子は親を想う

尊敬する人は誰ですか？

と聞かれたら、誰と答えますか。
この回答で最も多いのは「両親」という答えらしい。それは、ちょっと前のあたしにしてみたら信じられないような答えだった。私は親のことをまるで信用していなくて、自分でも同族嫌悪だとはわかっていたけど、特に同じAB型の父親のことを嫌っていた。ほんとに自分一人で生きていけると思ってた。
それが今日の朝ふと、父親のことを尊敬できるなあと思ったのだ。我が家は少し壊れていて、いろいろあったけど、それがあってからお父さんは変わった。前からしたらすごい変わり様。90°くらいは変わったと思う。優しくなった。しかも、50歳近くにもなってあれだけ自分を変えるのはものすごく大変で努力のいることだっただろう。でも、それをお父さんはやってのけたんだ。
人は歳をとっても、まだまだ成長できるんだなあと偉そうに思ってみたり。

そういえば最近白髪が増えた、私の尊敬する父親なのである。

２階から目薬

目薬が苦手です。
あのさす時の緊張感。目の前で雫がふるふると揺れる、瞬間といったら。私はめいっぱい見開いてるつもりなのに、たいして開いてないんだろうなあ。私は目薬が自然に落ちてくるのを待つタイプです。ぐっと押して雫が落ちれば、それで終わりなのに、その「ぐっ」ができない臆病者です。そのあーもうすぐ落ちてきそう…くるくるー、こわいこわいっていうのがすきなんだろうか。だとしたらそーとーきもいなそんでもって無事雫が落ちてくると覚悟してたはずなのに、体がビク！となってしまい、その様子はまるで小学生、もしくは小動物の様を呈しております。これがまた、そーとーにはずいどうしたら、かっこよくキリッと、しゃっきり目薬がさせるのでしょう。どこかで、同じようなことをコラムニスト？エッセイストのような方が書いていらしたのだが、答えはみつかったのでしょうか。みつかったらぜひとも教えてほしいものです

あー。疲れきったわたしは今生き物を欲してます。
わたしの全てを肯定し、あたたかくやわらかいすてきな生き物

なにもない

なんにもない。なんにもない。
毎日まいにち学校と家の往復。パソコンの画面と数字とばかり距離が近づいている、データ解析の日々。かわいい下着もかわいいお洋服も、見せる人がいないんじゃつまらないよー。
帰って来て服を脱いで思う。今日もごめんね。日の目を浴びることなくごめんね。

ウエハースの椅子

連日更新、年末衝動買いシリーズ第３弾
実はこの「ウエハースの椅子」はQ&Aより前に読み終わってたもの。いろいろあって書きそびれていた。大好きな江國香織さんの恋愛小説。主人公の「私」は画家で不倫をしている。「私」の家を訪れるのは恋人と妹と野良猫、そして絶望だけ。淡々と語られる小学性の頃の思いでや家族のエピソードは、まさに江國節ゆっくりと流れる日々の中で、現れる愛することの絶望と、ほんの少しの狂気。（といっても私には狂気に感じられなかったけれど。）不倫をしている人も、そうでない人も共感できると思います。

人をほんとうに好きになることは、絶望と同意義なのです。
わたしは「愛」という言葉がきらいですが、それもまた絶望なのでしょう。それはその人を失うことを否応なく覚悟しなければいけないから。その幸せが壊れることを考えてしまうから。自分の世界に自分とその人しか存在しないなんて、この上なく恐ろしいことだ。そうなったら終わりな気がする。だって、ずっと絶望と向き合わなきゃいけない。閉じ込められている。
私たちはけものだ、って本文に出てくるんだけどそうだと思う。ほんとうは愛しあうことしかないのに、それしかできないのに、絶望と出会うのが怖くてきっと仕事とか社会のしくみを作って目をそらしているのだ。閉じ込められないように、逃げ場をつくって。

幸せはウエハースで作った椅子のようなものだ。
目の前にあるのに、椅子であるのに脆くて決して腰をおろせない。

江國さんの小説は、わたしが飲み込めずにいることをとても心地よい言葉で紡いでくれる。

Q&A

やーやー、やっと読めましたQ&A。
年末衝動買いシリーズ第２弾もはや年末はとっくに過ぎてますが。
「六番目の小夜子」で有名になった恩田陸のミステリーです。あたしがミステリーを読むようになったのは恩田さんの作品から。恩田さんのは学生がででくるのが多くて、怖い中にも思春期のあやうい感じや、もうとりもどせない時間、瑞々しさが描かれているところがすき少し現実から離れたノスタルジックな感じ。Q&Aはめずらしく若者が主人公じゃない作品です。


