ギャラクシィ日記

SF好きな主婦の・・・ガーデニングな日々。手作りも大好き。

『ナーダ王女の憂鬱』 ピアズ・アンソニイ

2006-01-13 | 

 
 「魔法の国ザンス」シリーズの第16巻。
15巻が出てから1年半、いやいや、長かった。。。
 この本は昨年の5月に発売されて即買ったんだけど、
大事に読みたかったので、ずーっと本棚で待機していた。
年末風邪をひいて家で一人留守番だったのでゆっくり読書タイム。
あぁぁ、、、読み終わっちゃった。

 このシリーズ、実世界に隣接して「魔法の国ザンス」があるという設定。、
フロリダ半島にあるらしい。
ダジャレで出来た魔法の世界なんだけど、
原作が英語なので、ダジャレも英語、
言語で読めれば、もっともっとおもしろいんだろうな。
でも、シリーズの初めの方はもっとファンタジーファンタジーしていて、
こんなにダジャレ満載じゃなかったんだけど、
何時からこんな調子になっちゃったんだろう。

 一応、一話完結なので一冊だけ読んでも話は分かるけど、
登場人物はずっとつながりがあるので、
初めから読んだ方がより楽しめる。
そのお話によって主人公が変わるんだけど、
前巻脇役だった人が次は主人公になったり、
主人公の子供が次の主人公になったり、
16巻ともなればそろそろ家系図が欲しくなってくる。
 ザンスでももちろん恋愛はあるんだけど、
それは、『大人の陰謀』と呼ばれ、
子供はこの陰謀を知ってしまうと大人になってしまうので、
登場人物はみんな『大人の陰謀』は隠している。
・・・・・ラブシーンなんて無いから、子供に読ませても安心よ。

 いったい何時からこのシリーズ読んでいたんだろう。
第一巻『カメレオンの呪文』は1981年に出版。
出てすぐに読んだから、、24年間か。。。
 アン・マキャフリィの『パーン』シリーズも1982年から続いている。
この2つのシリーズはとっても大好きなシリーズで、
続巻が出るのをいつも心待ちにしている。