読書離れからの復帰、リハビリにはちょうどいいかも…。
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カレイドスコープの箱庭
著者:海堂 尊
発行:宝島社
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そんなふうに思って手にしたのですが、この本、結構長いこと読みさしにしていました。
この本ですら。
普段ならば、ザックザックと読み進めて読み終えるような感じでしたのに。
さて、この物語。
田口&白鳥シリーズの1冊ですから、本流といえば本流。
でも私にとっては、権ちゃんメインのお話のほうが本流だったりします。だって、いちばん長いこと登場している人物ではないでしょうか。権ちゃんって。阿修羅時代に、クイーン時代、そして腹黒院長時代。セリフは少なくてもインパクトはあるんですよね。
そして、権ちゃんの丸投げがあってこそ、田口先生の見せ場があるわけですし。
今回の事件は、病理診断の誤診に関連するもの。
行灯は牛丼を救えるか?
ミステリとしての筋はそこですが、ひさしぶりに、白鳥にやりこめられる田口先生という場面が満載です。
けれども、もろもろのシリーズの読者にとってうれしいのは、やはり同窓会的要素でしょうか。
懐かしいあの人が!おお、あの人も!という楽しみ。
懐かしすぎて、こういう人なんだっけ?ってと思ってしまう私は、やはりなんちゃってファンなのだと思います。
うっかり、ドラマの時の俳優さんで思い浮かべちゃいましたもの。
そういう人のために、この本には加えて、この本には年表や、登場人物一覧などのおまけがついています。
ふと、思います。
権ちゃんのお葬式は賑やかだろうなぁと。シリーズ横断、オールスター勢揃いだったりして。
渡海さんとかにも来てほしいけれど、無理でしょうか。
…いや、渡海さんのほうが先か、もしかして。
いやいやいや、そもそも勝手に殺してしまってはいけませんでした。
っていうか,存在すら知らず。全くノーチェックでした。
シリーズは全部読んでいるつもりだったのに。
しかも今調べたら6月にも新刊が出ていたみたいだし。
ちょっと,食傷気味になってきた感もありますが,
ここまで読んでくると読まないと気持ちが悪いようなww
というわけで,早速図書館に予約します。
教えてくださってありがとう~!
それにしても、どこかで「シリーズ最終巻」という文字をみた気がしたのに、いったいどのシリーズだったんでしょうねえ。
>ここまで読んでくると読まないと気持ちが悪いようなww
まさに!
「アクアマリンの神殿」?
一応、予約しておきました。
っていうか、もう、読むしかないよね…みたいなww
ですよね w
もう、おもしろいからとかそういうことより、見届けたいとか、そんな感じ。
私もいずれ読みたいと思います。アクアマリン。
きっと、それはかもめさんのほうが、読了早そうです。