約一ヶ月ぶりの日記、本当はもっと釣りに行ってるんですが・・・・
久々に、毎年入る谿の源流部と下流部を2日に分けての生息調査。
26日:うだるような午後3時過ぎ、源流を目指す。盆前に来た時はイワナが多く出たが、盆休みに数名入ったようなので暫く入るのを控えていた。そろそろ荒食いの時期かなと様子を観に出かけいつもの場所は飛ばして奥を足早に遡行する。
やはり大物は開きに出始まっており、大き目のカディスは反応が良い!小物が出ても合わせない!しかし、つい右手が反応してしまうのは悲しいかな。。。小物つり師の性である。
この区間は背の黒点無しヌルヌルヤマメ!今回お目にかかったのはやたら体色が薄くパーマークもかなり薄めであと少しで無紋ヤマメ??
他にもこの地方特有アメマス系のイワナがのヌルヌルヤマメに混じって釣れてくる。暗い谿で最後に釣れたヤツは丸々として白点のはっきりしたイワナ!
約二時間の遡行だったので2股の源流部までは行けずに引き返す。途中、メジロアブがまだいたが、盛夏に比べると下流部はもう居ない。
途中杉の伐採に伴い谿沿いの原生林がかなり伐採されていた。この先、ここの貴重な渓魚達にどのような影響があるのだろうか?? 心配である。。
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27日:翌日も午後3時半~5時まで、この日は下流部を・・・
先日、良型をバラシた開きを狙うとやはり居ました。。ヌル系の赤みが強いヤマメ!
お腹はパンパンでグッと背が張りサイズはそこそこであるが、ライトロッドはバットまで絞りこまれる。ここでも大場所だけ狙い遡行していくが、やはり釣り易いところは抜かれているようで蜘蛛の巣天井が残っている場所は必ずいいサイズが残っていましたね。
この区間はヤマメの比率が高くこの日は殆んどヤマメ!
下流部最初の堰堤まで釣り上り車に戻った途端に土砂降り。。夜中まで降り続いたのでまたリセットされてこのあとが楽しみである。
*****お願い*****
この日記を読まれた方で、場所を特定できる方がいらっしゃると思いますが、この水系には、この地方独特のヤマメ・イワナの固有種が生息しています。
毎年、独自に源流部の生息調査をしていますが近年、生息数が減少してきております。
貴重種はサイズに関わらずできるだけリリースをお願いいたします。
りんご屋