☆新鮮つがる日記☆

青森県津軽地方の旬な情報をお届け!観光の情報に限らず、文化・生活など様々な面から津軽の魅力を全国の皆様にお伝えします!

新緑の”白神山地”

2009年07月20日 08時13分00秒 | Weblog
  こんにちは、営業の一戸です。 先日とある旅行会社さんの企画しました、白神山地の日帰りツアーに、モニター(いわゆる下見)で参加して来ました。 晴天に恵まれ、絶好のトレッキング日和となり、ついつい仕事を忘れてお客様気分で行っちゃいました。
  弘前の各ホテルから、ホテル関係者さんが続々合流し、私を含めて合計18名にて暗門へ向け朝9時頃出発しました。 バスに揺られて約1時間で、休憩所・観光案内所の「アクアグリーンビレッジANMON」へ到着。 駐車場を見ると、個人の車も結構いるんですが、当社へほぼ毎日来てくださるコースナンバーのツアーのバスが5~6台あり、改めて白神山地の人気を感じました。 
  そこでプロのガイドさんと合流し、またバスに乗車して15分ほど更に昇り、展望台「津軽峠」に到着。 バスを降りると、すぐ近くに登山道の入口があり、綺麗に舗装された遊歩道を歩いて10分程行くと、ブナの木の主樹齢400年の「マザーツリー」が聳え立っていました。 その威風堂々たる存在感に圧倒されてつつも、その何とも言えない神がかった力に少しでもあやかろうと、皆がぺたぺた触ったり抱きついたりしていたんですが、ガイドさん曰く、気安く木に触れたりするのは日本人特有の行動だそうで、外国の方は、恐れ多い感情だったり、逆に当たり前すぎてだったりして、まず触ったりしないんだそうです
  一行はバスの方へ戻り「さあ、またバスに乗るのか」と思いきや、今度は車道からすぐ脇の何も目印がない木が生い茂った斜面を指差し、「さあ!ここから少し登るよ!」。 皆が驚きの表情を浮かべつつ、ガイドさんに従い、約15分くらいの斜面を登ると、なんとそこには10メートル四方位のブナ林に囲まれたフラットな広場が目に入ってきました。 そこには本当に簡素な造りの2~3人座れる位の木材で作られたベンチが5~6脚あるだけ。 
  昼食のお弁当を食べながらガイドさんに教えてもらったんですが、ここは本当は教えたくない特別な場所で、エコ・遊々の森」と言う、観光地図にも載っていないシークレットゾーンだそうです。 そして環境保存のために多くの人をいれさせたくないため、1日最高でも20名までしか入れないと決めてるそうです。 また歩く道もあえて伐採して作るなどもってのほかで、足で踏まれて壊された箇所の復旧のために、来年は同じ道を通らない等、そのガイドさんの白神山地に対する思いの深さに本当に感動しました。 
 午後3時には弘前の各々の場所に下ろしてもらい、旅行は終わりましたが、今でのあの特別何も見るものはないながらも、ブナ林に囲まれたヒーリングスペースにいるだけで、時間や普段のいやな事も全て忘れさせてくれる、本当に貴重な体験をさせてもらった感動だけは忘れられません。 
  長々と書いてしまいましたが、この感動はまだまだは説明が足りないくらいですので、ぜひ皆さんも実際に体感して欲しいです。  もしこれを見て興味をもたれた方がいらっしゃいましたら、いつでも私までお問合せ下さい。 ご紹介致します。