アシモフの推理小説。
化学者でもあったアシモフが、
『自分のベンチ』を描いたのだろうか。
老教授キャップに、アシモフは誰を、何を投影したのだろう。
最終通告をされたブレイドが開き直って
今までいいように扱われてきた同僚、先輩、上司に
反撃する場面は痛快だ。
アシモフの書いたものを読むと
どんなに平穏に見えても、人生は『闘い』だと思わされる。
刑事ドニーヒ。
なんとなく脳内で小池朝雄さんが吹替えてくれていたのだが
後書きの解説を読んでニヤリ&へえ!
刑事コロンボを彷彿とさせられたのは
私だけじゃなかった。
ただし、この小説が書かれたのは
コロンボが登場するよりも以前のこと。
つまり、コロンボがドニーヒをほうふつとさせるというべきなのだ!
素人にも、自分の無知さ加減を恥じと感じさせること無く
専門分野をとくことができるというブレイド。
彼のこの素敵な特性を初対面で見抜くことができたドニーヒは
さすがに『人間を見るプロ』だ。
読んでいる私も、ブレイドに対して
そう感じられれば、もっと彼に対して感情移入できただろう。
全然人間に対する修行が足りないなあ(笑)
化学者でもあったアシモフが、
『自分のベンチ』を描いたのだろうか。
老教授キャップに、アシモフは誰を、何を投影したのだろう。
最終通告をされたブレイドが開き直って
今までいいように扱われてきた同僚、先輩、上司に
反撃する場面は痛快だ。
アシモフの書いたものを読むと
どんなに平穏に見えても、人生は『闘い』だと思わされる。
刑事ドニーヒ。
なんとなく脳内で小池朝雄さんが吹替えてくれていたのだが
後書きの解説を読んでニヤリ&へえ!
刑事コロンボを彷彿とさせられたのは
私だけじゃなかった。
ただし、この小説が書かれたのは
コロンボが登場するよりも以前のこと。
つまり、コロンボがドニーヒをほうふつとさせるというべきなのだ!
素人にも、自分の無知さ加減を恥じと感じさせること無く
専門分野をとくことができるというブレイド。
彼のこの素敵な特性を初対面で見抜くことができたドニーヒは
さすがに『人間を見るプロ』だ。
読んでいる私も、ブレイドに対して
そう感じられれば、もっと彼に対して感情移入できただろう。
全然人間に対する修行が足りないなあ(笑)