サッカーしている人にはたまらない一冊なのかもしれないけど。。
「バッテリーのサッカー版」という本屋のお勧めの一言に騙され買ってしまいました。。。。
だけど、、、うすい、、、うすっぺらい。。。(小説としての内容がね)
龍時という人物像が見えてきません。
サッカーのシーンとかはものすご~い細かい描写なのにね。
細かすぎてサッカーをしない人間にはさっぱり理解不能です。
私はダンナがサッカー好きなのでサッカーを見るようになってから20年以上経つし、
基本的なルールは分かるけど、、、、、ムリ。。
それに、、日本の少年育成のやり方にかなり不満があるらしくて
かなりくどくど不満をかいています。
スペインの少年サッカーは時間を掛けて取材したらしくて
それについてもかなり詳しくかいてあります。
も一つ、日韓共同開催ワールドカップの時の、
日本対トルコ戦の実況(?)戦術(?)・・・・・誰が何処にパスしてどうたらこうたら。。。
韓国戦の怪しい審判についても不満たらたら。。。
この人は何を書きたかったんだろう。
サッカー教本・・・・「これが出来れば世界がねらえる」
日本サッカーの少年育成について・・・・「日本サッカーの将来を憂う」
スペインの少年育成の現状・・・・「世界のサッカーはこれだ!」
試合のニュース記事・・・・「日本、トルコに惜敗」、「韓国の怪しい笛」
いやいや、盛りだくさんな内容でした。
龍時はどこ?
あまりの内容の無さ(小説として)に途中で読むのを止めてしまいました。
私に途中で読むのを止めさせるような小説、、ある意味スゴイ。
私の評価は★☆☆☆☆
作者の野沢さん、亡くなっているのに酷評でゴメンね。