林檎屋の休日

林檎屋の釣り日記

北海道釣行Ⅱ(阿寒湖編)

2005-06-28 23:24:50 | 釣行記

21日、昨日は阿寒湖ノーヒットで終わったが今日は1日粘れるのでなんとか1匹でも・・
前日の疲れが残っていて起きたのが4時半、別室の正明さんの携帯に掛けるともう小島前の馬の背に・・早い!! 急いでウェーダーを履き湖へ、途中3人組が遊歩道横から来て先に岬へ入って行ったがすでに数名立ち込んでいる。見渡すと例の葦前のカケアガリにもにフライマンが・・・しょうがないもう5時だから。仕方なく、正明さん・SAGAちゃんの間に入らせてもらう。助かった!DSCF0142

状況を聞くと、ユスリカが大量にハッチしていてユスリカのLLに当りがありヒット!しかし、強い引き込みに6Xティペットがもたずランディングには至らなかったようだ。今日は、1979年Hardy9’3”#7/8グラファイトに1930年代ST.George3 3/4の組み合わせラインはWF-8Fで臨んだ。3x12fに4x1mプラス、ティペット5x1.5mの先は#18のユスリカウェットを小島方向正面へキャスト!スローリトリーブやLLニンフ状態で当りを待つ。時々湖面にはディンプルライズ、微風と緩やかな湖面の流れでフローティングラインがたわむ。時間がただ過ぎていく。6時頃たわんでいたラインが微妙に動いた、ロッドを立てるとティップに微かなテンションが掛かり小気味良い引き、1年振りの感触を暫く楽しんだ。しかし、この引きではそう大きくないと判断し急いで最初のアメマスをネットに取り込み岸へと向かう。初アメ40cmをデジカメで撮り、ながら次第に嬉しさがこみ上げてくる。
そう、今日は自分のBirthday!!これが、始まりだった。ame40

一通り撮り終えてリリース、また釣りに戻ったが、まだ2人には当たりが無い。遠浅なので先程のシステムでも何度か根掛かりした。当たりが無いのでシステムを変えようとしていたら、自分と正明さんの正面、遠浅の15m先でユスリカに集まっているワカサギが急に逃げ惑っているのが見えた。大物アメマスが群れに突っ込んできた様子!しばらくして左前方沖で激しいボイル!多分瀕死のワカサギでも食べたんだろう?? そこで、中禅寺湖用に作り溜めていたフローティングワカサギ、阿寒湖ではドライワカサギと言われているものを3xに戻したリーダーの先に冗談半分で付けボイル付近にキャスト!「こんなのに来たら凄いだろうね!」なんて正明さんと顔を向き合わせて話していたら大きな音が・・見るとフライ付近での大きなボイル、フライが見当たらないラインの先端が沈み始めたので急いでロッドを立てラインを張るとフッキングしていた。
Dsc00012 この手のフライは早合わせは禁物で咥えて潜り始めてからの合わせで丁度いい。特に大型になる程その傾向がある。
ヒットしてすぐはカケアガリの縁にじっとしていたが、ラインをリールに回収してロッドを絞り込んだ途端に一気に沖へ走り出した。St.Georgeが悲鳴を上げている。派手なジャンプは無いが、とにかく岩魚族特有の重い引きである。昨年のアメマスの引きとは明らかに違う。ヒット当初ExTバットを外していたので、どうも左手に負担がかかりやり取りがしづらい。急いでバットキャップを取り外しExTを取り付けようやく楽になった。周囲の人は、こんな時になにやってるのだろう?と思うに違いないが、以外に自分は冷静に対処しているのだ。
Dsc00015 しかし、なかなか水面に上がって来ない。さすが大物アメマス、何回かのやり取り中に背鰭と尾鰭をみて改めて大きさにビックリした。ようやく、顔を出して空気を吸わせてから一気にランディングに持ち込んだが、さすがに手元に来ての抵抗は強かったが、約5分間のファイトをした大物もネットの中に納まった。均整がとれ丸々としたアメマス56cm。Dsc00018
昨年のスレンダーな55cmとは全く違う魚体である。記念写真を撮りしばらくトロフィーサイズの余韻に浸りながら元気を回復させリリース、アメマスは湖中に戻っていった。ame56DSCF0102

その間、正明さんにはファイト中の写真を撮ってもらったので後が楽しみだ。
朝食をとりにホテルへ戻りSAGAちゃんと10時頃まで休憩し、正明さんは昼過ぎまで阿寒川に・・釣果を期待して見送った。
昼にボートハウスで待ち合わせ、その間桟橋の近辺に居るアメマスをSAGAちゃんと狙う。
瀕死のワカサギを狙い時々ライズしているので今朝のドライワカサギを浮べていたら突然襲われた!合わせが早すぎて空振り、すぐマラブーストリーマーに変えたら着水と同時にヒット!
すると、携帯が鳴りだした。ズボンのポケットにあるのでなんとか取り出し出ると、知り合いのりんご農家からである。「昨日のりんごの総会に来なかったけど、今何処?? もしかして北海道?」 「そう北海道、阿寒湖!それも今ヒット中!!」ってな事で丁重に携帯を切ってやり取り開始。上がってきたのは50cmのアメマス。ランディングしていると。杉坂(兄)さんがビデオ撮影の休憩に帰ってきた。1年振りの再会、モンカゲロウがいまいちなので苦戦しているとの事。今年の中禅寺湖でのレイク・ブラウンの話を聞かせてもらい、ここで別れた。午後は、早々に小島前の岬に入って正明さんを待つ。DSCF0119

