小梅日和

きのう今日あした

点滴ショック

2005-04-26 22:05:53 | きょうのできごと
きのうおとといからの風邪が思いのほか長引き、今日は学校に行かず。
いつもと違って食欲がない。昼過ぎにのっそり起き上がり、だるくて熱い体を抱えて近所の病院へ。ちょうど雨が降り始めて、春先のやわらかい雨の気配があたりを包む。灼けたアスファルトが雨に濡れたにおいと、突然降り始めた雨に通りを慌ただしく走る人たちは夏の夕立を思い出させた。すいません、ひさびさに本なんて読んだもので影響されてます
「点滴でもしますか」えーそんなあっさり先生!食欲がない、気持ち悪いと症状をいうと、最近おなかにくる風邪が流行ってるんだそうだ。私の体も案外ミーハーらしい。小1時間というから、雨宿りついでに点滴されることにする。点滴なんて人生始まって以来2回目の経験。1回目はいつだったかも覚えてないけど。針が入る、しばしの緊張。点滴の入る右手がひんやりとして、薬が入ってくる感覚。しばらくは1分1秒が長く感じたものの、そのうちリラックスしてしまい、完全に眠ってしまう。そしてあっという間に人生2回目の点滴は終わったのでした。

家に帰り、病人は暇を持て余しておるので本を読み始める。こんな時でもないと最近はなかなか本が読めない。前から買ってあった山田詠美の「姫君」。この短編集の1編目で完全に私は山田詠美の手に嵌る。トキ兄がかなりいいです。聖子もかわいらしい。あたしも自分が大好きな部類の人間なので、こういう人たち、すき。聖子のしゃべることがいちいち粋でかわいいんだよね。山田詠美の本を読むと

まず、恋人に逢いたくなる。
そして、恋人との会話を楽しみたくなる。(そのほかいろんなことも)
さらには、新しく恋してみたくなる。

まさに恋のための文学だと思います。山田詠美の本の男の子たちはみんな恋愛において正直でオープンで女性を上手に喜ばせる方法を知っている。またそれをひけらかしたりしないところが素敵。
そして、2編目の「検温」は椎名林檎の世界だなあ!ってかんじ。まさに。ストーリー部分のですます調と普遍的で心的な部分を描写した部分の構成とが。町田康はパンクとか音楽と文学の関係に思いを馳せてしまいます。この物語のラスト一行が、私はとても、すき。

最近夢をよく見るようになった。ここ何年かろくに見た記憶がなかったのに、へんなの。
あしたは面接だ。なにいうのかな、あたし。

風邪をひいたひょうしに

2005-04-26 01:17:38 | きょうのできごと
風邪ひいた。
毎年この時期になると風邪をひく私は季節の変わり目に弱いのだろうか。けどそんな繊細さいらない。あんまり春はすきじゃない。ゆううつになる。全てのものが気力に満ちてまぶしくて、私の目をくらますのです。でも今年は変な感じだな。就活で学校にも行ってないから、そのまぶしいものの筆頭である新入生に会ってないからかも。

ハーゲンダッツのあたらしいやつ、ラズベリー&パンナコッタおいしい!!
ハーゲンダッツは大好きだけど今までの中でもかなりのヒットですバニラじゃなくてパンナコッタってとこがいい。ハーゲンダッツの250円カップって1個全部食べるにはちと重いけど、これはラズベリーの甘酸っぱさも手伝って重すぎず。同時にでたココナツ&マンゴーもマンゴーの部分がおもいっきりマンゴーでおいしかったけど、ストロベリーブルーベリークランベリーなど根っからのベリー好きな私にはやはりラズベリー&パンナコッタです。

明日は学校。まぶしさに打ちのめされに行こう。