これからあなたに幾つかの質問をします。
ここで話したことが外に出ることはありませんーー。

2002年、２月１１日午後２時過ぎ、都内近郊の大型商業施設において重大死傷事故発生。死者６９名、負傷者１１６名。未だ事故原因を特定できずーーー。

ね？怖いでしょ？怖いでしょ！これだけで怖いんだもんなあ。この小説は全編質問と答えで構成されてて、それが題名のQ&Aになってるんだけど、その質問というのはもちろん大型商業施設Mで起きた事件についてのもの。この形式も新鮮。被害者やその遺族、救助にあたった消防士など、いろんな形で事件にかかわった人物からのいろんな証言や会話で物語は進んでいく。でも、恐ろしいのは原因が解明されないこと。現場からは火災の跡や凶器、有害な物質は見つからず、被害者はみんなが逃げたから逃げたと口々にいうだけ。これはただの集団パニックか、政府の陰謀か、それともーー。

読んでるうちになんともいえない恐怖と不安感に襲われる。原因が謎ということの生理的嫌悪感といったら。それでも謎のまま物語進んでいくのです。あと、こんな事件が実際に起こりそうで、なんていうか身近にある恐怖？あたりまえの毎日が、あたりまえの場所である日突然壊れること、それは十分にありえることで、それに対して人はどんなにもろく壊れやすいか、ということを考えました。そういう意味で、9.11のことが影響を与えてるのかなあと思ったり。夜一人で読んでると、もう怖いんだよねー！

でー、ラストなんですが。いろんなとこでいろいろ意見がでてて、賛否両論なんですが…。あたしはちょっと違うかなーって、思った。あれ？これで終わるの？！みたいな。でも、どっかで誰かも書いてたけど、あたしはいろんな人の証言から最終的に事件の全体像がみえてくる、みたいな感じを想像してて、というか期待してて。だからなんか肩透かしくらった感じなんだけど。でもこれで、原因わかっちゃったらなあ。むしろあのラストは謎がほんとに謎のまま終わっていく、事件の被害者の感覚を追体験させるためだったのかなーなんて。これで家族とか亡くしてたりしたら本当になんの救いもなく、苦しい。そうすると宗教に行き着くのもわかる気が、します。
うーん。

でもこの感じ、読んでみないとわかりません。

就活トラップ！

なぜスーツを着なければいけない日にかぎってこう寒いのか！
寒いっていうかね、もう痛い！の！前から吹き付ける容赦ない風と雨が。雪は結局降ったのかなあ？？とにかくもう寒さに耐えられなくて、セミナー後さっさと引き上げてきたよ。今日は鉄道会社です。一応いっておくと、わたくしはまったく電車には興味がございません。でも、とりあえずいってみる。何か発見があるかもしれないし。そしたら、けっこうよくて鉄道会社も不動産ディベロッパーみたいなことやってるのねー。駅ビルとかのお店を誘致してくるのとか結構おもしろそう。でもそういう駅ビルとか、不動産の大企業がやってるコレド日本橋とかの複合商業施設が百貨店のライバルになるんだよなーって、いつのまにかやっぱり百貨店視点で見ちゃってるんだよね。そんなに好きなんだろうか百貨店がー。

住宅会社に勤めてるゼミの先輩に就職の相談でメールをしていたら、自分が何を一番優先したいのかもう一回考えてみたら？？っていわれてちょっと凹む。自分ではかなり明確になってるつもりだったんだけど、改めて考えてみるとやっぱり曖昧だった気がした。バリバリ仕事するのか、それとも仕事も遊びも趣味もほどほどにバランスよくやるのか、結婚しても仕事したいのかとか基本的なことから。事務と迷ってて住宅営業なんかできないんだよねー。きっと。うーん、うーん。男の子はいーよなあ。結婚とか考えなくていいんだもん。ていうか、わかってるんだ。あたしは生活を充実させたい方だって。だってあたしが一番向いてるのって主婦だもん！自分の手の届く範囲を完璧に整えて、インテリアとかに凝って、お稽古通うの

あー。なんかつまんないこと書いちゃった。
中途半端のまま、終わる。

きょうもいつもの睡眠不足

ねむいねむいねむいー！
いろいろ書きたいことがいっぱいあるのに全部眠気に流されてゆく。今日は一日中ゼミの調査をしていて知らない人相手に２５人も調査とって自分よくやった！！と褒めてあげたいこととか、同時に最近ほんといろんな人に助けられてるなあと実感し、人間関係とか助け合いって大事なんだなあと今さらながら思って昔のほんとの本気で一人で生きられると思ってた超個人主義な自分のことを馬鹿だったなあと思ったこと、学校に９時近くまで残っていたことの奇跡、新ドラマ「H2」観たけどあれってどーなの！堤幸彦！てか主題歌歌ってるKって誰？なんてことをゆっくりじっくり書きたいのはやまやまなんですが連日の睡眠不足と夜型人間改造計画推進のため、本日はここまでとさせていただきます。