モンカゲロウハッチしているが、微風による風でもライズがあまり無く捕食モードに入ってない様子である。夕方、岬に立って風下から近づいてくるライズにブラックカディス#14をキャスト!
ヒットした瞬間に表層で釣れるレインボー特有の4連続ジャンプ!
丸々とした38cm。しかし、ヒットも今日はここまででした。ちゃんちゃん!
ホテルに帰りバイキングを3人でたらふく食べて、部屋に帰り宴会となって今日の労いと
自分のBirthdayを祝ってもらった。DSCF0130


北海道釣行Ⅰ(河川編)

2005-06-23 23:01:03 | 釣行記
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今年も6月19日から22日の3泊4日で北海道道東釣行をしてきた。
今回も昨年同様正明さんと一緒の旅だが、今回はSAGAちゃんも釧路から1日遅れで合流する事になっている。
来年は、よねさんやアウルさんも同行できると楽しいのだが・・・今年は仕事の都合で中禅寺湖に行かれずにいたので阿寒湖に賭けてみた。
しかし、季節の遅れを取り戻せないままの現地入りとなった。19日、羽田から中標津空港へ、すぐにレンタカーで一路オショロコマのいる川へ小さいながらも沢山釣れて、はじめて釣るオショロコマに感動した。結構、ヤマメも釣れたが夏にはオショロコマのみになるらしい! 今回は、オショロコマ用に6‘6“#3バンブーに復刻ST.George Jrをセット、ロッドは正明さんの兄、ヤナさんこと柳沢公明さんから譲ってもらった昔のパートリッジをフルリメイクさせた物である。これは、佐々野釣具店にてかなり昔に買った物らしい。イブニングは、大物狙いで挑んだが撃沈!ホテルで釣り談義に花が咲き飲みすぎてかなり酔っ払ってしまった、しかし次の日朝4時には川原にいた。

20日のタックルは、先日レストアした1979年製初期のHardy Graphite 9’3”# 7/8に4”EXTを装着してセミダブルに、ReelはHuskyに流れが速いのでRioのウィンドカッターインターチェンジャブル#8/9のミドルを抜いてシンクティップタイプ5をセットした。(昨日もこれで臨んだが結果は・・・・・残念!^^;)
昨年、ヒットさせたものの掛かりが浅くジャンプされバラシてしまった同じポイントに来た。DSCF0040
「DSCF0021.JPG」をダウンロード

そこは若干流れが変わっていた。 上流からレインボー狙いで一通り大型ウェット#2をダウンクロスで流し反応が無いので、スペアスプールに巻いてあるミッドスペイ#6/7F に今度はグレートセッジ#6変えて同じように流していった。 しばらくして正明さんが来たので釣果を訪ねると大物ウグイを3本BLスカッドでヒットさせていた。(笑)
反応が無いまま最後にいかにも溜まっていそうな流れにフライをダウンクロスにキャスト開きに向かってドリフトが終わる頃に「ズン!」と重い当たりが手元に伝わる。ロッドを立ててあわせるが重い引きである水中でもがいているのが伝わってくる。 正明さんは、「これはウグイの引きだ~~!」なんていっているが、どうも走り方が鋭い。レインボーでもないし「これはもしかして、外道のS鱒??」ファイト中に頭をよぎる・・・
やはり上がってきたのはS鱒。しかし、ローリングをしなかったのでライン痕がつかずに綺麗な鱗。写真を撮り即リリース45cmの丸々と太った魚体であった。

ホテルに戻り身支度をして、早めに一路釧路空港に向かう。空港には今日から合流するSAGAちゃんが待っている。2時間ほどで空港に着いた。彼に会うのは初めてであるが正明さんから聞いていたのでそんな感じがしなかった。すぐに、阿寒湖に向かい約1時間で阿寒川ホテル跡に着く。漁協のとくさんに湖の状況を聞いたら良くないので、ここで数時間やってみた。しかし、日曜日にあまりにも沢山人が入ったのと阿寒湖の不調のせいで今日も人が多く。一番の有名ポイントのせいか魚はいるが、相当スレている。昨年、50~56cmを釣った場所でなんとか40cmと小ニジの2本釣れたが、他に2回ティペットを切られたり、3回バラシがあった。DSCF0052

阿寒川は、Hardy のブランクで作った9’ #5/6に70年代Perfect33/8#6で昨年と一緒の組み合わせ。
早めにホテルにチェックインして身支度してボートハウスへここでティペットと斜里川で無くしたドライシェイクを買って小島前に向かう。岬先端に数人いて昨年55cmを上げた葦前が空いていたのでここに入る。モンカゲロウは多少ハッチしているがまだアメマスの捕食対象になっていないみたいで、数回ライズがあったものの、同行の二人も何も起こらずこの日は終わってしまった。また回りの人も誰も釣れていない様子だった。
明日は、自分の誕生日なんとか結果を出したい!!



毎年の楽しみ

2005-06-18 01:23:35 | 日記・エッセイ・コラム
今日、近所のさくらんぼ園に家族で行ってきた!
我が家のりんご園のすぐ裏手にあり直ぐ行ける場所なのだ。
毎年収穫の時期を待って、さくらんぼ狩りをしている。

娘が学校から帰ってきたのでそのまま直行!当然愛犬リンも同行。
今年は、雨が少ないので品質が良く美味しい!!
2~3種食べたが、やはり佐藤錦が一番甘かった!

阿寒湖に行く私を除いて、日曜に皆でまた知り合いのさくらんぼ園に行くらしい!
ここのは、また格別に美味いのである。

父の日と誕生日を毎年自由にさせてもらっているので家族に感謝しなければ・・
おかげで、林檎の開花からウェーダー乾きっぱなし!^^;
中禅寺湖に結局行かぬまま阿寒入り!(泣き)042