青草俳句会

草深昌子主宰の指導する句会でアミュー厚木での句会を主な活動としています。

結社誌「炎環」に掲載されました

2019年11月03日 | トピックス

「青草」会員の日下しょう子さんの一句が、結社誌「炎環」に掲載されました。

 

俳誌拝読    
 虚と実の間へ   近 恵  

 木の芽張る狸の糞のひとところ    日下しょう子

 

「青草」2019年秋季号より。

木の根元近くに狸のため糞がある。

かなり臭い筈だ。しかしその上方に伸びた木の枝にはしっかりと張った木の芽が。

ユーモラス、かつ繊細な観察眼。

まるで狸の糞も栄養として木の芽が膨らんでいっているようである。 

 

(『炎環』2019年11月号 所収)


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