22日:3時半目が覚めた、昨夜の宴会疲れが残っていたにも拘らず開かない眼で濃霧の中、川へ向かう。レインボー狙いで前回に実績のあったポイントなので期待していったが、前日までの大雨でかなり増水、濁りが入って川底が見えない・・・どうしよう??同行の2人も困惑顔。移動の時間も無いので入ってみることにした(内心絶望的?)。
緩い流れにカズさん、ヤナギマスさん。ゴンゴン本流は自分が入る。昨年と一緒のタックル1979年製初期のHardy Graphite 9’3”# 7/8に4”EXTを装着してセミダブルに、ReelはHuskyに流れが速いのでRioのウィンドカッターインターチェンジャブル#8/9にシンクティップタイプ5をセットした。しかし、あっと言う間に流される・・・とりあえず一通り流し、今度はミッドスペイ#6/7Fに換えてグレートセッジ#6も流してみる・・・無反応???
2人が来ないので様子を見に行くといい感じの流れ。聞くとライズもあり何度かチョイスがあったようだ。再びタイプ5に換えてカズさんの後にベタ底を流すと根掛かり、気を取り直してキールフックのストリーマーを流れに馴染ませていたらいきなりゴン!と来た!!なんかローリングしている?上がってきたのはやはり小振りのS鱒、手早に写真だけ撮り丁寧にリリース。ここで朝食の時間なのでホテルに戻った。
ナビをセットし一路、阿寒湖を目指す。途中のナビゲーション「このまま、道なり40km先右折!」とか「道なり35km左折!」皆で爆笑!!やはり、広大な北海道である。昼前に阿寒湖ボートハウスに着くと知り合いが来ていた。ティムコのT瀬さん毎年ここでお会いしている。後輩S戸くんの上司でもあるので近況を聞いてみた。早速、桟橋でフローティングワカサギを漂わせるとガバッ!乗らない??次もガバッ!掛からない??ヤナギマスさんもフライ換えて投げると、ゴボン!乗らない??やはり、散々いじめられているのでかなりスレッカラシになっている。諦めて阿寒川に行く事に・・・未練があるので最後にマラブーストリーマーをキャストしてみた・・・・快心ヒット!?喜びもつかの間、アメマスは湖底に戻っていった。(泣
阿寒川の超有名ポイントホテル跡に着くと夕立で暫し休憩、雨が上がり漁協のトクさんと1年振りの再会!状況を聞くとデカイのが入っているようだが、連日攻めているのでかなり渋いとの事。いつもの巻き返しに行くとデカイのが2匹浮いていて何かにゆっくりライズしている。「これは頂き!」しかし、川に降りる時滑ってドボン!!と落ちてしまった。暫く休ませてウェットセッジ#6をドライシェイクして水面を流すとゆっくりと口先が出てきてフライを吸い込むように喰らい付いた。50オーバーなのでかなり重い引き!流芯に入られると止められない!!なんとか巻き返しの中でネットに収めた。暫し撮影会^^;
ここで、またスコールのような雨!同じフライで今度は流芯をドリフトさせると突然デカイ奴がひったくるようにヒットした!豪雨で増水の中ジャンプされ、4Xはあっさり切れてしまった。たちまち川が濁ってきて撤退を余儀なくされホテルに向かった。逃がした魚はデカイと言うが60クラスだった。(大泣
ホテルでチェックインし、イブニングに向かう。場所は小島前のボッケの崎。しかし、かなりのフライマンが立ち込んでいる。仕方なく昨年の小島正面へ今年はモンカゲは10日程遅れているのでユスリカとワカサギの釣りのようだが、今一、自分の釣りが出来ずに悩んでいた。結局、程ほどのライズはあるもののヒットに至らないでこの日は終わっていった。ホテルに戻ると、サトウさんが到着していた。彼に会うのは何年振りだろう。夕食後買出しをして部屋で早速宴会!しかし、連日の早起きで睡魔が襲う!お開き後そのまま爆睡してしまった・・・・・・明日は1日、本命の阿寒湖で昨年より大物を狙う!!