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よみガエル日はアマ蟷螂

コカマキリ&アマガエル飼育の日々

あるカエルの呟き。

2013-06-25 | アマガエル

どういうわけか、広い建物に入り出られなくなった私。

手足と腹に傷を負い、物陰に隠れておりました。


しかし、水分を補給しないことには死んでしまうので、
意を決して水場を探すも、傷ついた手足にゴミがくっ付いて
上手く動けない。

意識も遠のいていく中、上空でなにやら人間の声が聞こえていたのでした。



あれから、何日が過ぎたのか、、、。





今は、狭い箱の中です。

休める葉っぱがあるけど、今まで乗ってきたのとは少し違うような。

すぐ下には小さいながらも水場があり、とりあえず安全みたいです。


1日に1回、天井が開いて人間の指が伸びてきます。




連れていかれた先には、なんと仲間がいて驚きました Σ(゜д゜lll)





この場所でじっとしていれば、何故か空からポトポトと虫が落ちてくるのです。

先に来ていた彼は、虫を2匹ほど食べると、外に向かって飛び跳ねていきました。

人間は、とても慌てています。




食べた虫は、今まで経験したことのないものでした。

これ以上降ってこないようだったので、外に出ようとしたら、




人間の手が伸びてきました、どうも乗れということみたい。

人間は、私を手に乗せて何か四角いものを向けてきます。

私は、まだ体力も完全には戻ってないので、大人しくしています。

人間は、何か私に話しかけてくるのですが、言葉がわからないので
私はじっと見つめるだけです。


しばらく人間の手の上にいましたが、そのうちに元いた箱の入口に
連れていかれました。



人間の指に促されて、私はまた箱の中に戻ったのでした。




こんな感じの毎日が続いていますが、体の傷もだいぶ良くなり
体力も戻ってきています。

私は、これからどうなるのか?

あの仲間のカエルは何処に行ったのか?

わからないことだらけですが、今は何も考えずに傷を完全に癒すことに
専念しようと思うのです。