o^)

「君の言葉で目が覚める」#001【2014.01.06】稽古開始。by:泉いづる

2014-01-06 23:07:30 | 【10】君の言葉で目が覚める
あけました。おめでとうございます。泉いづるです。
6月ぶりですが、覚えていますか?

さて、本日からもうひとつの方の演目「君の言葉で目が覚める」の稽古が開始されました。こちらは、「豚にも程がある」とは違って朗読スタイルのお芝居です。そして、泣けます。

毎回思うのですが、私が演じる役は必ずどこか変わった子たちです。なので掴むのが大変です。今回は稽古日数少ないのでいつも以上に頑張らねば…っ!


写真は、松本さん宅のぬこ、なかむら。本日は彼女と戯れながらの稽古でした。そして、ゴメンね…、もうお腹は撫でないから嫌いにならないで……(ちょっと私信)