おばちゃんが鯱のお膝元で鹿愛を叫ぶ

鹿島とかスヌーピーとか、とにかくぶつぶつ語ります。
贔屓目たっぷりですので、不快に感じたらそっ閉じでお願いします。

もとやんに頑張れって言いたいので、ぐちぐち思い出を書いてみる

2015-11-27 23:10:47 | 鹿島アントラーズ
なんだか想定外に悲しいですよ。

もとやんの写真を見るだけで涙が出てくるし、話題を読むだけで胸が苦しくなるし…

いやいや、そんな参ってしまうなんて思ってなかったんですよ(´・ω・`;)

そこでちょっと、未練がましくもとやんへの想いを書いてみようと思います。


合同引退試合でのもとやん。


上手い人いる!と思ってとにかく撮ってただけなのに、もとやん率の高いこと…(^_^;)






私が完全に鹿島にどっぷりはまったきっかけは、鈴木隆行でした。

日本代表で見た鈴木隆行のサッカーに魅せられたのがスタートだったのは、最初の頃に記事に書いた通りです。

でも、最初はまったのは代表の試合がきっかけだったんですよね。

それがなぜ、鹿島にはまったことになったのか?

それは当時いた鹿島の選手がすごかったから、に他なりません。

鹿島の選手はどの選手も好きでしたが、当時日本人初の10番を背負うことになったもとやんは格別でした。

本当にうまいんですよ、サッカーセンスが抜群で、トラップもパスもとにかく足元の技術は当時最強の鹿島の中でも群を抜いていました。

ボールを持つ度にため息が出るほど。

鈴木隆行の技術じゃないサッカーも好きでしたが、もとやんは次元の違う、魅せるサッカーを教えてくれたのです。

それでいて、キーパーの後ろにこっそり残ってボールを置いた瞬間にサッと奪い取ってシュートしちゃう泥臭さも持ち合わせていました。


今年のFCソウル戦ハーフタイムの練習。なんか上手い人いると思うと100%もとやんなんですよね…






でも、本人自身はとても優しい柔らかい人ですよね。

篤人が言っていた、「鹿島のお母さん」という表現が頷けます。

誰もが慕う、もとやん。

サッカーやってるときはめちゃくちゃカッコいいのに、普段の仕草はなんだかかわいいんですよね。

このブログでも何回か話題にしましたが、本当に「こんな36歳、いる?」ってくらいに和みます。

笑顔がフワッと優しくて、周りへの気遣いが半端なくて、いつもニコニコ楽しそうで…


ピースが可愛すぎるもとやん。


岳とヤスをよしよしするもとやん。






もとやんが手術をしたのは、2008年のシーズンオフだったと思います。

水腎症。

シーズン中に判明したのに、チームを抜けることはできない、と、シーズンオフまでそのままプレイし続け、ほぼフル出場してリーグ連覇を果たしてから手術を受けたんですよね。

あのときは泣いたなぁ…

だって、水分だって摂取制限あるような状態で、普通なら即入院手術、みたいな病気患ってるのにおくびにも出さず、最高のプレイでリーグ連覇まで連れてってくれたのは間違いなく当時選手会長だったもとやんでしたもん。

ありがとうと共に、無理をさせてごめんって気持ちがブワッと沸いちゃったんですよね…

彼ほど、10番という覚悟を背負った選手はいなかったのではないでしょうか?

もとやんはいつもニコニコ柔らかい雰囲気だけど、本当に漢ですよね。


合同引退試合の前のトークコーナー、もとやんだけめっちゃ明るくキレイに撮れてました。


最終戦の場内1周でも、先頭の方を歩くもとやん。








本当はもう1つ、書きたいエピソードがあるのですが…

これは、もう書く日を決めてますので、ここでは書きません。

もとやんは、鹿島にいつもいて、オガサとはまた違う鹿島の象徴でした。

まだ、ありがとうは言いません。

選手として頑張ってほしいから、ありがとうはまだ先に取っておきます。

サヨナラもまだ言いません。

てか、絶対鹿島に戻ってきてほしいから、サヨナラは言わない。

他所に行っても、もとやんはその柔らかさとしなやかな強さで私を惹き付けて止まないのでしょう。

魅せつけてくださいね、美しく強いサッカーを。

頑張れ、本山雅志