あと私は日付けが変わる前に家にいることがあまりなかったりするので、いつも今日のことと思って書いてても翌日の日付けというのはよくあることです。そしてたまに早く帰って来て書き込むと今日２度目だったりして、けっこうマメに書いてるのになんか損した気分。

目の下のくまが消えますように

就活日和

寒い！寒すぎるー。
今日は全然就活日和なんかじゃない。スーツ寒いんだもん！スカートなんて無理ー。高校生のときはなんであんな短いスカートでうろついていられたのか。といってもあたしはそこまで短くはなかったけども。今は毎日ババシャツとスパッツが手放せないもんね。色気よりおしゃれより冬は体温これ乙女の常識！身体冷やしちゃいかんのだー女子は

さて本題。
今日はインテリア会社のショールーム見学へと出かける。はじめは緊張したけど、結局就活はどこへやら、やっぱアジアンモダンだよねーセンスのいいリゾートホテルの部屋みたいにしてーでもでも和も捨てがたいな、あ！部屋ごとにテーマ変えるのもいいかもなどと理想の部屋を思い描くことに終始してしまうわたし。楽しかったからいいのだ。社員の方々の働く様子もさりげなくチェックしたし
その後は百貨店の会社研究のため、実際の店舗へ行ってみる。当然だけど、お店によって雰囲気が違うんだなー。でもやっぱり地下の食料品売り場はどこもいちばんエネルギッシュでたのしいそして、またしても餃子の試食などをしてしまい本当の目的を忘れている自分に気づく。
でも、百貨店で働きたいって気持ちは強いけど、具体的にどんなことをもって最高のお客様満足とするかってことを考えるとまだまだ答えがみつからない。うーん。
もうそろそろOB・OG訪問をしようと思ってみる。が、全く知らない人にメールするだけでも疲れるのに、会って話すとなったらもう…でもメールは確かに情報があれしかないからよけい難しいし、言葉のひとつひとつに気を使う。実際に会えば、その人の雰囲気とかである程度間を読めるけど。私達のコミュニケーションはほとんど非言語的なもので行われているって、ほんとだよねー。と納得するわけです。
就活がんばろう

ノロウイルスの恐怖

最近世間を騒がせているノロウイルス。
あのお年寄りとかが集団感染してたくさん亡くなっている、あれです。そのノロウイルスの主な感染源は生ガキであるらしいという驚愕の事実が今日発覚しました。実は、数日前に友達が生ガキにあたって苦しむ姿をみていたわたしには、非常にタイムリーな話題。思わずその友達に電話してしまったほどよ。
まあ、何を隠そうこの私も去年の冬ノロウイルスの毒牙にかかってますからね。あんなに苦しんだのはおまえのせいだったのか！しかもノロなんてマヌケな名前のくせにいいようのない悔しさが込み上げる。奴らほんとにひどいんです。吐き気はすごいし、下痢するしで身体がどんどん衰弱していくっていうね…。しばらくはやっぱり牡蠣食べれなかったもん。しかも、治っても感染して２週間はうんこにウイルスが入ってて人から人へ二次感染する危険性もあるそうです。怖いー。ほんと恐ろしいですよ。
みなさんも気をつけましょう！
なんかわたし保健所のまわしものみたい。

星がきれいにみえるから

最近すごく目が悪くなってるのを実感する。
実は前からけっこう目が悪くて、いちおうメガネも持ってる。裸眼は右0.5、左0.25。今はきっともっと悪くなってると思うけど、裸眼。ほどんど意地。この頃まちを歩いてるといろんなものがぼんやり見える。あたしの視界はすこぶるソフトだ。現実感さえも薄れていく気がする。目が悪くていいことなんてないけど、それを思うといつも昔知り合いの女の子がいってたことを思い出す。
「ちょっとくらい目が悪い方が星とか夜景がキレイにみえるよ」
彼女はきっとロマンチストだったんだろうなそれでもあたしは、クリアでリアルな世界がみえたほうがいいって思う。目が良くなればいいのに。ものごとの本質も見抜けるくらい。

今日は一日中パソコンに向かってひたすらデータ入力。
自分が機械になった気分になる。ルーティンワークは嫌いじゃないかも気分を高揚させる音楽が不可欠だけど。たまには何も考えないっていう状態もいいものですしかし視力が落ちた原因は明らかにパソコンだなー。

今日ショックだったこと。
１　時計とお気に入りのブレスを、昨日新宿駅のトイレに忘れてきたことに気づいた。
２　小学校以来の友達からの年賀状が、仲間内であたしにだけ来てないことを知った。

２はリアルだなーどーなんだそれは！嫌がらせかー